バレエ鍼灸、バレエ整体、ターンアウト改善、解剖学講師兼フロアバレエ資格者による施術、アキレス腱痛、足首の捻挫、三角骨障害、股関節痛、膝痛、アラベスクラインの修正、フィギュア、新体操、シンクロジュニアの開脚改善、東京、代々木、バレエ治療院、鍼灸スペースあんじゅ

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ダンサーズ症例ケース

四回にわたって仙腸関節痛をご紹介しました。痛みの元は炎症で、ターンアウトの間違いやオーバーユースでおきやすいこと等をみてきました。けれど、治療をしても繰り返す仙腸関節痛がでてきます。
それも、生徒ではなく教師などに少なくないのです。生徒と違い、カラダの条件も良く、アライメントは補正しやすいはずなのに、また仙腸関節痛を起こす。

一体何が原因なのか?と治療していると分かってきたのが、顎関節症との関わりです。

復習がてらみてみましょう。
 

□仙腸関節痛と関わり合う主な関節
○股関節
○腰椎の椎間関節

仙腸関節痛みの原因は、仙腸関節にある炎症です。

そして、炎症がくすぶってしまうと他の筋肉に影響がでるようになります。
場合に寄っては、骨盤周囲の筋肉(殿筋や李状筋)が硬い時に、股関節の可動域が制限されている時に、その余波で仙腸関節が痛くなるケースもあります。これは骨盤周囲のつながりから考えると納得しやすいですよね。

けれど、これとは全く違う要因で仙腸関節痛がぶり返し、しかも長引くケースがありました。
それが顎関節症です。

□顎関節とは
上あごと下あごの関節で、これも球関節の一つになります

顎関節は、腰部ではなく頭部の関節ですよね。では、何故この顎関節が関係あるのでしょうか?

顎関節症と仙腸関節痛
 

□顎関節とアライメントのつながり
顎関節は、上あごと下あごの関節ですが、上あごは頭蓋骨の一部です。うしろ頭には大きな穴があり、そこに背骨がはまっている構造。
一番上の背骨のことを第1頸椎=還椎と言い、二番目の頚椎(軸椎)と一緒に頭部を支えています。
つまり背骨の一番上には頭があって、仙骨(尾骨を含む)はその一番下なのです。


□頭の位置がずれるだけで、腰部には大きな負荷がかかる
背骨のカーブは、頭部から始まるカラダの負荷を吸収するために緩やかなS字カーブを描いています。ダンサーや教師の中にはカーブがすくないストレートになっている方が少なくありません。けれど、インナーマッスルなど訓練された筋肉があるので、かかる負荷は調和がとれるようになっている訳です。

けれど、常に頭部がずれるような負荷がかかったとしたら?
特にポワントのボックスのように小さな面積でカラダを支えるクラシックバレエでは、1cmの重心のずれは、アライメントに大きく影響します。

さまざまなトレーニングでインナーマッスルを常に鍛えているのに、一定の時期になると腰を中心に不調がでる方には、受け口や顎関節症を抱えている方がいました。

こうなると、仙腸関節痛の治療で仙骨周囲と腰部大腿部だけを診て治療していても治療効果は持続しません。


バレエ鍼灸ができる事
 
□顎関節症を治すことで仙腸関節痛が収まる
歯並びそのものの治療は、歯科治療の範囲になりますが、噛み締めや顎関節症を緩めることはバレエ鍼灸の適応になります。

今の10代は、受け口や歯の並びを矯正することが一般的になっていますが、20年~40年前では、歯科矯正はさほど一般的ではありませんでした。クライアントさんの中には受け口を気にしているダンサーさんもいました。彼女は20代でしたが矯正はしていませんでした。

矯正技術や歯科技術は時代とともに大きく変化していますが、自分が子供のころに受けた古い歯科技術の後遺症に悩んでいる40代以上の方は少なくありません。その方々の多くの方は顎関節症を併発しています。


繰り返す仙腸関節痛に悩んでいるダンサーさん、教師の方々は、顎関節の状態を振り返って見てください。
 
 
 
 
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バレエ鍼灸
 
 
 
 
Posted at 13:10
どうすれば治るのでしょうか?

○炎症を抑えること
仙腸関節の痛みの原因は炎症なので、痛みを取るためには、これにつきます。

簡易的にできる方法としては
○ロキソニンテープを貼る
○ロキソニン錠剤を飲む
 

現在は、炎症鎮痛剤のロキソニンが薬剤師のいる薬局で手に入れることができるので、一番最初にできるのはこの方法でしょう。

けれど、このロキソニンでとれるのはできて直ぐの炎症です。
と言うのも、皮下に浸透すると言っても短時間であること、錠剤は痛みのある仙腸関節にできている炎症そのものにダイレクトに利くものではないからです。

この二つで解消される痛みであれば軽傷なので、後はアライメントを見直して、インナーマッスルのトレーニングを強化するなどすれば、訓練されたダンサーなら踊りに戻っていけます。

これは、他のケガでも同じです。
けれど、この方法でも解決せず、痛みが慢性化して一ヶ月以上痛い、また痛みがぶり返す、場合は、他の要因を考える必要があります。

前の記事で仙腸関節に何故痛みがでるのかの理由を書きました。
それは
□ターンアウトの間違い
□オーバーユース
で、

慢性化したり、ぶり返す仙腸関節痛の先はこんな状況が診られます。

○炎症の拡大 仙腸関節以外、骨盤周囲の筋膜にも炎症が出ている
○骨盤周囲の筋肉・腰痛きわの筋肉が硬くなる
です。

痛みをごまかしながら踊ってしまうとカラダのアライメントは崩れていきます。仙腸関節は骨盤のプレースメントに関わってくるので、しっかり踏めない状況で踊る訳です。そのため、かかる負荷を支える他の筋肉に影響が及んでいきます。

片脚で軸のアラベスク・アティチュードやデリエールのカンブレなどで痛いだけだったのが、負荷の少ない床に寝て抱えた脚を伸ばそうとしただけで、腰全体に痛みが走り、仙腸関節がぴりぴりする、と言うクライアントもいました。

