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バレエ治療院、ダンサーのためのバレエ鍼灸、バレエ整体、コンディショニング、バレエ解剖学講座、バレエジュニア・フィギュア、新体操ジュニアのトレーニング。バレエ治療院鍼灸スペースあんじゅ@東京代々木

バレエ治療院,鍼灸・整体・ターンアウト改善・解剖学,渋谷区代々木,鍼灸スペースあんじゅ

ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
【テーマ】
■■アキレス腱■■
■■膝痛■■
■■腰痛、ぎっくり腰、ヘルニア■■
■■股関節痛■■
■■側湾■■
■■肉離れ■■
■■有痛性外脛骨・三角骨■■
■■ダンサーの甲■■
■■バレエ留学への道■■
■■バレエ整体■■
■■過去のケガの再発■■

いきなりやってくる腰の痛み。そう、ぎっくり腰は踊っていたってなるのです。
 
バレエダンスでは、基本のレッスンに以外に、いろんな振り付けがあります。しかも、現在の公演ではクラシック以外の振り付けも沢山。その中には大きく上体を丸めたり反らしたり、左右に揺れてみたり、ムーブメントは多様化しています。
 
そんなリハーサルが続いている時に、突然襲ってくるぎっくり腰。
きっかけは様々ですね。。。
 
冷たい床に座っていたりするのが原因だったり、風邪で少し休んでいた後に踊りだしたらぎっくり腰になることもあります。セットの道具をちょっと持ち上げた後、腰に違和感を感じて、そのまま気づかずにリハーサルしていたら、動けなくなった、、、こんなケースもあります。
 
ぎっくり腰には、先に紹介した、筋筋膜性腰痛のように、比較的表層の筋膜に炎症があるもの以外にも、筋膜の下にある筋肉が硬く固まってしまい、動きづらくなっているタイプもあります。
 
 
ぎっくり腰は分けてみるとこんな感じと言えます。
筋膜に炎症があるタイプは、表層雪崩。積もった雪のうちズルッと移動してしまう表層の雪が筋肉を包んでいる筋膜と考えてください。
 
でも、表層の雪の下には、以前に積もって硬くなっている雪もありますよね。それが大きな塊になって雪崩になることもあります。そうなると、そのまま規模は大きかったりしますね。これが、筋性防御を起こしているぎっくり腰です。
 
この時の状態を一言で言うと、腰ががっちり固められたようになっていて、動かせない。。。。前に動かせないない場合も後ろに動かせない場合もあります。
 
この時、カラダには何が起こっているのでしょうか?
 
背中にある骨、脊柱には大切な神経が走っています。運動神経のみならず、感覚神経も、自律神経も含まれていて、これが働かなくなるのが脊髄損傷です。だからこそ、腰に異変がおきたら、大切な神経を守ろうと、天然のコルセットのように腰の筋肉を固めて守ろうとするのです。そのため、腰の動きが制限されてしまう。これがぎっくり腰のもう一つのタイプです。これが筋性防御なのですが、これはカラダを守ろうとする生体の反応なのですが、これが起きていると、踊るどころではなくなってしまうのです。
 
このタイプのぎっくり腰では、まず深層で固まっている筋肉をほぐしていくことが第一になります。腰にある脊柱起立筋は、表層から深層まで何層もの層になっており、又、骨盤を介して、骨盤周囲の筋肉にも影響が出ていることがほとんどなので、そこも緩めていきます。
 
この両方が緩んでくると、かなり楽になった感じが出ます。人によっては、すくっと立ち上がりやすくなっていたり、靴下を履くのに屈んでも気にならない、というケースもあります。
 
けれど、バレエダンスはこれだけでは足りないのです。
特にリハーサルや舞台直接前の場合は、振り付けが求める動きに対応できるように戻すことがポイント
 
動きの調整では、鍼を用いて行う方法とバレエの解剖学にそって手技で調整する方法と使い分けて行います。
特に、股関節の深い屈曲や、膝の曲げ伸ばし、体幹の前屈などで動きが止まらないように、調整していくことで、挫傷の程度や年齢や踊りの種類によりますが、早ければ1回、2回で舞台に戻っていくことが可能です。
 
さて、突然やってくる腰痛はぎっくり腰だけではありません。
中でも少なくないのが、腰椎ヘルニアによる腰の痛み。このタイプだと、腰だけではなく、腰から下の脚に痺れや痛みが出てきます。
 
次回は、このヘルニアについて取り上げます。
 
Posted at 21:15
Aさんが初めて来院された時は、痛みがマックスで、膝を伸ばすことも曲げることも辛かった状態でした。バレエだけでなくどのダンスでも柔らかい膝はとても重要。なのに、常時4日は教えを続けてきたのです。

ダンスの先生は、元々のカラダのキャパシティーが比較的に高いことや「痛いのなんか当たり前」的なちょい体育会的忍耐力も持っているので、治療したほうがいいよという状態でも続けて踊っていたりする。

バ レエやダンスの障害で、膝の場合、膝だけを治していていても、踊りに戻れるようにはなりません。Aさんの場合、膝周りにある炎症を抑えることが第一でした が、それに加え、骨盤周囲筋や大腿、下腿の筋肉の硬さをほぐし、炎症による筋性防御をおこさないようにする必要がありました。

最初は週一、その後は2週間に一度、10回ほど治療が進んだところで、伸びきらなかった膝が伸びるようになっていきました。ここまでに約3ヶ月半ほどの時間でしたが、遅いというよりむしろ早い位な感じの症状だったので、やはり元からの力があるんだなと思います。

そこで、4ヶ月目からは、 ご本人の希望もあり、バレエ鍼灸とパーソナルセッション「ターンアウトアップ+プラス」を交互に受ける組み立てで、ムーブメントの調整と治療を並行して続けてきました。

バ レエ鍼灸による治療は、膝に関わる組織を修復することはできるのですが、バレエダンスは、膝の炎症が治まってもそれで即踊りの戻れないこともあります。し ばらくの間最小限の動きに留めていたことで、自然なダンスの動きを忘れてしまう。。。さあ膝が楽になってきたからガンガン踊れると思いきやなんかぎこちな いという状態は、脳の仕組みによるものなのですが、だからこそ踊りへのリハビリが必要なのです。

ターンアウトアップ+プラスでは、何故膝 を痛めたのか、その根底にある歪みを実感してもらうところから始めます。そして歪みのでないラインで立つ、プリエする、伸ばすなどの動きを取り入れていき ます。すると、自然に骨盤が立つポジションがかんじられ、カラダが支えられている感覚が少しずつよみがえっていくのです。

バレエ鍼灸とターンアウトアップ+プラスを併用して受けている中でAさんが感じていたのは「こんなに力で固めて使ってきたんだ。。。。だ」ということ。
そして
「骨で踊るとそんなに力を使わないで、しかも楽に踊れるんだ!!!」ということです。現在は自身がつかんだ感覚をクラスの教えで生徒さんにも伝えているそうです。

