バレエ治療院|ダンサーの鍼灸治療,コンディショニング,バレエ解剖学講座,ジュニアのコンクール・留学準備,フィギュア・新体操ジュニアの昇級テスト対策,新宿,代々木|鍼灸スペースあんじゅ

バレエ治療院、ダンサーのためのバレエ鍼灸、バレエ整体、コンディショニング、バレエ解剖学講座、バレエジュニア・フィギュア、新体操ジュニアのトレーニング。バレエ治療院鍼灸スペースあんじゅ@東京代々木

バレエ治療院,鍼灸・整体・ターンアウト改善・解剖学,渋谷区代々木,鍼灸スペースあんじゅ

ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
【テーマ】
■■腹筋のつっぱり■■
■■アキレス腱■■
■■膝痛・半月板■■
■■腰痛、ぎっくり腰、ヘルニア■■
■■股関節痛■■
■■側湾■■
■■肉離れ■■
■■有痛性外脛骨・三角骨■■
■■種子骨■■
■■肋骨の痛み■■
■■O脚■■
■■ターンアウトforプロ■■
■■ダンサーの甲■■
■■バレエ留学への道■■
■■バレエ整体■■
■■過去のケガの再発■■
■■冷え性による血流障害■■

メンテナンスにいらしているダンサーMさん。いつもは、右の腰に違和感を感じることが多いのですが、今回は、左の腹筋の奥が、どうしても伸びなくて、カンブレの時も、左足を意識して押さないとうまく反れないんですよね、というコンディションでした。
 
腹筋は四層構造になっていて、更にその奥には、とても大事な筋肉、大腰筋があります。この筋肉は、脚と腰を結び付けているいわゆるインナーマッスル。この筋肉に左右差があると、バランスがとりにくくなることが少なくありません。
 
ダンサーズ症例集、腹筋の奥が伸びない
治療に際して、大腰筋だけ診てしまうと、とても難しい面があります。
何しろ、腰椎の前面、お腹側にある筋肉だけに、体表からアプローチするには遠すぎるからです。脚を深く折ってお腹側からアプローチするという手もありますが、大腰筋だけ診てしまうと、どうしても足りないところが出てしまうのです。
 
大腰筋が伸びにくいと感じている状態では、当然、反対の背中側にも影響がある訳です。バレエのポジションに立つことは、脚だけ、腹筋だけで立つわけではないからです。
よく診るとやはり、同じ側の腰のテンションがいつもより高くなっている。そこにアプローチすること、更に骨盤周囲の筋膜のテンションを緩めること、これが重要なのです。
 
一般的な接骨院だと、腰に電気をかけて、というスタイルが少なくありませんが、強めの刺激は逆に筋肉を固まらせることになる場合も考えられます。バレエ鍼灸では、ダンサー特有の筋肉や靭帯の柔らかさを考慮して、お灸と鍼のアプローチで腰の深いところへもアプローチしていきます。
 
もちろんそれは、クラシックバレエのカラダの使い方を解剖学的に解析した上でのアプローチなので、施術の終わりには、左右の脚は、耳の横の位置まで同じように伸びる状態になっていました。
 
カラダの感覚に優れているダンサーによくあるのは、違和感がある場所、その周囲に集中しすぎて、その部分をなんとかしようとあれこれ動かしてしまうこと、なのですが、違和感や痛みがあるのは、その部分が原因なのではなく、他の箇所のバランスが崩れた結果今の箇所に出ているということが少なくありません。
 
 
左の腹筋に出ていた違和感は、頭部の左へのズレや腰の過緊張など、左右のバランスがズレていることから生じていた訳です。
違和感がある場合、焦らないで、トータルで自分のカラダを見直してみてほしいです。そして自分でコンディショニングが難しい時は、バレエ鍼灸にお問い合わせください。
 
>>>電話:090-9362-0080
Posted at 10:50
バレエジュニアのお母さまから問い合わせをいただきました。
 
『整形外科にかかり、右のみ痛み止めの注射をしました。 親指を動かす腱が炎症をおこし腫れており まげのばしの時の腱のスライドがうまくいっていない状況とのこと。 タイミングをみて腱が動きやすくなるよう周辺の骨を削るという選択肢も提示されています。』とのこと。
 
 
痛みは足首とふくらはぎにあり、ポワントをはきはじめた頃から、少しあったそうです。
特に痛みが強くなった最近は、レッスンもお休みをしているし、整形での治療で痛み止めの注射もしたのに痛みがとれない状況で来院されました。
 
前回のアキレス腱と似ていますが、Yさんの痛みの原因はふくらはぎにありました。
 
かかとにも炎症が出ていましたが、アキレス腱の炎症はそれほど大きなものではなく、施灸は一度で痛みはなくなっていました。 ただ、ふくらはぎの奥には、まだとりきれない硬結が残っており、膝の内側、大腿骨の内側にはカチンコチンになっている。
 
そこで、ふくらはぎの内側には鍼灸治療、温熱療法、徒手療法を加え、最後に立つラインを確認してもらいました。
 
Yさんも、かかと体重で歩いており、膝をなるべく曲げないように、とでも言うかのように脚をつっぱらせて歩くのです。 これでは、ふくらはぎは常に外にひっぱられるので、痛みがへらないわけです。
 
整形外科は、腱の炎症がとれないなら、腱が付いている骨を削る、と言う方法を提示していましたが、腱の断裂や骨片を取り除く必要があるなど、必要でない限り、骨を削る手段は最終の最期だと考えます。
 
ジュニアのカラダは成長しており、筋肉や骨が発達していくことでカラダに対応性が生まれることが多々あるのです。 骨はカラダを支える大事な支柱。 特別な状況以外では、未だ可能性のある治療法を考えるのが大切と考えます。一度メスを入れたカラダの組織は二度と同じにはならないからです。 バレエジュニアの足首や膝の痛みで、お悩みの方はご相談ください。
 
 
>>>電話:090-9362-0080
 
バレエ鍼灸、鍼灸スペースあんじゅ
 
 
※このケースでも、膝押しが診られました。改めて、膝押しについては、書いていきます。
テーマ:アキレス腱 
Posted at 10:16
長引くアキレス腱痛 グランパドゥドウのリハーサル中にアキレス腱に痛みを感じたHさん。
リハーサル中も、終わってからも治療に通ったそうです。 『5回も鍼に通ったんですが、痛みがとれないんです』と来院されました。
 