ダンサー、教師は休めないため、ほとんどの方が痛みを抱えてそのままやり過ごそうとします。またレッスン生は痛みに無頓着な方も少なくなく、ロキソニンを貼って痛みをごまかしながらレッスンを続けていると言うこともあります。

最初に炎症が出ているだけの時に適切な治療をすれば尾を引かないのですが、下手をすると膝痛を再発させた人もいました。
 

□バレエ治療院あんじゅの治療
○仙腸関節を含め、炎症のでている部分にお灸と鍼をおこないます
-特にお灸の効果は高く、ロキソニンテープを貼るよりも楽になっていきます。
 
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○仙骨・骨盤・大腿部・腰部を含め筋膜や筋肉が硬くなっている部分を鍼で緩めていきます
-あんじゅでは鍼+血流をアップさせるのに効果大の温熱療法も加え、硬くなっている筋肉を緩めていきます。

○マニュピレーションを加え、スムーズに関節が動かせるように整えていきます
-炎症の度合いにも寄りますが、炎症が収まって筋肉が緩んでくると関節の動きも滑らかになっていきます。
 
(参考 治療メソッド

これらの治療は、バレエの解剖学と運動学が土台となっているので、軽傷の場合であれば一回で収まることも少なくありません。ぶり返す仙腸関節痛のケースは、少し様子を診る必要も出てきますが、治療をしっかり受けることで、痛みはなくなり踊りに戻っていけます。

仙腸関節痛の解剖から痛みの分析、治療を診てきました。
大切なのは,最初の痛みを見逃さないこと。そして簡単にできる対処をおこないアライメントを見直すことです。
それでも、治らない痛み(これがかなり多いのですが)は、しっかり治療をおこなうことが大切です。
 
さて、実は、繰り返す仙腸関節痛にもう一つの要因があることが最近見えてきました。それは、骨盤とは違う意外な箇所が関係していたのです。

仙腸関節痛の最後に、それを取り上げます。
 
 
 
 
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Posted at 10:17
仙腸関節とは、仙骨と腸骨(骨盤の広がっている部分)が合わさっている箇所を指します。
 
 
 仙腸関節痛、バレエ・ダンスの腰痛
 
 
□仙腸関節痛とは、どんなものなのでしょうか?
仙腸関節は、関節としてはそれほど動かない関節です。普通に生活している状態であれば、生理時に痛くなることがある程度です。
というのも、股関節や肘の関節のように脚や手がよく動かせるような大きく動く必要がないからです。仙腸関節関節は、骨盤と仙骨の隙間にある関節で、一番動くのは、出産時。
けれど、これがダンス、ことにバレエでは、仙腸関節痛は起きやすい症状になっています。
 
痛みの種類
◯鈍痛
◯ヒリヒリした痛み
◯動かすと痛い
◯仙骨が床に当たる痛い
などがあります。
 
痛みの原因は、炎症です。
仙腸関節が痛いときは、仙骨の際、腰骨の後ろから真ん中にかけて炎症がでていることが多く、これが痛みの原因になっているのです。
 
痛み共に出る症状
◯腰骨から上の筋肉がつっぱる
◯お尻が硬くなる
◯腰痛(L1〜L5)の上が痛くなる
◯背中を反らせなくなってくる
などの症状が合わせて出てきやすい。時には、腰の筋肉はガチガチなのに、仙骨周囲はゆるゆるという、急性筋筋膜性腰痛と似たような症状が出ることもあります。
 
では、
□何故、バレエやダンスにおいて仙腸関節痛が起きるのでしょうか?
考えられる原因
 
◯ターンアウトの間違い
◯オーバーユース
バレエ治療10年の臨床で、この二つに集約されると痛感しています。
 
ターンアウトの間違い
バレエにおいて股関節から脚を外旋させる=ターンアウトは我々日本人にとって本当に難しい。しっかり引き上げて股関節(ヒップソケット)から脚を外旋させていれば、それほど仙腸関節に負担はかかりませんが、それがうまくいかない時に、仙骨に負担がかかってしまいやすいのです。
では、海外のジュニアやプロのダンサーなら簡単にできるのか?というと、そうでないケースもあり、ジュニアのうちは5番ポジションではしっかりターンアウトしているのに、パのつなぎだったり、走って下手、上手へ移動するときなどを診ていおると、脚が縦になっている人は少なからず見られます。
 
オーバーユース
プロのダンサーでも仙腸関節痛をおこすことはあります。例えばディヴェロペでしっかり上半身を引き上げていれば、骨盤は安定した状態で必要な角度を保てるのですが、リハーサルが続いていたり、他の公演も重なっていたりすると、どうしてもコントロールが効かなくなってきて、腰にのっかってしまいやすくなってしまいます。その時負担がかかりやすいのが股関節とこの仙腸関節なのです。
 
ターンアウトの間違いみられる状況
人間のカラダはバレエを踊るようにできるいるわけではないため、全てのパを脚を外旋してできるようになるには長〜い訓練が必要だ、ということなのですが、その過程で起きやすいのが、このような状態です。
 
◯無理にお尻に力を入れてポジションに立つ
◯仙骨を立てようとして、骨盤ごと動かしている
◯プリエをする度に、お尻が出ないように腰回りに力をいれる
◯上半身を固めてアンシェヌマンをこなしている
 
オーバーユースで診られる状況
トッププロであっても、又、バレエ教師でも、カラダのコントロールをキープできなくなる場合もあります。ホルモンバランスの乱れや、長時間の移動、又、特に最近多い、多方面に動くコンテンポラリー作品などの影響もあります。プロの場合、仙腸関節に痛みが出ている時、柔軟なカラダだからこそ、他の箇所にひずみがでていたりします。
 
◯骨盤・トルソーの歪み
◯一過性の側弯
◯大転子の落下
◯膝と足首の捻れ
仙腸関節痛を伴う腰痛になったケースでは、上のような状態が多くみられます。
では、バレエダンスでの仙腸関節痛、どうやって治療するか?
これは、長くなったので、次回に紹介します。
 