元からの力があるダンサーは、不調で踊りにくくなると、大抵、テクニックの問題だと思って、更にレッスンを積んでいくことが少なくありません。しかし、それが、結果ケガを引き起こしてしまうことになっていくのは、その根底に歪みが潜んでいるから。


もう一度、自らのカラダを見つめ直してみると、そこには前より楽に踊っている自分を発見できます。
そのためにも、痛い箇所はしっかり治す。
そして、動くカラダの仕組みを知ってみる。

それが、踊り続けられるバレエボディーを作ってくれます。
>>>バレエ治療院あんじゅメニュー
テーマ:膝痛 
Posted at 10:45
アキレス腱周囲の痛み以外に、三角骨による痛みを抱えての来院が今月だけでも3件ありました。全員10代前半のバレエジュニアです。

三角骨とは、私たちが元々持っている骨ではありません。本来は、距骨という骨の一部分。(参考① 外脛骨・三角骨による痛み
それが、なぜ問題になるのかというと、これがあると"ポワントをはくたびにアキレス周囲に痛みを感じる"、"つま先を伸ばそうとすると痛くなる"を繰り返すからなのです。

バレエでは、綺麗に伸びたつま先が美の象徴です。
そのため「もっとつま先を伸ばそう」とがんばるし、レッスンでもそれを指示されます。その度に痛みを感じていると、痛みを避けようとバレエ本来の動きとは違うクセがついてしまうかもしれません。そうなったら折角のレッスンもテクニックの向上になるどころか、元も子もなくなってしまいますね・・・

アキレス周囲がずっと痛い・・・変だな、と思って調べて見ると『三角骨ですね』と診断され、治療は鎮痛剤か湿布で終わることがほとんど。なぜ出来てしまったのか?痛くなるのはなぜか?は教えてもらえません。

先にも言ったように、この骨は、関節の変性で作られる余分な骨=骨棘(こつきょく)ではなく、あくまでも距骨という骨の一部です。(参考②【ほとんどの場合、三角骨は距骨後突起が疲労骨折して出来ます】『ダンステクニックとケガ』大修館書店 ダンステクニックとケガ 初版p134、3.12より)
 
では、なぜ本来ないはずの骨が出来てしまうのでしょうか?それも10代のバレエジュニアに。
これまで、多くのジュニアを診てきた結果判ってきたこと、それは彼女たちの現在の環境との関係が少なくない、ということです。

 
1)若干、早いポワントデビュー
2)体重が軽いため、筋力がたりなくても、トウシューズになれてくると立てるようになる
3)甲を出したいとつま先を伸ばそうとするあまり、アキレス腱をつめてしまう
 
 
 
 


手元にある国際ダンス医科学会の資料によると、トウシューズをはき始める時期のガイドラインの第一番目にこうあります。
【決して12歳以下ではないこと】

けれど、現在の日本の現状はこれとは違っています。レッスン歴にもよりますが、幼少期から習いだしたケースで、おおよそ10歳、小学校4年生くらいになるとき始めることがすくなくありません。

10歳は、まだ筋力がトウシューズをはくのに充分でない場合でも体重が軽いため、それが筋力をおぎなって立てるようになっていきます。踊りを習っているということは、運動神経も優れている場合が少なくありません。これらがあいまって、一年も経てば楽々踊ってしまうケースがほとんどです。しかし、この年齢がクリティカルなポイントになるケースがあります。それは成長期にあるため骨が柔らかいからです。

どういうことか、具体例で診てみましょう。

3歳からバレエを習い始めて、10歳でトウシューズをはき出したAさんが、たまたま、距骨の後ろに少しでっぱりがあったり、とがっていたりすると、トウシューズのレッスンを繰り返すことが成長期で柔らかい骨の負担となり、後ろの一部が分離したり、骨折になっていた。これが三角骨です。

全員がそうなる訳ではなく、又、ポワントデビューから何年でそうなるかというものではなく、痛みを感じ出した時に、すでに骨折がおきている可能性も指摘されています。最初は原因が思い当たらないため、はき始めから3、4年、人によっては10年たって初めて判るということもあります。

実は、トウシューズの構造とも関係あります。ソールの部分やポワントボックスはバレエシューズよりずっと硬く作られていますよね。そのシューズでつま先を伸ばすのだから、力がいります。単純に甲側の指で伸ばそうとすると、それが三角骨を作ってしまう要因になりかねないのです。特に、足指の力の強いジュニアに、その傾向が多いと診ていますが、そのままの使い方が身につくとハンマートゥやアーチの薄い足を作ることになります。

解剖学的に診ると、爪側の指を伸ばしても甲が出ることにはならないのですね。。。それどころか、それがアキレス腱を詰めるに動作になるため、その周りに痛みをもたらすのです。


そう言っても、海外のバレエ学校やスクールと同じガイドラインを実践することは今の日本の現状ではとても難しい。
これらの状況を受け、今回お伝えしたいのが以下のアドバイスです。

 
ⅰ)アキレス腱周囲に痛みを感じていたら、レッスン後は冷やすなど、ケアをまめにする
 
ⅱ)3ヶ月以上痛みが続いた場合は、画像診断を受ける

ⅲ)炎症をとりのぞくための治療をうける

ⅳ)炎症が収まったら、つま先の伸ばし方を修正する
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 アキレス腱周囲の痛みが、すべて腱の断裂や三角骨であることはありません。まず、日々のレッスンでのケアをきちんとしていきます。それは骨や筋肉が育つ大事な成長期にあるからこそ重要です。
 
・ヒリヒリする痛みや熱をもった痛みには、氷や冷水で冷やします。
・お稽古場の水でぬれタオルをつくって冷やすそれだけでも違います。
・硬くなったふくらはぎは、足首や膝の関節をほぐしてからストレッチをしましょう。

痛みがオーバーワークによるものなら、これで充分、対応可能です。
けれど、痛みが3ヶ月以上続く場合には、画像をとって確認することを考えてください。
お子さんの骨の現状を知っておくことはとても重要なポイントです。

しかし、治療となると湿布だけでは足りません。
アキレス腱周囲炎でも三角骨でも、必要なのは局所の炎症を抑えることです。これについて、あんじゅでは、鍼とお灸をつかったバレエ鍼灸で対応します。比較的早く判れば、2~3回の治療で炎症が収まるので、痛みも引いていきます。

そして、大切なのはここから先。

炎症と痛みが収まっても、同じ使い方をしていると再発の可能性が高くなります
だからこそ、深部足底筋をつかったつま先の伸ばし方を習得することが大切です。特に内くるぶしの下にある後脛骨筋がきちんと使えるようになること。それが強いポワントワークを支えてくれるのです。

治療院では、足首の角度や動き、伸ばし方などをチェックするのですが、深部足底筋が正しく意識できるようにサポートすると三角骨があっても痛みを感じません。つまり、
骨の変形がすべて痛みをもたらしているのではないのです。
けれど、骨折による分離になってしまうと、場合によって手術が必要になることもあります。

そうならないように、できる事が沢山あります。大切なので繰り返しますね。
 
 
日頃の疲れを長引かせないこと

痛みを抱えたまま、がまんしないこと
 
治療時期が早ければ治りも早い
 
指を伸ばしても甲は出ない、と理解して根気よく修正すること
 
 
 
 
 
 
 
 
です。

バレエジュニアの現状からみた三角骨による痛みの代表例を紹介してきましたが、これで全てではありません。一人ひとりのカラダはちがっているので、その個性による使い方が原因の場合も少なくありません。

治療が必要な場合、関連して気になることがある場合、ご連絡ください。
 
Posted at 17:58
カラダが柔らかいはずのダンサーが何故股関節の詰まりや痛みを感じることがあるのでしょうか?