アキレス腱周囲は、コラーゲン線維の多い腱になっているため、血流の多い筋肉よりも確かに治りは遅いこともあります。 けれど、発症から2ヶ月を過ぎ、治療もしているのに痛みがとれないのは何か他の要因があるはずだと考えるべきです。
 
一つは、オーバーユース。 炎症があるのに、治りきらないのに踊ることで更なる負荷がかかり、炎症を繰り返す。本番が迫っているとどうしても、こういうことになりかねませんが、彼女の場合は、本番が終わった後、しっかり休みをとったのだそうです。そしてその間も治療をしていた、なのに、2ヶ月過ぎても痛みがとれず、歩いたり、階段を降りるときに痛みが出る、とのこと。
歩く時に痛みが出るケースは、かかと体重になっていることが考えられます。確かに彼女の場合も、その傾向はありましたが、後ろにひどく体重をかけているわけでもない。
 
アキレス腱痛など、腱の炎症では、バレエ鍼灸でも、特に最初の段階から、施灸をすることが多いのですが、今回もまず施灸から始め、鍼の治療を加え、様子をみました。 が、いつもなら出てくるはずの反応が足りない。そこで2回目の施灸で変化を診ました。
10代、20代だとこの段階でほとんど痛みの度合いが減り、ポワントにしてもフレックスにしても大丈夫になることが多いのですが、今回は違いました。
 
Hさんも『他の治療でも、難治、と言われたんです』と言っていたのですが、このような場合、難治を考える前に、もう一つ診るべきところがあるんです。そこが、一般の治療院と、バレエダンサー専門のバレエ治療院との差です。
 
 
アキレス腱痛、バレエ
 
ポワントワーク、特にグランパドゥドウを踊る中で、足や脚には大きな負担がかかります。一回のリハーサルで全てが出来上がるなんてことはなく、何回も同じパートを繰り返す。特に男性と組むアダジオでは、ポワントでずっと立っているプロムナードや、アラベスクバランスなどがたくさんあります。
うまくパートナーシップが出来上がるまで何度も繰り返すうち、ポワントをはいている足部、足首はバランスを取ろうといろいろ動くんですよね。 それを考えて、足部の他の箇所を診てみると、原因はかかと近くにありました。
 
ここは、Hさんの主訴としてはあがっていなかったところ、けれど、触れてみると炎症があり、触られた途端痛みを訴えました。
 
 
アキレス腱痛を引き起こしていたのは、屈筋支帯でした。
 
 
 
足部には沢山の筋肉の腱が走っています。それらの腱を護る仕組みとして、甲側やくるぶしに伸筋支帯、屈筋支帯が走っているのです。 彼女の痛みの元は、内側にある屈筋支帯だったのです。
ここに施灸と鍼の治療を加えたところ、劇的に痛みは減り、抑えても、伸ばしても痛みを訴えなくなりました。
 
もちろん、屈筋支帯、アキレス腱周囲だけでなく、大腿部、下腿部のコリも緩めています。 アキレス腱につながる筋肉は、下腿部から始まりますし、下腿部がうまく機能していない場合、その負担は大腿部にもいくからです。
 
アキレス腱痛の治療、というと、焦点のアキレス腱とその関連筋肉を診るだけが多いのですが、クラシックバレエ、しかもポワントワーク特有の動きは、そのムーブメントを分かった上での治療が必要になっていきます。 殆どの傷は発症から約一ヶ月もすれば、治っていくものです。オーバーユースもなく、治療もしているのに痛みがへらない、増えるばかりと悩んでいる方は、舞台前でも、公演後でも、お問い合わせください。
 
 >>>電話:090-9362-0080
 
テーマ:アキレス腱 
Posted at 10:30
ダンスの中でも、特にコンテンポラリーを踊るダンサーは、一種独特の柔軟性があると感じます。
 
バレエダンサーも柔らかいのは当然なのですが、それとは少し違う性質があると診ています。レッスン自体はクラシックの基礎レッスンが土台なのですが、その先の作品を踊るについて、コンテンポラリー独特のムーブメントを体現するのに適したカラダをしているとつくづく感じるのです。
 
ダンサーの膝痛、膝蓋支帯、コンテンポラリーダンサーその独特の柔軟性が、作品を更に興味深く面白いものにしてくれるのですが、ダンサーのカラダにかかる負担は、振り付けが複雑になればなるほど、大きくなる傾向にあります。 特に、コンテンポラリーダンスでは、床とのコンタクトが多く、そのコンタクト自体もスピードやパワーがクラシックバレエよりも大きいため、こと、膝にかかる負担は増してきます。深いプリエからの大きなジャンプだったり、床に沈み込んでから回転したりなど、深く膝を折るシーンも少なくありません。しかも、ダンサーのカラダ自体が柔らかいので、その衝撃がケガに繋がることが多くなります。
 
筋肉がしっかり付いているタイプのダンサーだとのみこめる負荷も、筋肉も柔らかいタイプだと、靱帯や腱に負荷がかかりすぎ、炎症をおこしやすくなります。 膝痛を抱えるタイプのダンサーは、膝蓋骨の動きが緩いタイプに多く、このタイプのダンサーは、膝蓋骨をグッと上に引き上げておける筋力を常に保っておくことが必要です。
 
特に女性の場合は、ホルモンのバランスによって靱帯や腱が緩みやすい時期があります。生理前後に不調になる傾向のある人は、自分の生理周期を把握しておくことも大切です。 とは言っても、炎症がある膝は放っておいても変わらないし、抗炎症剤を飲んでも、湿布をしても治らないケースもあります。このような、膝の炎症には、バレエ鍼灸で行なっている施灸がとても高い効果を出してくれます。
 
1、2週間しても治らない炎症であれば、早めに対処しておくことがオススメです。膝関節は 、曲げ伸ばしをスムーズにさせるため、靱帯や腱が複雑に交差しています。痛いままカバーしながら踊っていると、膝上の筋肉だけでなく膝下の筋肉にも負荷がかかり、下腿全体の動きにズレが出始めます。動きのズレがあるまま踊っていると、体重を支えれらなくなるため、更に膝への負担が増えていきます。
 