 
 
 
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Posted at 10:33
骨盤はカラダの真ん中にあり、体幹と脚をつなげているパーツです。解剖学ではハート型・ロート状と言いますが、真ん中が空いていて、正面から見るとダンボの耳のように横に広く、恥骨に向かってすぼまっているため、不安定な形になっています。二つの腸骨は脊柱の一部である仙骨を挟んでおり、恥骨の横、前よりに大腿骨がはまっているくぼみ(寛骨臼)があります。
 
バレエ・ダンスの腰痛、バレエ治療院あんじゅ
では腰部はどこかと言うと、骨盤の後ろのライン(腸骨稜)の上の部分を言うのです。腰部は腰のラインの上にあるのに、痛みを感じている場所は、案外バラバラなんですね。

まとめてみると
○痛みがでている場所は、それぞれ違うけれど、腰が痛いと感る
○総じて腰部に強い張りとコリがでている
○場合に寄っては、骨盤周囲までガチガチに固まっているケースがある

のです。

中でも、仙腸関節痛は、骨盤(周囲)の痛みなのですが、愁訴としては腰が痛い、になることがとても多いのです。

バレエ・ダンスの腰痛の一番最初は、この仙腸関節痛を取り上げます。


 
 
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Posted at 10:19
踊っていて腰が痛いんです、と言って来院されたSさん。
実際にどこが痛いのかと聞くと、腰部ではなく仙骨辺りを指していました。
特に背中を反らせるとその部分が痛くなってアラベスクで脚をあげられなくなるのだそうです。

腰痛は色々な部位に痛みが発生します。

○ウエストの後ろ辺り(左右)
○腰椎の直上
○骨盤の後ろのライン(腸骨稜)
○仙骨の両脇、もしくは左右どちらか
○腰のくぼみ
○背中から腰下にかけて
 
バレエ・ダンスの腰痛、バレエ治療院あんじゅ
などなど、人に寄って痛い場所は異なっていて、痛みの種類にも違いがあります。

今回は、シリーズでバレエ・ダンスの腰痛を掘り下げていきます。
 
連載は続きますが、仙骨の痛みで悩んでいる場合は、まず早めに治療することが大切です。
 
 
 
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Posted at 10:58
メンテナンスにいらしているダンサーMさん。いつもは、右の腰に違和感を感じることが多いのですが、今回は、左の腹筋の奥が、どうしても伸びなくて、カンブレの時も、左足を意識して押さないとうまく反れないんですよね、というコンディションでした。
 
腹筋は四層構造になっていて、更にその奥には、とても大事な筋肉、大腰筋があります。この筋肉は、脚と腰を結び付けているいわゆるインナーマッスル。この筋肉に左右差があると、バランスがとりにくくなることが少なくありません。
 
 大腰筋、バレエのケガ、バレエ治療院あんじゅ
 
治療に際して、大腰筋だけ診てしまうと、とても難しい面があります。
何しろ、腰椎の前面、お腹側にある筋肉だけに、体表からアプローチするには遠すぎるからです。脚を深く折ってお腹側からアプローチするという手もありますが、大腰筋だけ診てしまうと、どうしても足りないところが出てしまうのです。
 
大腰筋が伸びにくいと感じている状態では、当然、反対の背中側にも影響がある訳です。バレエのポジションに立つことは、脚だけ、腹筋だけで立つわけではないからです。
よく診るとやはり、同じ側の腰のテンションがいつもより高くなっている。そこにアプローチすること、更に骨盤周囲の筋膜のテンションを緩めること、これが重要なのです。
 
一般的な接骨院だと、腰に電気をかけて、というスタイルが少なくありませんが、強めの刺激は逆に筋肉を固まらせることになる場合も考えられます。バレエ鍼灸では、ダンサー特有の筋肉や靭帯の柔らかさを考慮して、お灸と鍼のアプローチで腰の深いところへもアプローチしていきます。
 
もちろんそれは、クラシックバレエのカラダの使い方を解剖学的に解析した上でのアプローチなので、施術の終わりには、左右の脚は、耳の横の位置まで同じように伸びる状態になっていました。
 
カラダの感覚に優れているダンサーによくあるのは、違和感がある場所、その周囲に集中しすぎて、その部分をなんとかしようとあれこれ動かしてしまうこと、なのですが、違和感や痛みがあるのは、その部分が原因なのではなく、他の箇所のバランスが崩れた結果今の箇所に出ているということが少なくありません。
 
 
左の腹筋に出ていた違和感は、頭部の左へのズレや腰の過緊張など、左右のバランスがズレていることから生じていた訳です。
違和感がある場合、焦らないで、トータルで自分のカラダを見直してみてほしいです。そして自分でコンディショニングが難しい時は、バレエ鍼灸にお問い合わせください。
 
 
 
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Posted at 10:50
バレエジュニアのお母さまから問い合わせをいただきました。
 
『整形外科にかかり、右のみ痛み止めの注射をしました。 親指を動かす腱が炎症をおこし腫れており まげのばしの時の腱のスライドがうまくいっていない状況とのこと。 タイミングをみて腱が動きやすくなるよう周辺の骨を削るという選択肢も提示されています。』とのこと。
 
 
痛みは足首とふくらはぎにあり、ポワントをはきはじめた頃から、少しあったそうです。
特に痛みが強くなった最近は、レッスンもお休みをしているし、整形での治療で痛み止めの注射もしたのに痛みがとれない状況で来院されました。
 
前回のアキレス腱と似ていますが、Yさんの痛みの原因はふくらはぎにありました。
 
かかとにも炎症が出ていましたが、アキレス腱の炎症はそれほど大きなものではなく、施灸は一度で痛みはなくなっていました。 ただ、ふくらはぎの奥には、まだとりきれない硬結が残っており、膝の内側、大腿骨の内側にはカチンコチンになっている。
 