まず、ダンサーの股関節のトラブルにはどんなものがあるかをみてみましょう。
 
 
ダンサーの股関節痛
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダンサーによくある股関節のトラブル
 
◇エカルテにロンデジャンブアンレールしていてぐっとつまってキープしようとすると痛い。
◇ドゥヴァンからスゴンにロンデジャンブする時に痛くてあげられなくなった。
このような痛みの経験がある方も少なくないはずです。

最初は「あれっ、なんか痛い…おかしいなどうしてクッとつまるんだろう…」と感じつつそのままレッスンやリハーサルを続けてしまうことが少なくありません。そのうち治ってしまう場合もあるので、ロンデジャンブが全て股関節痛につながる訳ではありません。
 
股関節になっていくパターンにはどのようなケースがあるでしょうか。
 
詰まり→痛みに移っていく過程

バレエの先生
・発表会前で教えのレッスンに加え、リハーサルを見ることが増えて、自分自身のレッスン時間がとれなくなっている
自らのカラダのコーディネーションが崩れてきている時

ダンサー
・公演や発表会、コンクール前で踊る時間が一気に増えている
=オーバーワークによるバランスの崩れがおきている時

バレエ再開組
・ケガやブランクの後、バレエを再開し始めた時
=以前のカラダの記憶と今のカラダの状態の違いから使いすぎになってしまう時

詰まりならストレッチで何とかなることもあるけれど、痛みになるとやらなくちゃいけないパが出来なくなっていきます。そして、痛いからこのパはやってないのに痛みが解消されないと言う段階になって初めて、心配になってくるのです。
「ヒップソケットの中が、骨がどうにかなったんじゃないかしら…。。。」と医療機関にいくのですが、画像をとっても何も所見がでないことがほとんど。すると、治したくて受診したのに、鎮痛剤をもらうのがせいぜい、後は「痛みがある時は休んでください」と言われて終わりなってしまいます。

何故、一般の医療機関にいくとこのような状況で終わるのでしょうか?そして、ダンサーの股関節のトラブルを治すには何が必要なのでしょうか?

股関節痛に関する整形外科の一般的診方

1.股関節の歩行時・荷重時痛があるかどうか
2.股関節に他動時痛があるかどうか
3.股関節部位を中心としたが圧痛ある

これらに当てはまる場合、次のような股関節疾患を疑います

●変形性股関節炎 --閉経後の女性 先天性股関節脱臼症を持っている女性
●大腿骨頭壊死 --中年以降の男性
●大腿骨頭すべり症 --10-14歳の肥満傾向の男児に多い

果たしてこれらは、ダンサーがかかる股関節痛と重なっているでしょうか?
そうなのです。治療やアドバイスを求めても食い違ってしまうのは診るポイントが全く違うことからおきているのです。

一般の踊らない人は、床に寝た状態でも脚を90°以上伸ばすと言う動作はやりません。むしろ、動かさないことから股関節疾患になることが多いので、常に股関節周囲を動かして踊っているダンサーの状況を把握してもらうのが難しいのです。

 
 
ダンサーの股関節痛
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
バレエ治療院あんじゅが診るポイント

1.股関節周辺の皮膚上に炎症があるかどうか
2.どの部位に過剰な負担がかかっているか
3.どの動きで痛みを誘発するか

先に挙げた例は、常に動いているダンサーがかかる股関節痛で典型的なパターンの一つです。
ダンサーにおきる股関節痛は、骨の変性であるケースはほとんどありません。股関節を中心に脚を動かせなくなるコーディネーションの問題で、股関節に関わる筋肉や靱帯などの炎症や傷なのです。
その治療で必要なのは、先ず炎症があれば施灸で炎症を取り除くこと。そして、過剰な負担がかかっていたことで硬くなっている筋肉を緩めることです。

そして欠かせないポイントが、どの動きで痛みを誘発するか、です。

●ドゥヴァンからスゴン
●パッセからドゥヴァン
●スプリッツやリンバリング
他にも、床のポーズからアラベスクに移る振り付けなど、実際に踊って痛みが出る具体的なパをやってもらいながら、スムースなムーブメントになるように調整をしていきます。
 
炎症や痛みがとれても、スムースに動かせるようにならないと、ディヴェロペやエカルテのパやイタリアンフェッテなどが出来ないままなのです。このムーブメントの調整がバレエ治療ではとても重要なのです。
 

今回は、股関節痛をテーマに、一般の医療機関とバレエ専門鍼灸院での診方の違いを取り上げました。
ダンサーの日常生活は、一般的な生活を送っている人とは大きく違っています。だからこそ、バレエ専門治療院のあんじゅがあるのです。

 
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テーマ:股関節痛 
Posted at 15:35
外脛骨・三角骨による痛み  [2015年03月22日]
足部の骨の変性による痛み、障害
 
有痛性外脛骨は、舟状骨の変性によって、痛みを生じる症状。三角骨は、踵の骨の上にある距骨の変性によって痛みを生じる症状です。

足の内側、くるぶしの前周辺が痛くて踊れない状態が長く続いている場合、二つの症状が想定されます。一つは、アキレス腱周囲に炎症が起きているケース、そしてもう一つの可能性がこの有痛性外脛骨です。
 

有痛性外脛骨

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
深いプリエをした時、タンジュでつま先を伸ばした時など、踵の上に痛みがあって、ルルヴェで立つのも痛くてつらくなっている場合、考えられるのは、アキレス腱炎、もしくは有痛性三角骨の可能性が考えられます。
これら以外、楔状骨に変性が出たダンサーもいます。
 
 
 
 三角骨
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
何故このような痛みが起きるのか?の前に、足部の構造を見てみましょう。
 
足部の構造
 
足部の骨は大腿・下腿と比べてやや複雑な構造になっています。

かかとを構成する骨の前に5つの骨が並んでその先に足指の骨につづいていく構造です。何故こういう構造になっているのか。それは、足の指一本いっぽんを動かし、足部全体が回るように動かすためなのです。
この両方を可能にする足部の骨、これらがまとまって働くとしっかりと体重を支えてくれる、バレエの軸を支える重要な一部になるのです。
 
 
 足部の構造
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
実際には、軸は足だけで支えるのではないけれど、フルポイント、ドゥミの時、この足部には大きな重力がかかります。

軸がズレて、重力が支えられるラインから外れたらどうなるでしょうか?バレエ美本来のラインからずれてしまいますね。加えて、一部の骨に大きな負荷がかかることになる。それが痛み→ケガになっていくのです。だから、レッスンで軸はまっすぐね、と言われるのですね。
 