又、膝ではなく、他の部位の故障が引き金となって、膝関節に負担がかかってしまう場合もあります。
 
Aさんの場合は、内側膝蓋支帯に炎症が出ていました。その膝をかばうため、反対側の大腿に負担がかかり、ディヴェロペでつるような状態にもなっていました。 膝にでていた炎症は、施灸によって抑え、大腿部に出ていた硬結を緩めると格段に脚はあげやすくなりました。今回のケースのポイントは、以前おった足部の骨折を報告してくれていたので、その部分にも治療が加えられたことです。
 
足部は、カラダを支える大切な土台で、ダンサーには中足骨、楔状骨、舟状骨、三角骨などのケガが少なくありません。年代が若い 軽く考えがちな過去のケガも、年を経てそれより上の関節に負荷をかけてしまい、踊りづらくなってしまったケースも診ています。
 
膝関節は、ショックアブゾーバーのような働きをしてくれるからこそ、ジャンプも回転も可能なのです。膝が緩いタイプ、又、過去、膝から下の関節を痛めた経験のあるダンサーは、自分のカラダの調子をみながら適切なケアや治療をすることが必要です。
 
 
 >>>電話:090-9362-0080
テーマ:膝痛・半月板 
Posted at 10:02
腰が痛いと来院したYさん。アラベスクやデリエールのカンブレで腰が痛くなるのだそうです。
 
背中に柔軟性があるタイプは、意識しないでも後ろに反りやすいので、肋骨が開いて腕と体幹がつながりにくくなり、結果、腰や背中の筋肉に負担がかかりやすいのです。 ベッドの上で背屈を見せてもらうと「ぐにゅ」というような感じで後ろに反れてしまいます。
彼女のようなケースは、全体的にカラダが柔らかいタイプに多いのですが、柔軟性がありすぎる場合、きちんとカラダを支えるコントロール力を身につけないと腰や股関節を痛めやすい特徴があります。
 
今回の腰痛には、腸骨稜や脊柱、腰の筋膜に炎症らしきものはありませんでした。このようなケースだとバレエ整体で施術していくことができます。同じように背中が柔らかいタイプでも炎症が出ているケースもあります。そちらの場合は、炎症を抑えることが優先になるので、バレエ鍼灸の対象になります。
 
Yさんのケースは整体でおこないました。腰痛だと、背臥位からおこなうと思われがちですが、最初のターゲットは腰部ではありません。遠隔部から施術するのがバレエ整体の定番になっています。(ケースにもよりますが) まず足指のコリをほぐしていくこと、これが結構重要なポイントです。
 
バレエ整体、アラベスクで腰が痛い
 つま先を伸ばす動きが多いバレエでは、どうしてもあし趾には、負担がかかります。実際には、大切なのは、足底全体なのですが、そのコントロールを身につける間には、甲側のあし趾に力が入りやすい。そのため、多くの人のゆびはつっぱってしまっています。 この状態でいると、膝や股関節も固まりやすくなってきます。
 
なので、あし趾を含めた足部へのアプローチはとても重要なのです。足部がほぐれてくると膝や股関節にも緩みがでてくるので、ようやく骨盤周囲を含め、腰部の施術へと進むことができるのです。
 
 
 
 
場合によっては、腰部の前に腕と背中を施術しないとほぐれないケースも少なくなく、Yさんも肩甲骨と上腕骨のつながりが悪くなっていました。これは先程言った背中が柔らかいタイプに少なくないんですね。体幹を支えていなくても本来の柔らかさだけでそれてしまうからこそ、支えていない肩甲骨と上腕骨がしっかり伸びきらならなくなるからです。
 
バレエ整体、脚が上がらない
 
ここまでくれば、腰に直接施術しなくても既に腰や背中は充分ほぐれる手前になってくれています。背臥位で、施術するのも末端から始めることがほとんど。この辺が、一般の整体とは違うところだろうと思います。腰部や背中は踊りではとても大切かつ負担がかかりやすい部位ですが、腰部背部を中心に施術したとしても、最後床に立った時に、直ぐ踊れる状況にはならないことがほとんどです。何故なら、全てのステップは、つま先から頭部まで全体のコーディネーションとコントロールが大切だからです。
 
 
 
 
 
 
背部の後、横臥位の施術を加えてアラベスク、アティチュードの調整をおこないます。ここまでくれば、腰の痛みはほとんど出てません。(ただし、これができるのも炎症がないからこそ)仕上げにアロマトリートメントをいれ、筋肉の線維を押しつぶさないようになめらかにしていきます。
 
ラストの確認で、脚のあがり具合をみますが、ほぼ12時のラインにまであがることができていました。そこまであげられるんだ??とびっくりされることもありますが、それは逆にコントロールさえ身につければ、負担なくあがるということなんです。 プロ中のプロのダンサーさんは、「ウンウン、この感じだったわ〜」と感覚を確認していることも少なくありません。
 
脚の挙上角度は骨格の個性によって決まるので180度いってなければダメということではなく、その人の最大の角度までいくことがポイント。それは=腰部、背部、股関節などに負担がかかっていないからそこまでいける、ということで、それはつまり、踊る準備ができているカラダに戻れたかどうかをみているのです。 背中が柔らかくて腰にいつも負担を感じている人はこちらへお問い合わせください。
 
 
>>>電話:090-9362-0080
 
Posted at 10:57
10年前、5年前よりも多くの情報が公開されていて、ダンサーだけでなく、小学生でも手軽にしりたいことを調べることができる状況になっていますが、やはり、バレエ的なつま先の伸ばし方をしっかりつかめている生徒は少ないのだ、と改めて感じています。
 
「レッスンだけでなく、歩く時も痛かったんですが、今終わったら痛くないです」 両方のアキレス腱が痛いと来院したKさん。
 
一番痛みが出るのはアキレス腱直上だそう。 確認のために、ベッドの上で自分でつま先を伸ばしてもらいました。 案の定、写真上のような伸ばし方になっていました。(こちらの写真は参考写真です)
 