そこで、ふくらはぎの内側には鍼灸治療、温熱療法、徒手療法を加え、最後に立つラインを確認してもらいました。
 
Yさんも、かかと体重で歩いており、膝をなるべく曲げないように、とでも言うかのように脚をつっぱらせて歩くのです。 これでは、ふくらはぎは常に外にひっぱられるので、痛みがへらないわけです。
 
整形外科は、腱の炎症がとれないなら、腱が付いている骨を削る、と言う方法を提示していましたが、腱の断裂や骨片を取り除く必要があるなど、必要でない限り、骨を削る手段は最終の最期だと考えます。
 
ジュニアのカラダは成長しており、筋肉や骨が発達していくことでカラダに対応性が生まれることが多々あるのです。 骨はカラダを支える大事な支柱。 特別な状況以外では、未だ可能性のある治療法を考えるのが大切と考えます。一度メスを入れたカラダの組織は二度と同じにはならないからです。 バレエジュニアの足首や膝の痛みで、お悩みの方はご相談ください。
 
 
 
 
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バレエ鍼灸、鍼灸スペースあんじゅ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
※このケースでも、膝押しが診られました。改めて、膝押しについては、書いていきます。
 
 
 
 
テーマ:アキレス腱 
Posted at 10:16
長引くアキレス腱痛 グランパドゥドウのリハーサル中にアキレス腱に痛みを感じたHさん。
リハーサル中も、終わってからも治療に通ったそうです。 『5回も鍼に通ったんですが、痛みがとれないんです』と来院されました。
 
アキレス腱周囲は、コラーゲン線維の多い腱になっているため、血流の多い筋肉よりも確かに治りは遅いこともあります。 けれど、発症から2ヶ月を過ぎ、治療もしているのに痛みがとれないのは何か他の要因があるはずだと考えるべきです。
 
一つは、オーバーユース。 炎症があるのに、治りきらないのに踊ることで更なる負荷がかかり、炎症を繰り返す。本番が迫っているとどうしても、こういうことになりかねませんが、彼女の場合は、本番が終わった後、しっかり休みをとったのだそうです。そしてその間も治療をしていた、なのに、2ヶ月過ぎても痛みがとれず、歩いたり、階段を降りるときに痛みが出る、とのこと。
歩く時に痛みが出るケースは、かかと体重になっていることが考えられます。確かに彼女の場合も、その傾向はありましたが、後ろにひどく体重をかけているわけでもない。
 
アキレス腱痛など、腱の炎症では、バレエ鍼灸でも、特に最初の段階から、施灸をすることが多いのですが、今回もまず施灸から始め、鍼の治療を加え、様子をみました。 が、いつもなら出てくるはずの反応が足りない。そこで2回目の施灸で変化を診ました。
10代、20代だとこの段階でほとんど痛みの度合いが減り、ポワントにしてもフレックスにしても大丈夫になることが多いのですが、今回は違いました。
 
Hさんも『他の治療でも、難治、と言われたんです』と言っていたのですが、このような場合、難治を考える前に、もう一つ診るべきところがあるんです。そこが、一般の治療院と、バレエダンサー専門のバレエ治療院との差です。
 
 
 
ポワントワーク、特にグランパドゥドウを踊る中で、足や脚には大きな負担がかかります。一回のリハーサルで全てが出来上がるなんてことはなく、何回も同じパートを繰り返す。特に男性と組むアダジオでは、ポワントでずっと立っているプロムナードや、アラベスクバランスなどがたくさんあります。
うまくパートナーシップが出来上がるまで何度も繰り返すうち、ポワントをはいている足部、足首はバランスを取ろうといろいろ動くんですよね。 それを考えて、足部の他の箇所を診てみると、原因はかかと近くにありました。
 
ここは、Hさんの主訴としてはあがっていなかったところ、けれど、触れてみると炎症があり、触られた途端痛みを訴えました。
 
 
アキレス腱痛を引き起こしていたのは、屈筋支帯でした。
 
 
 
足部には沢山の筋肉の腱が走っています。それらの腱を護る仕組みとして、甲側やくるぶしに伸筋支帯、屈筋支帯が走っているのです。 彼女の痛みの元は、内側にある屈筋支帯だったのです。
ここに施灸と鍼の治療を加えたところ、劇的に痛みは減り、抑えても、伸ばしても痛みを訴えなくなりました。
 
もちろん、屈筋支帯、アキレス腱周囲だけでなく、大腿部、下腿部のコリも緩めています。 アキレス腱につながる筋肉は、下腿部から始まりますし、下腿部がうまく機能していない場合、その負担は大腿部にもいくからです。
 
アキレス腱痛の治療、というと、焦点のアキレス腱とその関連筋肉を診るだけが多いのですが、クラシックバレエ、しかもポワントワーク特有の動きは、そのムーブメントを分かった上での治療が必要になっていきます。 殆どの傷は発症から約一ヶ月もすれば、治っていくものです。オーバーユースもなく、治療もしているのに痛みがへらない、増えるばかりと悩んでいる方は、舞台前でも、公演後でも、お問い合わせください。
 
 
 
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テーマ:アキレス腱 
Posted at 10:30
ダンスの中でも、特にコンテンポラリーを踊るダンサーは、一種独特の柔軟性があると感じます。
 
バレエダンサーも柔らかいのは当然なのですが、それとは少し違う性質があると診ています。レッスン自体はクラシックの基礎レッスンが土台なのですが、その先の作品を踊るについて、コンテンポラリー独特のムーブメントを体現するのに適したカラダをしているとつくづく感じるのです。
 
アキレス腱・三角骨・外脛骨障害、バレエ治療院あんじゅ
 
 
その独特の柔軟性が、作品を更に興味深く面白いものにしてくれるのですが、ダンサーのカラダにかかる負担は、振り付けが複雑になればなるほど、大きくなる傾向にあります。 特に、コンテンポラリーダンスでは、床とのコンタクトが多く、そのコンタクト自体もスピードやパワーがクラシックバレエよりも大きいため、こと、膝にかかる負担は増してきます。深いプリエからの大きなジャンプだったり、床に沈み込んでから回転したりなど、深く膝を折るシーンも少なくありません。しかも、ダンサーのカラダ自体が柔らかいので、その衝撃がケガに繋がることが多くなります。
 