 
ケガになっていく要因
どういう時に重力の方向がズレるのか?をみていきましょう。
 
かかとをグッと前に出したい、ポワントで立つならもっと甲を出したい…踊っていたらそう思いますね。
かかとが前に出るのは、足部から股関節までのラインがつながっていてアンドゥオールするから、その結果かかとが前に出るのであり、足底から股関節まで軸がつながっているからしっかりポワントで立てるのです。

きれいなラインを目指したいのは誰も同じ。けれど、カラダ全体でなく、外から見た形だけを真似て足先の一部だけで開こうとする、立とうとすると足部の負担が増えてしまいます。
 
 
《足部に負担がかかりやすいタイプのチェック項目》
 
◇グリシコなど比較的硬めのポワントをはいている
◇足指の力が強いタイプ
◇甲が出ていてポワントで立ちやすいタイプ
◇体重はそこそこ軽いのに、ふくらはぎがパンパン
◇スネの前の筋肉が硬くで指も入らない
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
アキレス腱や足部の骨にトラブルを抱えやすいタイプには、こういう方が少なくありません。

14歳くらいまでは、体重が軽いのでポワントでもくるくる回れるし、ジャンプも高く飛べたりします。けれど、足指のチカラや甲にのる踊り方を変えずに踊っていくとどうなるか。本人も気づかないうちに足部への負担が積み重なっていきます。それが長く続いた結果、ストレッチしても硬いふくらはぎや、スネの前の筋肉が硬くて指が入りにくい状態になっていきます。

だからといって全員が有痛性の外脛骨や三角骨になる訳ではありません。治療で判ってきているのは、このような状態です。

レッスン量の増加、睡眠不足、体調管理不足からくる注意散漫、などが重なって踊っている時じくがズレて足部へ余計な力がかかってしまった、また、日常生活で階段を踏みはずした、フト滑ってしまった時に足部に外的圧がかかった、などです。

又、骨は大きさや形にバリエーションがあり、たまたま距骨の形が出っ張っている人や、舟状骨の角が少し外に出ているタイプの人がこの症状になってしまうケースがあります。

いずれも、皆さん初めのうちは痛みがあるので少しレッスン量を減らしたり、テーピングをして踊ったりするのですが、外的圧がかかって痛みがでている状態は炎症がある証拠なので、ほとんど役に立たないことが多いです。

 
有痛性外脛骨・三角骨・楔状骨の治療
 
実際の治療はどうおこなっていくのでしょうか?

先ず、痛みが長くつづく場合は、画像所見をとることが大切です。その結果、骨に分離が認められる時はオペが必要になってきます。
では、骨が分離していないのに痛みがあるのはどうしてなのでしょうか。それは、周辺を走っている筋肉の腱を変性した骨が圧迫しているため炎症がおきているからなのです。

なので、分離していない場合の治療は、この炎症を抑えることが第一になります。

画像所見では、微細な炎症は撮らないことが少なくありません。その場合、痛み止めを出されて休みなさいと言われるのがほとんどですが、炎症がある限り、ポワントをはくと痛みが出るし、痛くてドゥミやポワントにできない状態が続きます。
バレエ鍼灸で使うお灸と鍼の効果は、足部表面に残る炎症を確実に抑えます。

加えて、足指の腱につながる筋肉をほぐしていくことも重要なポイントです。アキレス腱炎や周囲炎でも同じですが、足部に痛みを抱えるダンサーは、膝下の筋肉や内転筋がとても硬くなっています。

更に必要なのは、足部に負担をかけない足の使い方に戻してあげること。炎症が収まって筋肉もほぐれてきても、以前のままの立ち方だと、再び負担がかかって痛みが再発することになるからです。骨の個性で患った場合でも同様に、負担のかからない立ち方に見直すことは、長く踊っていくためには必要です。

足の使い方、立ち方の土台はバレエの解剖学とフロアバレエ、バー・アスティエ。複雑なストレッチやリハビリと違って、ダンサーが長く馴染んできたバレエのパなので分かりやすいし、セルフケアの手法にもなります。
 
いずれにせよ、痛みをかかえて我慢していても解決にはなりません。早めに適切な治療をすれば踊り続けることは可能です。
 
 
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Posted at 10:02
腓腹筋とヒラメ筋のスジが合体してかかとの骨・踵骨に付着する腱の部分をアキレス腱と言います。
男性ダンサーにアキレス腱そのものを痛めるケースが多いのは、男性のダンステクニックの中でも華やかで見栄えのするビッグジャンプが多いことと関係があります。

ジャンプの着地時にカラダのかかる負担は体重の何倍にもなります。より高く飛ぼうとすると、バレーボールやバスケットボールのように低くかがむ必要があります。
ムーブメントの美しさを重視するバレエは、アンドゥオールとアプロンによって背中を丸めてかがむような姿勢をせずとも高くジャンプするのですが、そのため姿勢の元となる体幹や脚の筋肉もバランス良くつかっていくことが大切なのです。

バレエの治療においては、アキレス腱の障害でも足首周りだけ治療すれば踊りに戻れるのではないことが、こちらの例でおわかりいただけると思います。

 
クラシックバレエダンサー Yさまのケース
 
3日後のステージのためのリハ終了後、アキレス腱に痛みを感じる
初発は半年前で、その後2ヶ月は休んだとのこと。

アキレス腱障害の場合、腓腹筋によく出てる強いコリが少ないことからも、彼がプロ中のプロのダンサーでありカラダがよくコントロールされていることが判ります。

アキレス左側に炎症があり、左右の腱の状態は明らかに違いが出ており、この部分の炎症を鍼と灸で取り除いていきました。

カラダを支える足部に障害があると、バランスをとるため他の部分にもコリが出ることが少なくなく、彼の場合は、肩甲挙筋と僧帽筋の中部にコリがありました。聞くと、リハでもリフトの調整が難しかったとのこと。訓練されたダンサーなので、リフトの失敗に至るまでにはなりませんが、そのまま続けていくと自分のカラダへの負担になっていきます。

アキレス腱の治療に加え、脊柱起立筋のバランスを整えて、治療を終わりました。

2日後の治療で診ると、アキレス腱の炎症は少なくなっており、小康状態と言えました。ただ、その前に診た背部のコリが強くなり、腓腹筋の深いところにもコリが出ている状態でした。舞台直前でリハーサルは終日、リフトの確認も多かっただろうことが見て取れる状態でした。

アキレス腱の炎症にはアイシングを施しながら、腓腹筋のコリと背中のコリを鍼をつかって動かす整体針で柔らかくしていき、その後、施灸で炎症を取り除きました。

この状態では、ジャンプの多い純クラシック系の演目は避けた方が良いだろうと伝えると、彼自身もそのことを考えており「足への負担の軽いコンテンポラリー系の作品に変更したよ」と語っていました。

本来、この状態であれば休養をとるか、どうしてもの場合は出演数を減らすのが普通なのですが、出演が決まっている来日公演で、来日した後のアクシデントのため、治療・加療しながらのステージとなりましたが、その後無事5日間のステージを終えたとお聞きしました。
 