バレエのつま先、ポワント
ここで、診なくてはいけないのが、距骨のところで引っかかりがあるのかないのか?です。なので、私が補正をしながら伸ばしてみると、この写真のようにしっかり伸びていきます。
 
しかも、私が補正して伸ばす時はアキレス腱には痛みが出ませんでした。 彼女は、このところ痛みマックスだったそう。なのに、アキレス腱直上に明らかにあるはずの炎症症状はほとんどありません。
 
この状況はどういうことかと言うと、距骨突起によるアキレス腱痛ではなく、又、ジャンプの着地やフェッテの練習などからくる衝撃によるアキレス腱の炎症ではない、ということ。 つまり、つま先の伸ばし方やポワントの立ち方に足りないところがあり、その負担がアキレス腱にきている、状態なのです。
 
アキレス腱直上や内側、外側に明らかな炎症症状が出ている時は、まず治療が必要です。 炎症をそのままにしておいても、3週間ほどあれば収まっていきますが、その間レッスンやリハーサルをすれば、炎症のある部分に更に負担がかかり、炎症が広がるだけでなく、痛みからかばう動きが始まり、足首より上のふくらはぎや膝、時には股関節、腰にも痛みが出る可能性があるからです。
 
 
炎症がさほどではない時は、お灸だけで済むこともあります。それは、実際に状態を診てからでないと判断できません。
 
炎症がなく、でも痛みが出るのであれば、今度は何故痛みになるのかの原因を見つけることが必要になります。 そのためにいくつかの動きを診るのですが、多くの人が踵重心になっている傾向があります。
歩き方も軽くなく、ペタペタ歩いている、、、バレエを踊っているのにですよ⁉︎そこで、年齢的に必要があれば歩き方を修正することから始める場合があります。
 
Kさんも歩き方を修正すると、歩いても響いていた痛みはなくなりました。
 
いかんせん、バレエを踊る人は、生徒のみならず、ダンサーですら膝を曲げることは悪、とでも思っているのかしら?と感じざるえないくらい、脚を伸ばして歩こうとしています。それが固めて伸ばしていることになっていても気づいていない。
 
膝関節は、元々曲がるようにできている関節です。それは人の動きとして自然なことであり、バレエでもプリエでは、ちゃんと膝を折りたたんでつかいます。 バレエで膝をしっかり折りたたむことは、次のパのエネルギーであり、そこから全てのパが生まれるのですよね。だからこそ、自然に軽く膝の曲げ伸ばしができるようになることこそ、大切なはずです。
 
けれど、多くの人は、膝が伸びていることだけを重視しているようにみえます。 膝を伸ばしたいなら、トルソーを引き上げていればいいのに、それを忘れて落ちた上体で伸ばそうとする。その結果、体重は後ろに傾き、歩き時にはペタペタ歩きになっている、これでは本末転倒ですよね。
 
歩き方が変わってくると腰も少し上がってきます。
けれど、実際に足の踏み替えなどを見せてもらうと、腰は全く上がらず、足だけでやっている。 うーーーーんん、いったいどうなっているんだろう???? そういうケースが多発しているのです。
 
ある意味、カラダと動きを関連づけていく作業、いわゆるコーディネーションが目覚めていない、もしくはおやすみしている人が本当に多いです。 これが長いケガによるブランクがある場合なら多少理解はできるのですが、ずっと踊り続けている人に少なくない、しかも、こと、10代にとても多いのです。 大人になっても踊り続けている人、また再開した人に色々悩みがあってうまく踊れない理由は、カラダの変化だけでなく、このようなつなぎの悪さにもあるのではないか、と思います。
 
とにかく、骨盤を立てて座ることができない、これは、ジュニアだけでなく、大人のダンサーや教師にもいたりします。もちろん、ダンサーや先生であれば、踊る時には違うのでしょうが、何気ない座りの時に腰が落ちているままを許している人が少なくありません。 ケガをするきっかけはいろんなところに潜んでいますが、もしかすると、リハーサルや舞台上のアクシデントやパートナリングだけでなく、普段の姿勢の緩みが知らず知らずつもりつもってケガを招いているのは少なくないのです。
 
骨盤を立てて座れないと、フロアバレエのエクササイズは、やってもリハビリやトレーンニングにはつながりません。
そのため、最近は、シンプルな筋トレやスストレッチをして、カラダの感覚を目覚めさせ、動きをカラダをつなげられるような工夫をしてます。
 
特に膝を外に向けようとする、立つときは押して後ろに引いても伸ばそうとする、足首がグラグラしても甲をだしてドゥミをするなど、見た目だけにとらわれていることが多い。
 
それが証拠に修正する時に多くの人が、目で確認しようとするんです。
 
カラダには重心やラインをコントロールするセンサーがいっぱいあって、バレエやダンスはそれをフルにつかう必要があるのに、自分の目で見ないとラインが確認できないのであれば、舞台にでることはできませんよね。舞台には鏡がないのですから。
そういう意味でも、多くの人がカラダのセンサーを使いきれていない、と感じます。
 
アキレス腱痛の完治は、痛みや炎症を抑える治療だけでなく、痛みが出ないラインに立ってつま先がコントロールできるラインの修正もとても重要だと考えています。
 
Kさんの場合は、炎症が少なく、体重も軽い10代だったので、トレーニングメインで行いました。
その結果が上の感想です。
 
アキレス腱の痛みは、我慢していても簡単に治らないケースが少なくありません。それは筋肉と違う腱のは特性にあります。いつまでも続く痛みが更に別の箇所に広がると確実に踊りの質にも影響がでてきます。 早めの対処を心がけましょう。
 
アキレス腱痛の治療についてはこちらへ(痛みの度合いで、治療かトレーニングか分からない場合は、その旨を書いてください)
 
>>>電話:090-9362-0080
テーマ:アキレス腱 
Posted at 10:38
3年前の捻挫が原因?と言われて来院したMさん。
バレエの解剖学的に診てみると、捻挫というより距骨の問題ではないかとみていましたが、その後スポーツ整形で画像診断を受けたのだそうです。
 