筋肉がしっかり付いているタイプのダンサーだとのみこめる負荷も、筋肉も柔らかいタイプだと、靱帯や腱に負荷がかかりすぎ、炎症をおこしやすくなります。 膝痛を抱えるタイプのダンサーは、膝蓋骨の動きが緩いタイプに多く、このタイプのダンサーは、膝蓋骨をグッと上に引き上げておける筋力を常に保っておくことが必要です。
 
特に女性の場合は、ホルモンのバランスによって靱帯や腱が緩みやすい時期があります。生理前後に不調になる傾向のある人は、自分の生理周期を把握しておくことも大切です。 とは言っても、炎症がある膝は放っておいても変わらないし、抗炎症剤を飲んでも、湿布をしても治らないケースもあります。このような、膝の炎症には、バレエ鍼灸で行なっている施灸がとても高い効果を出してくれます。
 
1、2週間しても治らない炎症であれば、早めに対処しておくことがオススメです。膝関節は 、曲げ伸ばしをスムーズにさせるため、靱帯や腱が複雑に交差しています。痛いままカバーしながら踊っていると、膝上の筋肉だけでなく膝下の筋肉にも負荷がかかり、下腿全体の動きにズレが出始めます。動きのズレがあるまま踊っていると、体重を支えれらなくなるため、更に膝への負担が増えていきます。
 
又、膝ではなく、他の部位の故障が引き金となって、膝関節に負担がかかってしまう場合もあります。
 
Aさんの場合は、内側膝蓋支帯に炎症が出ていました。その膝をかばうため、反対側の大腿に負担がかかり、ディヴェロペでつるような状態にもなっていました。 膝にでていた炎症は、施灸によって抑え、大腿部に出ていた硬結を緩めると格段に脚はあげやすくなりました。今回のケースのポイントは、以前おった足部の骨折を報告してくれていたので、その部分にも治療が加えられたことです。
 
足部は、カラダを支える大切な土台で、ダンサーには中足骨、楔状骨、舟状骨、三角骨などのケガが少なくありません。年代が若い 軽く考えがちな過去のケガも、年を経てそれより上の関節に負荷をかけてしまい、踊りづらくなってしまったケースも診ています。
 
膝関節は、ショックアブゾーバーのような働きをしてくれるからこそ、ジャンプも回転も可能なのです。膝が緩いタイプ、又、過去、膝から下の関節を痛めた経験のあるダンサーは、自分のカラダの調子をみながら適切なケアや治療をすることが必要です。
 
 
 
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テーマ:膝痛・半月板 
Posted at 10:02
腰が痛いと来院したYさん。アラベスクやデリエールのカンブレで腰が痛くなるのだそうです。
 
背中に柔軟性があるタイプは、意識しないでも後ろに反りやすいので、肋骨が開いて腕と体幹がつながりにくくなり、結果、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすいのです。 ベッドの上で背屈を見せてもらうと「ぐにゅ」というような感じで後ろに反れてしまいます。
彼女のようなケースは、全体的にカラダが柔らかいタイプに多いのですが、柔軟性がありすぎる場合、きちんとカラダを支えるコントロール力を身につけないと腰や股関節を痛めやすい特徴があります。
 
今回の腰痛には、腸骨稜や脊柱、腰の筋膜に炎症らしきものはありませんでした。このようなケースだとバレエ整体で施術していくことができます。同じように背中が柔らかいタイプでも炎症が出ているケースもあります。そちらの場合は、炎症を抑えることが優先になるので、バレエ鍼灸の対象になります。
 
Yさんのケースは整体でおこないました。腰痛だと、背臥位からおこなうと思われがちですが、最初のターゲットは腰部ではありません。遠隔部から施術するのがバレエ整体の定番になっています。(ケースにもよりますが) まず足指のコリをほぐしていくこと、これが結構重要なポイントです。
 
柔らかい背中、カンブレ、バレエ整体、
 
つま先を伸ばす動きが多いバレエでは、どうしてもあし趾には、負担がかかります。実際には、大切なのは、足底全体なのですが、そのコントロールを身につける間には、甲側のあし趾に力が入りやすい。そのため、多くの人のゆびはつっぱってしまっています。 この状態でいると、膝や股関節も固まりやすくなってきます。
 
なので、あし趾を含めた足部へのアプローチはとても重要なのです。足部がほぐれてくると膝や股関節にも緩みがでてくるので、ようやく骨盤周囲を含め、腰部の施術へと進むことができるのです。
 
場合によっては、腰部の前に腕と背中を施術しないとほぐれないケースも少なくなく、Yさんも肩甲骨と上腕骨のつながりが悪くなっていました。これは先程言った背中が柔らかいタイプに少なくないんですね。体幹を支えていなくても本来の柔らかさだけでそれてしまうからこそ、支えていない肩甲骨と上腕骨がしっかり伸びきらならなくなるからです。
 
バレエ整体、鍼灸スペースあんじゅ                      
ここまでくれば、腰に直接施術しなくても既に腰や背中は充分ほぐれる手前になってくれています。背臥位で、施術するのも末端から始めることがほとんど。この辺が、一般の整体とは違うところだろうと思います。腰部や背中は踊りではとても大切かつ負担がかかりやすい部位ですが、腰部背部を中心に施術したとしても、最後床に立った時に、直ぐ踊れる状況にはならないことがほとんどです。何故なら、全てのステップは、つま先から頭部まで全体のコーディネーションとコントロールが大切だからです。
 
背部の後、横臥位の施術を加えてアラベスク、アティチュードの調整をおこないます。ここまでくれば、腰の痛みはほとんど出てません。(ただし、これができるのも炎症がないからこそ)仕上げにアロマトリートメントをいれ、筋肉の線維を押しつぶさないようになめらかにしていきます。
 