追記:
女性ダンサーの場合は、ポワントワークによってアキレス腱に痛みを生じるケースが少なくありません。ただ、女性の場合は、アキレス腱そのものよりも、アキレス腱周囲に炎症や痛みを起こすことが多いのです。これをアキレス腱周囲炎と言います。
これについては、後日、このコラムにて紹介していきます。
 
 
テーマ:アキレス腱 
Posted at 23:05
ダンサーと筋筋膜性腰痛  [2014年09月28日]
フィギュアスケートの羽生選手がシーズン初めの大会を欠場することなったというニュースが流れましたね。
その原因が「筋筋膜性腰痛」

どんな症状かを簡単に説明しましょう。
筋肉は筋膜という膜に包まれています。この筋膜と筋肉のバランスが崩れて炎症がおこり痛みがでている状態です。
この腰痛、耳慣れないかもしれませんが『ぎっくり腰』もこの筋筋膜性腰痛に入ります。そう聞くと思い当たる方も少なくないですね。
 
ぎっくり腰は、急に重いものを持とうとした時や、不意に大きなくしゃみをした時になりやすいと言われています。「グキッ」と言う音が聞こえたような痛みが走るのでこう呼ばれていますが、ダンサーもこの痛みに悩まされることがあるのです。

ダンサーの場合はどんな時になるのでしょうか?
振り付けで不意にステップを変えた瞬間などに起きることもありますが、これはぎっくり腰と少し似ているケースになります。

この他、リハーサルの合間のフッとした瞬間、教えとパフォーマンス準備で忙しかった期間が終わってほっとしている時など、緊張がすこしほどけた時になることも少なくありません。

こういった時に、気温差のある日が続いた、生理のサイクルが重なってしまい「グキッと」が起きてしまうのです。
レッスンでもリハでもなかった、教えでもなかった、自分では何をしたわけじゃないのに、何故いきなりなるの?と皆さんおっしゃるのですが、よくお聞きすると筋膜のズレが起きやすい他の要因があったりするのです。

この腰痛、安静にしていれば1、2週間もすれば動けるようになりますし、整形外科さんや接骨院さんの中には『まず安静にして下さい』と言うところが少なくないです。安静といっても、翌週は生徒さんの発表会があって休むどころじゃない、自分のリハーサルが詰まっているなど、ダンサーだとそういかない場合が少なくありません。
 
そのための治療法がバレエ鍼灸です。
炎症を抑える効果が高いお灸と痛みを抑える効果がある鍼で、筋肉と筋膜のバランスを直します。そして、バレエの解剖学にそって、ターンアウトしやすいように動きのバランスを整えて行きます。
 


ベリーダンサーMさまのケース
 
『市川先生、今、シャワーから出た途端、腰が痛くなり、横になっています。 何がなんだか、きつねにつままれたような気持ちです。
昨日はいつも通り教えをして、
今日もいつもと変わらない生活してたのですが、シャワー出た途端、いたた…という。 少し様子見てみますが、今仰向けに寝てます…』
 
 
何をした訳じゃないのに…と来院されたMさま。実は、2日間のワークショップが一週間後に、生徒さんの発表会が3週間後に控えている状況でした。しかも、9月のはいり気温差が出てきた天候とも重なっていました。

拝 見すると、腸骨稜と仙骨脇に炎症がでていました。骨盤周囲の筋肉は複雑に走っていて、それぞれが緩やかに動くからこそ踊れるのですが、2カ所に炎症がある ため筋肉自体に硬さが出ていました。炎症はお灸で抑え、固まっている筋肉は鍼でほぐしていきました。脚を上げたり、曲げたりする時に使われる筋肉も含めて 動きのバランスを整えた後、帰りには普通にしゃがむことがでました。その週末のワークショップも無事終わりました~の声をいただきました。
 

シアターダンサー Wさまのケース
 
『先生お疲れ様です。右半身の腰から太もものあたりと右の肩甲骨あたりがびりびりするような感覚があり、是非みていただきたいです。』
 
 
この数日はいつも通りのスケジュールだったWさん。なのにどうして…と来院されました。
伺ってみると、肩と骨盤のコーディネーションをしきりに繰り返していたそうです。(このコーディネーションは、あんじゅで教えているものです)
いつも症状がでる右側ばかり繰り返していたようで、全体のラインが崩れていました。
 
最初に筋膜リリースで崩れているラインを調整してから、鍼で全体的に硬くなっている筋肉を緩め、腸骨稜と仙骨周りはお灸を処方。一番気になっていたのが、右 の肩甲骨周り。動かしながら調整する整体針で動きのバランスを整えると、左右差がなくなりました。その後、翌月の公演リハーサルに戻られています。
 
 
ダンサーの筋筋膜性腰痛の重要ポイント
まず筋肉、筋膜のひきつれをおこしている炎症をしっかり取り除くこと。
次に、骨盤を中心に、腰の動きに関わる筋肉、ラインを整えて、動きのバランスを取り戻していくことです。


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Posted at 10:18
症例ケース 足首捻挫  [2014年08月31日]
Hさま (バレエダンサー)


舞台が3週間後と迫っている中で来院されました。『3ヶ月前にのばしてしまったようなんですが、治療してても治らないんです』という状態でした。

挫傷してかなり経つのに、前距腓靱帯に炎症が残っており、外くるぶし(外果)後ろの後脛骨筋腱にも炎症が出ていました。バレエ鍼灸では、お灸と鍼でピンポイントに施術をしていきます。舞台直前だとリハーサルも増えていくため、足首にかかる負担も当然増えていくので、炎症が繰り返されやすいのですが、3ヶ月も治らないということはありません。

まず、一回目の治療で伸びなかったつま先がしっかり伸びるようになりました。(参考 写真)
舞台前までに計3回の治療をおこない、舞台リハ、当日をしっかり踊れたとこのことです。




Mさま (社交ダンサー)


右足首に痛みが出て来院。翌月にパーティー、さらに翌々月にイギリス留学を控えていました。
約1週間ほど前に、足首をひねってしまったとのことでした。

Hさまと同じように前距腓靱帯に炎症があり、お灸と鍼の施術をおこないました。炎症はとれましたが、どうも『ツイストがうまくいかない』状態が残ります。

足首のケガでもバレエ治療院では踊るカラダ全体を拝見します。診てみると下肢(腰から下)に変に硬い部分がでていてコーディネーションがうまくいかないのです。よく伺ってみると2ヶ月前に膝を打撲していたそうです。それによる筋肉の偏りを取り除くと、格段に足首の楽に動かせるようになりました。

Mさまの踊っているのは高さのあるヒールで踊る社交ダンス。ツイストができないと踊りにキレがうまれません。2回の施術で、お仕事に戻っていらっしゃいます。

 

足首の捻挫で重要ポイント
まずはピンポイントな治療で炎症をしっかり取り除くこと。そして
それぞれのダンスで負担のかかりやすい下肢の筋肉を緩め、カラダのバランスを取り戻していくことです。