距骨突起、バレエ障害
 
その結果、やはり距骨突起でした。
よかったことは、三角骨までとがったり、骨折したりしてはいなかったこと。
これは良い結果です。
 
今後大切なことは、前回も報告したように、痛みを取る治療と、痛みを作らないカラダ作りです。
足だけで踊っていると、いつまで経っても痛みはとれません。解決するカギは上半身。腕と体幹がしっかり上に引き上げられていれば、足への負担は確実に減っていきます。
 
同じように三角骨に悩んでいたケースで、成長と共に体幹がしっかりしてきて、手術しなくて済んだ中学生のケースもあります。
 
子供の頃からの足の指だけで立つクセ、膝を曲げてでもポワントで立とうとするクセを解消していくことがポイントです。
 
三角骨障害に悩んでいる方は、まずご相談ください。
 
>>>電話:090-9362-0080
Posted at 10:24
くるぶし周りが痛くてポワントで踊れないと言って来院したMさん。その捻挫は3年前だそうです。『これまで何軒かの接骨院に行ったけれど、甲がでにくいのは捻挫が原因だと言われてきたんです。』とおっしゃったのはお母さま。

はい、確かに数年前の捻挫の処置がよくなく、その後足部を痛め踊りを止める決意をした大カンパニーを辞める決意をしたダンサーさんを治療したことがあるので、そういう可能性もあるでしょう。けれど、診てみると痛めたという足首部分の皮下や皮膚に大きな差があるようには感じられません。3年前に痛めて、それが治らず未だに靱帯がゆるいというなら、もっと足首はふらふらしていてもおかしくはないのですが、そうでもない。

けれど、痛みがでる方のつま先を伸ばしてもらうと痛みがでる。
そこで、よく診ていると、問題なのはその伸ばし方でした。

ジュニアに多い(実はジュニアだけでなくシニアにも多いのですが)、足趾に力を込めて丸めて伸ばす伸ばし方をしている。そのため甲がでにくくなっているのですが、たとえ、そういうケースだとしても、私が補正してつま先を伸ばしていくとほとんど痛みを伴わずつま先が伸び、甲がでていきます。

実際のところ、つま先を伸ばそうとするとアキレス腱やくるぶしが痛いと言う場合、伸ばし方に原因があることが多く、その場合、炎症があっても骨に問題があることはまれです。

ただ、今回は違っていました。どう違っているかと言うと、補正しながら正しくつま先を伸ばさせていこうとしても、踵周囲でロックがかかり、それより先に伸びる余地がとても少なかったのです。

こういうケースはごく少数ですが存在します。
そして、その原因の多くは距骨の突起にあります。

三角骨障害、バレエ
こちらの記事でも書いていますが(三角骨障害)ジュニアからずっと踊っていてポワントに移行した時にきちんと立てないと言う場合、距骨の突起が底屈(ポワントにすること)を阻害している可能性もあります。この距骨突起は誰にでもあるのですが、突起の形によって、バレエでいうつま先をのばしてポワントで立つための動きに制限がかかるのです。

距骨に特徴がある生徒の中には、痛みがでずそのままずっと踊ってしまう子が少なくなく、その結果、数年後に三角骨ができる、そしてできた三角骨が骨折したと言う例は山のようにあり、あんじゅでも何例も治療とトレーニングをおこなっています。


残念なことに一般の医療施設ではバレエやダンスの症例を数多く診ている訳ではないので、くるぶしの痛みを数年前の捻挫が原因と診断してしまうこともあります。

今回のケースではまず、痛みがでている箇所(実際は前距腓靱帯でななく)後脛骨筋腱とアキレス腱直上に施灸をし、合わせてふくらはぎ、スネの筋肉の緊張を緩める施術をおこないました。

そして大切なのは、距骨の突起に特徴があってもしっかり立てるところを探して立つ練習。そのポイントは上半身の強化です。こちらは、トレーニングメニュー【ターンアウトアップ+プラス】でおこないます。
 
長引くバレエ、ダンスのケガについてはこちらにお問い合わせください。
Posted at 10:27
スプリッツに左右差がある、といって来院するバレエジュニアは少なくありません。
ほとんどのケースでは、上半身がふにゃふにゃ、手の指がふにゃふにゃ、肩がポコンと上にあがっていて脚だけでがんばろうとする子が多いので、背筋やカエルなどをやりながら上半身をつかう意識を目覚めさせていき、腕や背中のエクササイズと首をつけるエクササイズをおこなうことで少しずつ改善され、早い子だと1回のセッションで克服出来る子もいます。

中にはどうにも改善が診られないというケースが出てくるのですが、今回来院したジュニアの場合、診ていると左の股関節のつっかかりがとれにくいのです。
 
人のカラダは100%左右対称ということはほとんどなく多少の左右差は誰もが持っています。それはカンパニーダンサーでも同じこと。股関節ヒップソケットも全く同じ方向についているという訳ではないのです。

ただ、股関節に多少の左右差があっても、上記のエクササイズを繰り返しているうちに、小学生だと(他、おおよそ20歳以下までだと)少しずつ左右が揃ってくることがほとんどなのです。それは得意な脚ばかりやって苦手な方があまりやらないうちにバランスが崩れていたり、苦手な方の体幹と腕がつながりにくかったりするからで、セッションでは苦手な方向を先にやったり、苦手な方の肩を開かせることを中心にしたりして取り組むとほぼ揃っていくのです。
 
がしかし、なかなか効果がでにくいというジュニアもたまにはいます。
そのような場合、エクササイズを続けてやらせるだけでなく、カラダ全体をよく注意して診る必要があります。
 
オスグッド、バレエ治療
 
Mちゃんは場合、2,3ヶ月で4㎝も背が伸びた状況にあり、小学5年生にして既に156cmもありました。となるとどうしても成長痛がでても不思議ではない状況。よく診ていると、前や横に移動するエクササイズの時に足をすっているし、更に、立っている時に左脚に寄って立つ率が多いのです。