ラストの確認で、脚のあがり具合をみますが、ほぼ12時のラインにまであがることができていました。そこまであげられるんだ??とびっくりされることもありますが、それは逆にコントロールさえ身につければ、負担なくあがるということなんです。 プロ中のプロのダンサーさんは、「ウンウン、この感じだったわ〜」と感覚を確認していることも少なくありません。
 
脚の挙上角度は骨格の個性によって決まるので180度いってなければダメということではなく、その人の最大の角度までいくことがポイント。それは=腰部、背部、股関節などに負担がかかっていないからそこまでいける、ということで、それはつまり、踊る準備ができているカラダに戻れたかどうかをみているのです。 背中が柔らかくて腰にいつも負担を感じている人はこちらへお問い合わせください。
 
 
 
 
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Posted at 10:57
10年前、5年前よりも多くの情報が公開されていて、ダンサーだけでなく、小学生でも手軽にしりたいことを調べることができる状況になっていますが、やはり、バレエ的なつま先の伸ばし方をしっかりつかめている生徒は少ないのだ、と改めて感じています。
 
「レッスンだけでなく、歩く時も痛かったんですが、今終わったら痛くないです」 両方のアキレス腱が痛いと来院したKさん。
 アキレス腱痛、周囲炎、治療、原因
一番痛みが出るのはアキレス腱直上だそう。 確認のために、ベッドの上で自分でつま先を伸ばしてもらいました。 案の定、写真上のような伸ばし方になっていました。(写真は参考写真です)
 
ここで、診なくてはいけないのが、距骨のところで引っかかりがあるのかないのか?です。なので、私が補正をしながら伸ばしてみると、この写真のようにしっかり伸びていきます。
 
しかも、私が補正して伸ばす時はアキレス腱には痛みが出ませんでした。 彼女は、このところ痛みマックスだったそう。なのに、アキレス腱直上に明らかにあるはずの炎症症状はほとんどありません。
 
この状況はどういうことかと言うと、距骨突起によるアキレス腱痛ではなく、又、ジャンプの着地やフェッテの練習などからくる衝撃によるアキレス腱の炎症ではない、ということ。 つまり、つま先の伸ばし方やポワントの立ち方に足りないところがあり、その負担がアキレス腱にきている、状態なのです。
 
アキレス腱直上や内側、外側に明らかな炎症症状が出ている時は、まず治療が必要です。 炎症をそのままにしておいても、3週間ほどあれば収まっていきますが、その間レッスンやリハーサルをすれば、炎症のある部分に更に負担がかかり、炎症が広がるだけでなく、痛みからかばう動きが始まり、足首より上のふくらはぎや膝、時には股関節、腰にも痛みが出る可能性があるからです。
 
 
炎症がさほどではない時は、お灸だけで済むこともあります。それは、実際に状態を診てからでないと判断できません。
 
炎症がなく、でも痛みが出るのであれば、今度は何故痛みになるのかの原因を見つけることが必要になります。 そのためにいくつかの動きを診るのですが、多くの人が踵重心になっている傾向があります。
歩き方も軽くなく、ペタペタ歩いている、、、バレエを踊っているのにですよ⁉︎そこで、年齢的に必要があれば歩き方を修正することから始める場合があります。
 
Kさんも歩き方を修正すると、歩いても響いていた痛みはなくなりました。
 
いかんせん、バレエを踊る人は、生徒のみならず、ダンサーですら膝を曲げることは悪、とでも思っているのかしら?と感じざるえないくらい、脚を伸ばして歩こうとしています。それが固めて伸ばしていることになっていても気づいていない。
 
膝関節は、元々曲がるようにできている関節です。それは人の動きとして自然なことであり、バレエでもプリエでは、ちゃんと膝を折りたたんでつかいます。 バレエで膝をしっかり折りたたむことは、次のパのエネルギーであり、そこから全てのパが生まれるのですよね。だからこそ、自然に軽く膝の曲げ伸ばしができるようになることこそ、大切なはずです。
 
けれど、多くの人は、膝が伸びていることだけを重視しているようにみえます。 膝を伸ばしたいなら、トルソーを引き上げていればいいのに、それを忘れて落ちた上体で伸ばそうとする。その結果、体重は後ろに傾き、歩き時にはペタペタ歩きになっている、これでは本末転倒ですよね。
 
歩き方が変わってくると腰も少し上がってきます。
けれど、実際に足の踏み替えなどを見せてもらうと、腰は全く上がらず、足だけでやっている。 うーーーーんん、いったいどうなっているんだろう???? そういうケースが多発しているのです。
 
ある意味、カラダと動きを関連づけていく作業、いわゆるコーディネーションが目覚めていない、もしくはおやすみしている人が本当に多いです。 これが長いケガによるブランクがある場合なら多少理解はできるのですが、ずっと踊り続けている人に少なくない、しかも、こと、10代にとても多いのです。 大人になっても踊り続けている人、また再開した人に色々悩みがあってうまく踊れない理由は、カラダの変化だけでなく、このようなつなぎの悪さにもあるのではないか、と思います。
 
とにかく、骨盤を立てて座ることができない、これは、ジュニアだけでなく、大人のダンサーや教師にもいたりします。もちろん、ダンサーや先生であれば、踊る時には違うのでしょうが、何気ない座りの時に腰が落ちているままを許している人が少なくありません。 ケガをするきっかけはいろんなところに潜んでいますが、もしかすると、リハーサルや舞台上のアクシデントやパートナリングだけでなく、普段の姿勢の緩みが知らず知らずつもりつもってケガを招いているのは少なくないのです。
 
骨盤を立てて座れないと、フロアバレエのエクササイズは、やってもリハビリやトレーンニングにはつながりません。
そのため、最近は、シンプルな筋トレやスストレッチをして、カラダの感覚を目覚めさせ、動きをカラダをつなげられるような工夫をしてます。
 