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Posted at 12:54
年末に膝に水がたまってしまった状態でいらしたAさまのケースをご紹介します。
今回はお許しいただき、写真を掲載させていただきます。


分かりますでしょうか?右膝下と外側のふくらんだ写真がいらした段階の状態でした。

このときは、痛みも強くてプリエにするのもツライ状態で、太ももの筋肉にも強い緊張が見られました。こういう時は、最初にマニュピレーションで筋緊張をゆるめると後の鍼も効果的になってくるので、最初にマニュピレーションを行いました。

それが終わった段階が、②の写真です。どうですか、①でふくらんだ感じあったところがスッとしてきているのがお分かりいただけますか?
そして、最終的にバレエ鍼灸で、膝の炎症をとりのぞいていくと、どんどん腫れが引いていったのですね。その写真が③です。

その次のご予約でいらした時に伺った喜びの声はこちらです~



膝が痛くて水も溜まってたのに、翌日には腫れてたのがなくなったんです。助かりました。又すぐ痛くなるかな…と思ってたけどお灸が効いたみたいで【プリエ】も楽でした~


今日までなんとかなってホントに良かったです。早く膝治してパーソナルレッスンの方に戻りたい~。

K・Aさま














バレエ鍼灸は痛みや炎症がなくなってプリエがらくになるバレエ鍼灸はこちらから
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テーマ:膝痛 
Posted at 00:05
年末に膝に水がたまってしまった状態でいらしたAさまのケースをご紹介します。
今回はお許しいただき、写真を掲載させていただきます。


分かりますでしょうか?右膝下と外側のふくらんだ写真がいらした段階の状態でした。

このときは、痛みも強くてプリエにするのもツライ状態で、太ももの筋肉にも強い緊張が見られました。こういう時は、最初にマニュピレーションで筋緊張をゆるめると後の鍼も効果的になってくるので、最初にマニュピレーションを行いました。

それが終わった段階が、②の写真です。どうですか、①でふくらんだ感じあったところがスッとしてきているのがお分かりいただけますか?
そして、最終的にバレエ鍼灸で、膝の炎症をとりのぞいていくと、どんどん腫れが引いていったのですね。その写真が③です。

その次のご予約でいらした時に伺った喜びの声はこちらです~

膝が痛くて水も溜まってたのに、翌日には腫れてたのがなくなったんです。助かりました。又すぐ痛くなるかな…と思ってたけどお灸が効いたみたいで【プリエ】も楽でした~


今日までなんとかなってホントに良かったです。早く膝治してパーソナルレッスンの方に戻りたい~。

K・Aさま












バレエ鍼灸は痛みや炎症がなくなってプリエがらくになるバレエ鍼灸とは
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Posted at 00:05
膝の痛み ②  [2013年11月10日]
◇膝の構造の解説
膝は曲がる動作がとても多いため、曲げる際の負担を吸収するように沢山の組織が関わっています。
下に、その筋肉と動きを大まかに紹介します。図と併せて見てくださいね。

膝に関わる筋肉
四頭筋 股関節は曲げる 膝下は伸ばす
外側ハムストリング 股関節は後ろに伸ばす 膝下は曲げてターンアウトさせる
内転筋群 大腿(太もも)を内側に寄せる 大腿(太もも)を内側に寄せる
縫工筋 股関節をターンアウトさせる 膝下は曲げる
                    
             
       
               








※これは一部のご紹介です


膝の動きを支える組織 半月板、前十字靱帯、後十字靱帯、           内側外側側副靱帯、膝蓋靱帯、腸徑靱帯
  




このほかにも沢山あるのですがこれらの筋肉組織が関わっている膝の運動、
股関節の運動とも連動していています。膝単体でバレエの動きをするの
ではないのですが、膝は横!という意識がとても強く、それがねじれを
生じさせる要因ともなっています。


◇注意が必要なポイント 痛みの段階が行き着く先
最初のサイン 痛みが消えにくくなる
次のサイン 痛みを抱えて続けると、別のところが痛くなる痛みの連鎖が始まってくる

  右が痛かったなら、左の腰が重くなるなど別の部位に負担かいく
その行き着く先 膝周囲の筋肉が耐えかね、靱帯や半月板に影響が出てくる 靱帯の損傷や半月板の割れを引き起こしかねません。




 
   
           












プロとして沢山のダンサーを診てきた経験から、今の状態を続けると
こうなっていくだろうという先も見えてきます。治療の際には、今どの段階なのか、
そのことについてお話しています。

痛みの段階でいくと、二つ目のステージの状態は人によって期間が異なり、
長くつづいたりするケースもありますが、その段階が長引けば長引くほど、
膝に負担がかかっているということでもあり、最終的に靱帯をきったり、
半月板を痛めたりすることに近づいてしまうのです。

一度ハサミで切った布が元の布に戻らない様に、一端カラダの組織に
メスをいれると、その後、元の組織に戻ることはありません。
だからこそ、痛みを取る治療、筋肉を適度に柔らかくするメンテナンスが
大切なのです。


◇バレエ的な視点
1ミリでも外へアンドゥオールしたい、の思いが筋肉を硬くする。

股関節の可動域があっても、四頭筋を強く働かせてしまっていると、
膝に負担がかかってしまいます。この状態で、ジャンプから着地すると
一気に膝への負担は増してしまいます。

四頭筋には、股関節をターンアウト=アンドゥオールさせる働きはないので
できるなら使いたくない。でもアンドゥオールしたいと、無理に開こうとすると、
結果一番使いたくない四頭筋をつかってしまうのです。
太ももから回すという意識でいると、四頭筋はどんどん硬くなっていきます。

大切なのは、一部ではなく、カラダ全体でアンドゥオールすること。
最終的には、これが重要なのです。



◇セラピーでのポイント
まず、一番痛みがおきている部位を中心に、膝に関わる筋肉をゆるめていきます。
更に大切なのは、骨盤周囲筋をゆるめること。
セラピーのポイントは、痛みのある膝だけを治すのではない、ということです。

先ほども書きましたが、大抵痛みをかかえている時、その上か、又下に問題がある
場合が多く、膝だけみていても、実際に踊りやレッスンに戻った時に、
治ってなかったということが起きるのです。

曲げても伸ばしていても痛みが強い場合にはしばらくコンスタントに通う必要
があります。これは、痛みの連鎖が他に及んでいるためで、この連鎖のサイクル
が落ちついてくれば、レッスンやスケジュールを考えて様子をみながらの治療にうつります。

その後、炎症もとれ、周囲の組織や部位にもゆるみがでてくるようになったら、
個別に使い方のアドバイスなどを加えたメンテナンスに移行、痛みをおこさない
ラインをカラダにしみこませていく、これも大切なポイントです。

◇クライアントさまからの声

メイク道具買ったんでんすよ〜膝が痛かったからもう舞台出ないだろうって、断捨離流行ってた時に、旦那と一緒にバンバン捨てちゃってたんですよ〜
もういっぺん出られるって思うと嬉しくていろいろ買っちゃいました。
 