そこで彼女にこそっと理由を聞いてみると『右のお膝が痛いの』ということでした。オスグッドだったのです。

Mちゃん自身は『膝が痛い』ということをお母さんに話しているつもりでしたが、『左のスプリッツがうまくいかない』ということの方が強く伝わってしまっていたようです。左がうまくいかないのは、右の膝が痛くてうまく使えないため、左の股関節に体重をのせて立つクセがつき、結果、体重がのかかっている左股関節の方がつまく伸びずスプリッツの左右差につながってしまっていたからだったのです。自分のカラダを正確に把握して両親や先生に伝えるということは、小学生ではとても難しいこと。

改めて、立ち姿、座り姿などからもしっかり診る必要性を痛感しました。
原因が判ったので、トレーニングは一時中断し、施灸をおこなってから、椅子に座っての上半身のエクササイズに切り替えて診ました。立つことに上半身が大切だというのは、小学生のジュニアには理解はしにくいのですが、そのエクササイズの後、椅子から立ち上がると膝を曲げて伸ばしても痛みが出ないことから、すこ~しカラダでつかんでくれたようです。
 


短期間で身長が伸びたジュニアでも膝痛にケースとそうでないケースがあるので、誰もが注意すべきと強調するものではありませんが、左右差がある時、痛いところがあるかないか、ご自宅でしっかり聞いてみてくださいね。
 
スプリッツ左右差の改善には 
>>>電話:090-9362-0080
テーマ:膝痛・半月板 
Posted at 10:43
バレエ治療院あんじゅには、バレエ以外にもさまざまなダンスをしている方が来院します。
 
モダンダンス、ジャズダンス、コンテンポラリーダンス、ソーシャルダンス、そして、チアリーディングもその一つです。
 
バレエとは違って、チアリーディングは、左軸のハイキックが多く、全員の脚の高さを揃えることが求められます。そのため、無理にあげようとすることが少なくありません。
練習環境もかなり厳しく、リノがひいてあるスタジオでできることはほとんどなく、会議室を使うこともあったり、週末の練習や実際の試合は、スタジアムの芝生やグランドで行ったりするので、脚への負担もとても大きいのです。
 
ハイキックや両足を左右にあげるジャンプなど、応援のためにカラダを大きく見せる必要もあるため、練習後脚がガチガチになって筋肉痛になったりすることも少なくないようです。
 
大腿部=太ももは、骨盤の直ぐ下にあります。そして骨盤には大臀筋という大きな筋肉がついているので、脚をあげる時どうしてもこの大臀筋に力が入りやすいのです。
もちろん、しっかりターンアウトさせて脚をあげ続けられればいいのですが、練習時間中、何度も繰り返しこのハイキックを続けている間、カラダをコントロールしきれなくなることもあります。
 
そのため、チアの方は、殿筋から太ももの外側がすごくはってしまう人が少なくありません。ツッパリが殿部だけ、大腿部だけであれば整体でも緩んでくるのですが、大転子周りから腰の上、そして大腿部を越えて膝下までガチガチに固まってしまうと、これは整体では緩みません。
 
 
 
お尻が硬い、大転子、腰痛
 
特に大転子は、たくさんの筋肉が関わっているため、ここが硬くなってしまうと、テニスボールでほぐしても逆効果に成ることも。大殿筋の下には、中殿筋、小殿筋、そして梨状筋、腸脛靭帯や大腿筋膜腸筋など、多層構造になってい深層筋には鍼とお灸でほぐすのが一番効果があります。
 
殿部がガチガチにになっていると、人によっては腰に強いハリが出るケースもあり、 ぎっくり腰と似たような症状を訴える方もいます。それだけ、脚と殿部=骨盤とのつながりはしっかりしているのです。
 
めやすとして、骨盤下の大転子周りが緩んでいるならバレエ整体バレエ整体で調整が可能です。けれど、仙骨に痛みが出ている、膝下にもハリを感じる状況であれば、バレエ鍼灸の適応になります。
 
後、一番大切なことは、脚と骨盤を分離して、ターンアウトしてあげることなのですが、シーズン中だとどうしてもあげることばかりに目がいってしまうのですね。 バレエ鍼灸でしっかり治療した後だと、整体でかなり楽にほぐれるようになっていきます。
 
 
 
 
 
 
 
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バレエ整体
Posted at 10:32
筋肉もまだまだ柔らかな年代であるはずの10代20代。それなのに、 骨盤周りが固まって腰が痛い、というケース。 一体何が起きているのでしょうか?
 
若い世代の腰痛の原因は、レッスン量、リハーサル量に比例して起きるケースが少なくありません。コンクールや発表会のリハーサル、初めてのPDDへの挑戦など、通常のレッスンより踊る量が増えたり、新しいことに挑戦している時は、どうしてもカラダへの負担が増えてしまうからです。 特に、アティチュードやアラベスク、エカルテからのトゥール、早いバッチュなど、テクニックが高度になればなるほど、骨盤やトルソーの安定が欠かせないのですが、気持ちや目はどうしても足ばかりにいきがち。
 
その結果、足の上に位置する腰椎には大きな負担がかかります。 他にも、気温や冷房などの影響も考えらます。更に、生理周期によるホルモンバランスの変化も関係はあります。 でも、もっと大きな要因があると診ています。 それが長時間の座位。
 
いくらレッスン量が多いからと言っても、日常生活や学校の授業では、立っているより座っていることが多いはず。その座位が実は、腰に負担をかける大きな要因になっているのです。 長時間の座位が健康を損なうと、一時期話題になりましたが、バレエを踊っている若いジュニアのカラダにも長時間の座位は、大きな影響を与えています。
 
この年代で腰痛を抱えるジュニアのほとんどに、長座で腰が立たない状態になっている。年代がうえの大人ならいざ知らず長くバレエを踊ってきている10代20代で座っている時に骨盤のラインが後ろに流れ、結果、脊柱の下部(第11、12胸椎〜第5腰椎まで)が丸くなってしまっていることが本当に多い。
 
この状態に気づかないで、ストレッチやレッスンを続けた結果、筋肉自体は柔軟性があるのに骨盤周囲の筋肉がガチガチに固まってしまうのです。 本人も『なんだか腰が重いな。。。』とは感じていて、マッサージを受けたりストレッチをしたりみるけれど余り変わらない、、、、 そうこうしているうちに、大きなリハがあったり、高度なテクニックを何度も自習したり、PDDの練習が続いたりした後、どしんと腰に重い鈍痛が走り、腰周りが固まり、さらに上の背中や、時には膝にかけてまでガチガチに固まってしまうのです。
 