特に膝を外に向けようとする、立つときは押して後ろに引いても伸ばそうとする、足首がグラグラしても甲をだしてドゥミをするなど、見た目だけにとらわれていることが多い。
 
それが証拠に修正する時に多くの人が、目で確認しようとするんです。
 
カラダには重心やラインをコントロールするセンサーがいっぱいあって、バレエやダンスはそれをフルにつかう必要があるのに、自分の目で見ないとラインが確認できないのであれば、舞台にでることはできませんよね。舞台には鏡がないのですから。
そういう意味でも、多くの人がカラダのセンサーを使いきれていない、と感じます。
 
アキレス腱痛の完治は、痛みや炎症を抑える治療だけでなく、痛みが出ないラインに立ってつま先がコントロールできるラインの修正もとても重要だと考えています。
 
Kさんの場合は、炎症が少なく、体重も軽い10代だったので、トレーニングメインで行いました。
その結果が上の感想です。
 
アキレス腱の痛みは、我慢していても簡単に治らないケースが少なくありません。それは筋肉と違う腱のは特性にあります。いつまでも続く痛みが更に別の箇所に広がると確実に踊りの質にも影響がでてきます。 早めの対処を心がけましょう。
 
アキレス腱痛の治療についてはこちらへ(痛みの度合いで、治療かトレーニングか分からない場合は、その旨を書いてください)
 
 
 
>>>電話:090-9362-0080
 
 
テーマ:アキレス腱 
Posted at 10:38
3年前の捻挫が原因?と言われて来院したMさん。
バレエの解剖学的に診てみると、捻挫というより距骨の問題ではないかとみていましたが、その後スポーツ整形で画像診断を受けたのだそうです。
                             
その結果、やはり距骨突起でした。よかったことは、三角骨までとがったり、骨折したりしてはいなかったこと。これは良い結果です。
 
今後大切なことは、前回も報告したように、痛みを取る治療と、痛みを作らないカラダ作りです。
足だけで踊っていると、いつまで経っても痛みはとれません。解決するカギは上半身。腕と体幹がしっかり上に引き上げられていれば、足への負担は確実に減っていきます。
 
同じように三角骨に悩んでいたケースで、成長と共に体幹がしっかりしてきて、手術しなくて済んだ中学生のケースもあります。
 
子供の頃からの足の指だけで立つクセ、膝を曲げてでもポワントで立とうとするクセを解消していくことがポイントです。
 
三角骨障害に悩んでいる方は、まずご相談ください。
 
 
 
>>>電話:090-9362-0080
 
 
Posted at 10:24
くるぶし周りが痛くてポワントで踊れないと言って来院したMさん。その捻挫は3年前だそうです。『これまで何軒かの接骨院に行ったけれど、甲がでにくいのは捻挫が原因だと言われてきたんです。』とおっしゃったのはお母さま。

はい、確かに数年前の捻挫の処置がよくなく、その後足部を痛め踊りを止める決意をした大カンパニーを辞める決意をしたダンサーさんを治療したことがあるので、そういう可能性もあるでしょう。けれど、診てみると痛めたという足首部分の皮下や皮膚に大きな差があるようには感じられません。3年前に痛めて、それが治らず未だに靱帯がゆるいというなら、もっと足首はふらふらしていてもおかしくはないのですが、そうでもない。

けれど、痛みがでる方のつま先を伸ばしてもらうと痛みがでる。
そこで、よく診ていると、問題なのはその伸ばし方でした。

ジュニアに多い(実はジュニアだけでなくシニアにも多いのですが)、足趾に力を込めて丸めて伸ばす伸ばし方をしている。そのため甲がでにくくなっているのですが、たとえ、そういうケースだとしても、私が補正してつま先を伸ばしていくとほとんど痛みを伴わずつま先が伸び、甲がでていきます。

実際のところ、つま先を伸ばそうとするとアキレス腱やくるぶしが痛いと言う場合、伸ばし方に原因があることが多く、その場合、炎症があっても骨に問題があることはまれです。

ただ、今回は違っていました。どう違っているかと言うと、補正しながら正しくつま先を伸ばさせていこうとしても、踵周囲でロックがかかり、それより先に伸びる余地がとても少なかったのです。

こういうケースはごく少数ですが存在します。
そして、その原因の多くは距骨の突起にあります。

 三角骨障害、バレエ、原因、治療
こちらの記事でも書いていますが(三角骨障害)ジュニアからずっと踊っていてポワントに移行した時にきちんと立てないと言う場合、距骨の突起が底屈(ポワントにすること)を阻害している可能性もあります。この距骨突起は誰にでもあるのですが、突起の形によって、バレエでいうつま先をのばしてポワントで立つための動きに制限がかかるのです。

距骨に特徴がある生徒の中には、痛みがでずそのままずっと踊ってしまう子が少なくなく、その結果、数年後に三角骨ができる、そしてできた三角骨が骨折したと言う例は山のようにあり、あんじゅでも何例も治療とトレーニングをおこなっています。


残念なことに一般の医療施設ではバレエやダンスの症例を数多く診ている訳ではないので、くるぶしの痛みを数年前の捻挫が原因と診断してしまうこともあります。

今回のケースではまず、痛みがでている箇所(実際は前距腓靱帯でななく)後脛骨筋腱とアキレス腱直上に施灸をし、合わせてふくらはぎ、スネの筋肉の緊張を緩める施術をおこないました。

そして大切なのは、距骨の突起に特徴があってもしっかり立てるところを探して立つ練習。そのポイントは上半身の強化です。こちらは、トレーニングメニュー【ターンアウトアップ+プラス】でおこないます。
 
 
長引くバレエ、ダンスのケガについてはこちらにお問い合わせください。
 
 
>>>電話:090-9362-0080
 
 
Posted at 10:27
スプリッツに左右差がある、といって来院するバレエジュニアは少なくありません。
 
ほとんどのケースでは、上半身がふにゃふにゃ、手の指がふにゃふにゃ、肩がポコンと上にあがっていて脚だけでがんばろうとする子が多いので、背筋やカエルなどをやりながら上半身をつかう意識を目覚めさせていき、腕や背中のエクササイズと首をつけるエクササイズをおこなうことで少しずつ改善され、早い子だと1回のセッションで克服出来る子もいます。