受けた後はスゴく調子いいんですよ。カラダ軽くて。舞台前に又よろしくお願いします。
 
N・Rさま














元々関節が柔らかく、膝の靭帯が緩みやすいタイプのRさま。
以前にオペも経験されていました。
プリエをすると痛みがでる状態から、治療メンテナンスで、無事発表会に参加されました。



膝が痛くて、もう骨がどうにかなっちゃったのかと心配で、それならバレエは止めた方がいいのかなと思ってたんですが、そうじゃなかったんですね。ホットしました。
 
Kさま









膝が痛い=骨の異常、関節の異常、と感じることも少なくありません。
画像審査をしても、痛みの原因が分からない場合がとても多いのですが、
バレエの運動学、解剖学で診ると、アンドゥオールがうまくできていないために
ねじれがおきているケースがとても多いのです。

筋肉の緊張、硬いところをゆるめていくことに加えて、運動学的な視点に
基づいたセラピーがとても重要になってきます。


膝の痛み、プリエやジャンプの着地で感じる膝の違和感が気になる方はご相談ください。

>>>ご予約・お問い合せ
>>>電話:090-9362-0080
テーマ:膝痛 
Posted at 13:55
膝の痛み ①  [2013年10月27日]
◇よくお問い合わせいただく症状
よくあるお問い合せの一つが膝の痛みです。
スネから膝の外側が痛い、グランプリエの途中で痛い、
グランプリエで膝が曲がりきらない、
膝の内側が痛い、などなどいろんな痛みをかかえて問合せがきます。

大抵は、画像審査で骨には異常ないと言われるケースがほとんどです。
けれど、膝の中が引っかかるような感じで痛くて踊れない…
中にはこういう声もあります。


◇実際にお聞きする声

ジャンプの着地でヤバって感じたんです、、、次の出番には大丈夫ですよね。。。。
プリエをすると膝のところに違和感がずっとあって。骨がどうにかなったのかと調べたんですが、何ともないと言われて。でもずっと膝が痛いのです。


◇何故起こる?膝の痛み
バレエ・ダンスを踊っていると一度は感じる膝の痛み、違和感。これは
どうして起こるのでしょうか?

最初のケースは男性ダンサーに多いパターンです。
以前、あるダンサーさんに『どうして舞台を降板したの?』と聞いたこと
があったのですが、その答えは『リハーサルで古傷に痛みが出て、
ジャンプが飛べなくなったからだよ』でした。ジャンプは男性ダンサー
の見せ場的なテクニックの一つ。リハーサルが続いて負担が掛かること
も大変多いのです。

この他多いのは、プリエをした時に痛みを抱えているケース。こちらは
女性に多い症状です。こういう症状がある時、ご本人は気づかない
内に太ももと膝下にねじれがおきていることがほとんど。
バレエのプリエは膝と足の方向は同じでなければならないのですが、
これがうまくいっていない時に膝に負担が掛かかり痛みを起こさせるのです。


◇鑑別のポイント
膝痛の時も注意しなければならない基本はやはり部位の特定。
そして炎症の程度を診ることも大切です。

膝の構造には沢山の筋肉・靱帯・骨が関わっているので、
同じ膝の痛みと言ってもどこが痛いのかで、原因となっている筋肉や
腱も違ってくるのです。

A 膝上  大腿四頭筋  ・・・男性>女性
B 膝下  大腿四頭筋の腱・・・男性>女性
C 膝外  腸徑靱帯・ハムストリング・・・女性≦男性
D 膝内  内側のハムストリング・関節の裂隙・・・女性>男性
E 膝裏  股関節・・・女性>男性

体重を支えるため脚の筋肉には大きな負担が掛かります。
そのためジャンプ系の多い男性の場合、膝上や膝下に痛みが出る
ケースが多い。

膝の外や膝の内側が痛い場合、太ももの筋肉も硬くなっています。
これは膝にかかる負担を脚の筋肉でカバーしようとしているせいなのです。
又、膝痛の場合、腰にも硬い固まりがあるケースがとても多い。
つまり、膝痛は、骨盤周囲筋の硬さから始まっていたというケースも
多いのです。なので、膝だけを部分的に処置しても治らないのです。
更に、ひとり一人の骨格や筋肉はそれぞれ違うため、ねじれが
おきている場合、膝のどこに負担がいくかは、それぞれ違ってくるのです。



今回も、長くなってきたので、分けてお届けします。
次回は、膝の構造から、注意が必要なポイント、バレエ的なポイントの視点から
書いていきますね。


テーマ:膝痛 
Posted at 18:48
厚みのある足を育てるエクササイズ
さて、この最終回では実際にやっているところの画像をつかって解説
していきますね。

まず*フレックス

壁に向かって長座して、↓の画像のように壁に足の裏を付けてみましょう
このときのポイント足の裏を緊張させないこと

バレエセラピーあんじゅ


































そして 次指の力をぬきつつ、ゆっくりフレックスしていきましょう
このときのポイントは、甲側の指の筋を緊張させないこと
意識したいのは、足底にむかって走っていく指の筋肉なのです。
片方の手で足の指を手前に引いてくる時に抵抗を感じたら、それは甲側
の筋肉をつかっている証拠。
指はあくまでリラックスさせてフレックスさせましょう。


バレエセラピーあんじゅ



































************************************************

次は*ポワント です。
まず、ボールの上に足をのせます。
このとき意識するのは内くるぶし・外くるぶし。
このときのポイントは、甲や足首をリラックスさせておくこと

バレエセラピーあんじゅ



































次は、足裏の凹むところを指で確認しながら意識してみましょう。ここは
足をポワンテにする時に凹むところでもあります。
このときのポイントは 両方のくるぶしが平行になっていること!
小指側や親指側に傾いたりしないことです。


バレエセラピーあんじゅ



































そして、二つのくるぶしと足裏の凹みをつなげるように前に
伸ばしていきましょう。
この時のポイントは、甲側の指はリラックスさせておくこと



バレエセラピーあんじゅ

































特に意識したい場所に●がついています


そして、
下のような形になっていたら
甲側の指に力がはいっていることになります。


バレエセラピーあんじゅ



































いかがでしょうか。画像があると少しはイメージしやすいと思います。
あんじゅでは、一つ一つ場所や筋肉を確認しながらやってもらっている
ので、より実感しやすいという声が上がっています。
画像を見ながらの場合も同じように、上のチェックポイントを一つ一つ
確認しながら進めてみて欲しいです。


このエクササイズを今回、掲載したのには、訳があるんです。
一般的によく紹介されている甲だしのエクササイズ。
下にある画像のようにセラバンドを使うものが多いのですが、
これは気をつけないと、
アキレス腱をつめてしまうエクササイズになりかねないのです。

形だけまねてしまうとどうしても、甲側の指の筋肉に力が入り、
結果的にアキレス腱を
固めてしまうのです。。。。
沢山のクライアントさんにやってみてもらったのですが、
やっぱりアキレス側を固めている。。。






