実際に治療で診てみると、腰回りの筋肉、特に骨盤横、大転子周囲の筋肉が薄っぺらくなっています。 筋肉はちゃんと血流が流れていると本来柔らかいのですが、まるで乾燥肉のようになってしまっているのです。更に、ケースによっては、腸骨稜(骨盤の上のライン)、仙骨の周囲に炎症が出ていることもあります。
 
 
バレエ鍼灸
硬くなった筋肉には緩みがないのに、更に負担をかけると筋肉を包んでいる筋膜や、骨盤周囲の靭帯や腱が引っ張られて結果、炎症を起こしたりします。 腰の鈍痛にヒリヒリした痛みやつっぱるような痛みが加わったりしている時は、炎症が起きている証拠。 そのまま治療をせずに踊り続けると、ある日突然、腰周りが全く動かない事態が起きるのです。
 
それも、レッスンやリハーサルが終わった後や、時には大きな舞台が終わってホッとした後などに動けなくなる、ということが少なくありません。 若い世代だと、ある程度我慢できるところまで踏ん張ってしまう、ということもあり、気づいた時には、脊柱にも側弯がでていることもあります。
 
 
急性腰痛やぎっくり腰は、さまざまな段階で来院するケースがありますが、大切なのは、鈍痛から鋭い痛みなどに変化した時に、我慢せずに治療をいれることです。 炎症が少なければ少ないほど、治りも早く、リハーサルやレッスンにも短期間で戻れますが、炎症の度合いが大きいと、より時間がかかってしまうからです。
 
生理時の痛みとは違う、踊りすぎた時の鈍痛とも違う、その痛みを見逃さないこと。踊っていると、どうしても一時中断することがしにくいのは、よく解ります。いつもだと寝れば治った痛くなくなるから、も充分解ります。 けれど、1ヶ月、3ヶ月、時には半年我慢してしまうケースも少なくありません。舞台直前にどうしようもなく痛くなってしまう、と肝心の舞台がうまくいかないことになりかねません。 今のカラダの状態を自分で把握して必要なケアや治療をいれることが大切です。
 
 
 
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Posted at 10:03
 もう一歩が足りないを力で押すから痛みにつながるのです。
 
種子骨、バレエのケガ、治療
 
種子骨とは、足の裏にあって、第一趾(母趾)を支えてくれる大事な骨です。ダンサーの中にはこの種子骨に痛みを訴えたり、場合によっては骨折してしまうケースもあります。
 
足の裏にあるため、痛みがあると歩きにくくなり、重心をずらして歩く癖がつき、足部より上のバランスが崩れてきたりする、厄介な症状。 痛みが最盛期の時は、歩く際にテーピングやサポーターをする必要があります。
けれど踊りとなるとどうしても痛みが繰り返しやすい。
 
治療は、種子骨周りに出る炎症をお灸と鍼でこまめに取り除く必要があります。
 
後はバランスが崩れている足部から上の筋肉を緩めることも必要です。
症状の程度によって、数回で済む場合もありますが、骨折だった場合はどうしても時間がかかります。
 
 
 
 
 
 
ルルベ、足の痛み
 
この症状について、治療以外に必要なことは、くせがついてしまった歩き方やルルベの修正です。
痛みが薄れてきても、同じ歩き方やルルベをしていると又同じ症状が出てきやすいからです。 特にルルベは、どうしてもハイルルベにしなくてはと、足指の力で押してしまいやすい。そうなると「上がりたい気持ち」に反して甲は出ないし、膝も固まりやすい=ちゃんと上がれないため「もう一歩」と思って更に押すことになる訳です。(写真左)
 
これを解決するのは、いつも言うように上半身。
腕と体幹をつなげることで、上体をフワッと持ち上げやすくなる仕組みが生まれます。その上でルルベをすると、足指だけで踏ん張っているのと違ってより高い位置に上がれるし、ルルベしているのに安定している、という状態にもなれます。 判りやすいように線を引いてみました。修正後(右)、甲がほぼ垂直に立っています。
 
このような足で立てていれば、カラダ全体で踊れるようになるので、痛みはぶりかえさずに済むのです。
 
種子骨の痛みがある人は、まずはバレエ鍼灸で痛みをとりましょう。
 
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テーマ:種子骨 
Posted at 10:57
今はクーラーで冷気で冷えてしまいやすい季節ですが、秋から冬にかけて気温が下がる時期は、バレエ公演が盛んな時期とも重なります。リハーサルが増えるのは当然なのですが、そうするとカラダへの負担も増していきます。
 
舞台でのグランの時に違和感を感じていたのが、年を明けて痛みに変わっていったという
Sさん。内側ハムストリングとも言われる、半腱半膜様筋の断裂と診断されて来院されました。
 
断裂と言ってもいろんな段階があり、彼女の場合は、深い断裂ではありませんでした。けれど、組織が回復するまで稽古を稽古を休んでいた影響で、脚をあげていこうとすると、強いつっぱりがでていました。そのため、自分でもフルでストレッチができなくなっている状態にもなっていました。
 
ハムストリング肉離れ、バレエ鍼灸
 断裂した腱の停止部である膝関節の内側には、かすかに炎症が残っていました。ケガ直後でなくても、日常生活のあらゆる場面で曲げ伸ばしが多い膝関節は、炎症がおさまりにくい関節でもあるんです。そのため、気づかずに踊り続けると、炎症が広がっていく危険性もあります。
 
停止部より上の半腱半膜様筋の中ほどには凹みがあり、筋線維に負荷がかかった跡がありました。このような部分は、まず周辺組織から治療していく必要があります。特に大腿部後面、ハムストリングは、筋線維によりコラーゲン組織の比率が高く血流が少ないため治癒に時間のかかることもあります。特に古傷の場合は、組織の修復が不完全で固まってしまっているケースもあります。治癒にどのくらい時間がかかるかは、挫傷後の日数や断裂の深さ、範囲にもよるため、診てからでないと、判断が難しいんのです。
 