中にはどうにも改善が診られないというケースが出てくるのですが、今回来院したジュニアの場合、診ていると左の股関節のつっかかりがとれにくいのです。
 
 
人のカラダは100%左右対称ということはほとんどなく多少の左右差は誰もが持っています。それはカンパニーダンサーでも同じこと。股関節ヒップソケットも全く同じ方向についているという訳ではないのです。

ただ、股関節に多少の左右差があっても、上記のエクササイズを繰り返しているうちに、小学生だと(他、おおよそ20歳以下までだと)少しずつ左右が揃ってくることがほとんどなのです。それは得意な脚ばかりやって苦手な方があまりやらないうちにバランスが崩れていたり、苦手な方の体幹と腕がつながりにくかったりするからで、セッションでは苦手な方向を先にやったり、苦手な方の肩を開かせることを中心にしたりして取り組むとほぼ揃っていくのです。
 
がしかし、なかなか効果がでにくいというジュニアもたまにはいます。
そのような場合、エクササイズを続けてやらせるだけでなく、カラダ全体をよく注意して診る必要があります。
                                  
Mちゃんは場合、2,3ヶ月で4㎝も背が伸びた状況にあり、小学5年生にして既に156cmもありました。となるとどうしても成長痛がでても不思議ではない状況。よく診ていると、前や横に移動するエクササイズの時に足をすっているし、更に、立っている時に左脚に寄って立つ率が多いのです。

そこで彼女にこそっと理由を聞いてみると『右のお膝が痛いの』ということでした。オスグッドだったのです。

Mちゃん自身は『膝が痛い』ということをお母さんに話しているつもりでしたが、『左のスプリッツがうまくいかない』ということの方が強く伝わってしまっていたようです。左がうまくいかないのは、右の膝が痛くてうまく使えないため、左の股関節に体重をのせて立つクセがつき、結果、体重がのかかっている左股関節の方がつまく伸びずスプリッツの左右差につながってしまっていたからだったのです。自分のカラダを正確に把握して両親や先生に伝えるということは、小学生ではとても難しいこと。

改めて、立ち姿、座り姿などからもしっかり診る必要性を痛感しました。
原因が判ったので、トレーニングは一時中断し、施灸をおこなってから、椅子に座っての上半身のエクササイズに切り替えて診ました。立つことに上半身が大切だというのは、小学生のジュニアには理解はしにくいのですが、そのエクササイズの後、椅子から立ち上がると膝を曲げて伸ばしても痛みが出ないことから、すこ~しカラダでつかんでくれたようです。
 
短期間で身長が伸びたジュニアでも膝痛にケースとそうでないケースがあるので、誰もが注意すべきと強調するものではありませんが、左右差がある時、痛いところがあるかないか、ご自宅でしっかり聞いてみてくださいね。
 
 
スプリッツ左右差の改善には 
 
 
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テーマ:膝痛・半月板 
Posted at 10:43
バレエ治療院あんじゅには、バレエ以外にもさまざまなダンスをしている方が来院します。
 
モダンダンス、ジャズダンス、コンテンポラリーダンス、ソーシャルダンス、そして、チアリーディングもその一つです。
 
バレエとは違って、チアリーディングは、左軸のハイキックが多く、全員の脚の高さを揃えることが求められます。そのため、無理にあげようとすることが少なくありません。
練習環境もかなり厳しく、リノがひいてあるスタジオでできることはほとんどなく、会議室を使うこともあったり、週末の練習や実際の試合は、スタジアムの芝生やグランドで行ったりするので、脚への負担もとても大きいのです。
 
ハイキックや両足を左右にあげるジャンプなど、応援のためにカラダを大きく見せる必要もあるため、練習後脚がガチガチになって筋肉痛になったりすることも少なくないようです。
 
大腿部=太ももは、骨盤の直ぐ下にあります。そして骨盤には大臀筋という大きな筋肉がついているので、脚をあげる時どうしてもこの大臀筋に力が入りやすいのです。
もちろん、しっかりターンアウトさせて脚をあげ続けられればいいのですが、練習時間中、何度も繰り返しこのハイキックを続けている間、カラダをコントロールしきれなくなることもあります。
 
そのため、チアの方は、殿筋から太ももの外側がすごくはってしまう人が少なくありません。ツッパリが殿部だけ、大腿部だけであれば整体でも緩んでくるのですが、大転子周りから腰の上、そして大腿部を越えて膝下までガチガチに固まってしまうと、これは整体では緩みません。
 
殿筋が痛い、李状筋、ダンス、原因
特に大転子は、たくさんの筋肉が関わっているため、ここが硬くなってしまうと、テニスボールでほぐしても逆効果に成ることも。大殿筋の下には、中殿筋、小殿筋、そして梨状筋、腸脛靭帯や大腿筋膜腸筋など、多層構造になってい深層筋には鍼とお灸でほぐすのが一番効果があります。
 
殿部がガチガチにになっていると、人によっては腰に強いハリが出るケースもあり、 ぎっくり腰と似たような症状を訴える方もいます。それだけ、脚と殿部=骨盤とのつながりはしっかりしているのです。
 
めやすとして、骨盤下の大転子周りが緩んでいるならバレエ整体バレエ整体で調整が可能です。けれど、仙骨に痛みが出ている、膝下にもハリを感じる状況であれば、バレエ鍼灸の適応になります。
 
後、一番大切なことは、脚と骨盤を分離して、ターンアウトしてあげることなのですが、シーズン中だとどうしてもあげることばかりに目がいってしまうのですね。 バレエ鍼灸でしっかり治療した後だと、整体でかなり楽にほぐれるようになっていきます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
>>>電話:090-9362-0080
 
 
 バレエ整体、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Posted at 10:32
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