余談ですが、時々、未だ一度も診てもいない方から、どの程度で治りますか?と質問されることがあるのですが、一般的に挫傷した箇所とその深さや組織、他、その方の年齢や場合によって体質、体温なども関係があるため、一概には言えません。又、挫傷後のどのくらいで治療に来たか、にもよります。大凡三週間から一ヶ月とされる治癒期間ですが、その間レッスンやリハーサルを続けていれば、負担がかかっている分、治るのも長くなります。
 
 
彼女の場合は、年齢的に若かったこと、ダンサーの典型である筋質が柔らかったこと、があり4回の治療で次のステージの準備に向かえる状態になりましたが、これはあくまで参考として考えてください。
 
ダンサーSさんも、ケガをする前後からカラダのバランスの崩れに悩んでいたようで、ディベロペで上げていく軸が外にずれていました。治療の初めは、炎症を抑え、周辺の筋肉の硬さを緩めることが先決ですが、治っていく段階で、整体手技を入れた治療へと変えていくことができます。整体では、バランスの崩れから伸びにくくなっていたスゴン、ドゥヴァンのラインを調整することができます。
 
ハムストリングスは、血流が少ない部位でもあるので、つっぱりを感じた時には、冷やしすぎると少ない血流を更に減らしてしまいます。アイシングには注意して、温めることと交代でケアするのがコツです。
 
そして、血流が少ないということ=治癒に時間がかかる、ことを意味します。ほっておかないて適切な治療を早めに受けることが大切です。
 
半腱半腱様筋の治療には  
テーマ:肉離れ 
Posted at 10:28
足首の痛みがとれないと来院されたKさん。最初はバネ指から始まったそうです。内果、外果周囲、伸筋肢帯にも炎症が出ていました。
 
足首の症例はこの前にも挙げましたが、多くはアキレス腱や靭帯、伸筋支帯などに炎症が出ているケースで、バレエ鍼灸で炎症を取り除き、足首の可動域を調整することで治っていくのですが、この方のケースは少し違いました。
 
Kさんの場合、治療後に調整をしても、どうしても今一つの部分があったのです。
その原因は足首よりもっと前、足指でした。
 
痛めた側の指に故障箇所があり、自由に曲げ伸ばしがしにくくなっていたのです。整形外科の先生は、この部分についてはあまり注目されなかったそうでしたが、足首の症状としてはそうなるのでしょう。
 
ただ、ことバレエでは小さな関節一つでもズレるとアプロンやラインに影響が及びやすいムーブメント。指の一つが自由に曲げ伸ばしできないということは、=足裏全体でしっかり床をつかみにくい状態をもたらしかねません。
 
 
アキレス腱・三角骨・外脛骨・鍼灸スペースあんじゅ
足裏で床がつかみにくいのですから、当然、その上のカラダ、関節も安定しませんよね。その状態でも全身のコーディネーションがあるから踊ってこれたのですが、プロになるとこなさなければならない量は格段に増えます。足首はその結果だったのです。
 
一つの関節におきたケガは、その後その一つ上や下の関節にも影響を及ぼしやすい。以前にも紹介しましたが、このようなことがバレエやダンスではおきるのです。(足首の痛みが膝痛に繋がる)
もちろんこれは、どのスポーツでも同じなのですが、こと、最小限の力でジャンプやステップをこなさなければならない女性ダンサーの場合は、大きな影響をもたらすことになりかねないのです。
 
 
治療は、炎症を抑えること、関係のある筋肉の緊張をとること、そして、指の治療も行いました。関東ではなく、遠方からお越しになったので、滞在期間中、複数回治療を行い、指については、かかりつけの先生に話すようにお伝えしました。
 
バレエの足首のケガについては
Posted at 10:21
膝に痛みを抱えるダンサーの中に、膝のお皿=膝蓋骨がゆるい人が少なからずいます。
 
膝がゆるいとは、どういうことかというと、自分の膝のお皿を軽く左右からつまんでから、内側や外側に動かしてみると判ります。
大概の人は、外へも内へもさほど動かないのですが、ゆるいタイプの方は、膝蓋骨をつまんで動かすとグニュっと移動するのです。もちろんリラックスした状態でやるからこそなのですが、膝蓋骨がゆるいと、立っていても踊っていても負荷がかかりやすいという危険性が潜んでいるのです。
 
 
 
特にカラダが柔らかいダンサーさんは膝がゆるみやすい傾向にあります。他、ホルモンのバランスの影響を受けやすいタイプの人が、生理周期によって膝がゆるみやすかったりします。
 
膝関節は、曲げたり伸ばしたりが多い関節なので、この膝蓋骨が衝撃から守ってくれている訳です。この骨が動きやすいということは、つまり、膝関節周囲への負担が大きくなりやすいということを意味します。
この膝がゆるいタイプに加え、X脚が合わさると、更に膝関節への負担は増してしまいやすい。
 
バレエやダンスでは柔らかいプリエが重要と言われますが、大切なのはプリエの後、しっかり膝が伸びること。きっちり膝が伸びた脚では、膝下と膝上、つまり下腿と大腿が一本になるので(この時膝蓋骨は上に上がっています)アンドゥオールもしやすく、ジャンプの着地の負担も吸収してくれます。
 
けれど、膝がゆるいタイプは、膝蓋骨がきっちりあがりきらない時期があり、その時の負荷がダイレクトに膝関節周囲に及びやすいのです。気がつかないうちに膝が重くなって腫れてくる場合は、まず第一に炎症を取り除くことが最優先です。
 
炎症を抑えると同時に大切なのが、周辺筋肉の硬さを緩めること。炎症がある部分の組織を守ろうと硬くなっている筋肉では膝蓋骨は上がりきれないのです。
 
他に、レッスンだけでなく日常生活でも気をつけたこと、それが膝押し。立位の体重をにがすためツイツイ膝押し立ちをしやすいのですが、膝に炎症がある時はなおさら注意が必要です。レッスンでは気をつけても、日常生活では意識が抜けやすくなります。膝がゆるいタイプだと気付いた方は、日頃の姿勢チェックも大切です。
 
バレエの膝痛の治療は
テーマ:膝痛・半月板 
Posted at 10:19
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