『え~。。。そんな。。。逆に固めてたなんて知らなかった』という方は、
実際にはもっと多いのでは、ということで、
今回このエクササイズをご紹介しました。
是非参考にしてみてください。


きれいな甲とを育てていくための、解剖学的ポイントはこちらからご覧ください ↓


甲がでない ポワントで立ちきれない①
甲がでないポワントで立ちきれない ②
甲がでない ポワントで立ちきれない③




テーマ:ダンサーの甲 
Posted at 20:51
前回前々回で、バレエにおける甲の話しを書いてきました。
今回は先ず簡単におさらいから。

◆バレリーナの甲とポワントで立つ、ことについて
◇ひとり一人骨格が違う
◇ポワントで立つために大切なのは甲ではなくて、アライメント
◇甲の土台となるのは距骨から楔状骨までのライン
◇甲の厚みをつくっているのは骨だけではなく、足底の筋肉
◇脛骨と距骨の角度が一般的なのにポワントでたちきれないのは、
足底の筋肉不足の場合が大きい

では、私の足ってどうなのかしら?気になるところですよね。
ここで、簡単にできるチェックをお教えします。


◆セルフチェック
・普段はいている靴の幅が広い場合…甲薄
・たくさん歩くと足裏がつりそうになる…甲薄

な方が多いです。

逆に
・普段の靴は幅狭…甲高
・ヒールをはくと足がでてしまいそうな感じ…甲高

なタイプであることが多いです。



どうですか?
甲高・甲薄、その中間の方もいるでしょう。実は・・・・

大人から始めた人の中には
甲高さんでも、ポワントは苦手という人もいるのです。
つまり

甲があればポワントがはける、というのではなくて
アライメントとそれを支える筋肉たちが大切だ、ということなんです。


だからプリエから始まってタンジュ・デガジェと
続く毎日のレッスンがあるのですね。
床を感じて、床を滑らせて、床を掘るように
と言われるのは、この足底を支える筋肉を育てるため
にとっても大切なのです。


Angeが提唱するのは『甲を育てる』こと
そのために、大切なのは、普段のレッスン。
しっかり足裏をつかう意識を持つことです。

そして
少しずつ甲を支えている筋肉たちを育てていく
しっかり立てるアライメントを育てていく

これがポワントで立つ、コツなのです。

このコツ、
コツと言っても
『じゃあ、どうすればいいんですか?』
『レッスン以外、何か方法はないのですか?』

という質問も出てきますよね。
セラピールームでもよくこの質問が出てくるのです。


なので

今回はこちらをお伝えします~


◆甲を育てる足づくり
-きちんとしたフレックス・ポワントができるようになるために-

*フレックス
①壁に向かって長座する
②壁に足の裏を付ける
③壁を押して足底筋を感じる
④指の力をぬきつつ、ゆっくりフレックスしていく

ポイント
フレックスをしたいばかりに、表側の指の筋肉を
つかっていると指の力が抜けません。
指の力をぬいたところでフレックスができるのが
ポイント!!

*ポワント
①ボールの上に足を載せる
②内くるぶし・外くるぶしを意識する
③足裏の凹むところを意識する
④二つのくるぶしと足裏の凹みをつなげるように
前に伸ばしていく

ポイント
甲をのばしたいばかりに、表側の指の筋肉で伸ばして
いかないこと。
足裏の筋肉でボールを包むように丸くなっていくのが
ポイント!!

つまり、二つとも基本は同じなのです。
足の表側ではなく、足裏の筋肉が大切ということなのです。



さて、
ここまで、甲について、ポワントで立つことについて書いてきました。
そして
甲をい育てていくエクササイズも紹介しましたが・・・

やはり、根底となっている解剖学的視点やエクササイズの
写真などがあった方がより具体的に分かっていただけますよね~


ということで、
連載をもう一回増やして、次回その解説をしていきますね~


甲がでない ポワントで立ちきれない①
甲がでないポワントで立ちきれない ②
甲がでない ポワントで立ちきれない③
甲がでない ポワントで立ちきれない④



そして
ポワントにする時のコツとツボはこちらからご覧ください
>>> 『甲を育てるコツとツボ』


クライアントさまの声なうでは
セラピールームで『ポワントエクササイズ』を試してくださったお二人の
感想がみられます~

>>>ポワントエクササイズ ハッピーボイス
テーマ:ダンサーの甲 
Posted at 14:45
甲についてバレエセラピストから診た、バレエ解剖学講師から診た内容を紹介しています。
今回はその第2回目。

医学的な解剖学の視点で診る『甲』とは?バレエの解剖学・バレエアナトミーから診ると
どうなのか?について書いていきますね。


◆解剖学的視点
足の甲を構成しているのは、足部でいうと距骨から舟状骨、楔状骨までの部分です。
距骨は、下肢の骨(脛骨と腓骨)の下にあり、足首が回転する時の軸になっています。
この距骨の形にはヴァリエーションがあります。

この距骨から楔状骨までのラインが、出っ張ったようにが並んでいる、
そういうラインだと、しなやかに反って甲が出ていると見えるのです。


足の甲




















で、
先ほど、骨の形は一人ひとり違っていて、ヴァリエーションがある、と言いました。
そうなんです。誰ひとり同じ形をしている訳ではないんです。
そして一人の個人をとっても左右違ってたりする。

ひとり一人のカラダの構造、骨の形、並びはそれそれ違っているので、
甲の形も違ってきますよね!

でも、ここでおきる疑問もあります。

Q ダンサーさんは、皆さん足がすっとのびて甲が出てきれいに見えます。
これは、どういうことなんですか?



彼女たち・彼らに共通しているところは何なのでしょうか?どこなのでしょうか?
バレエの解剖学的に診てみましょう。



◆バレエの解剖学・バレエアナトミーの視点
先ほども言いましたが、プロのダンサーさんの甲は、『豊な足』の結果なのです。
男女変わらずどのダンサーさんもとても『分厚い足』をしています。
そしてそれはバレエ学校に在籍し主役をやるようなバレリーナの卵達にも共通しています。

こちらの写真を見てみましょう。
100年に一人と言われたダンサー S・ギエムの足です。
ラインの美しさがパッと目にはいると思いますが、
注意して見て欲しいのは、足の厚み。すごくないですか?
大リーグのイチロー選手もそうですが、優れたスポーツ選手の足部も厚みがあります。



ダンサーの甲






























この厚み、何でできているか?



そう、それが主に足から足底に走っている筋肉なのです。
長年のレッスンで鍛えられた筋肉は、足底からググッと骨を持ち上げて足を支えている。
だから足に厚みが出てくる。足底からしっかり持ち上げられているので、
甲に高さが出てくるのです。

そして子供の頃から足部を鍛えていくと、それぞれの足の骨も太く成長していくのです。
ダンサーさんの足の骨の特徴は、一本一本に厚みがある。
これがダンサーに共通する甲・足のラインなのです。
足が豊なので、ラインも美しく見えるのです。


甲をつくる足の筋肉は↓

甲を支える筋肉たち





















足の後ろから、内くるぶし・外くるぶしの外を通って足裏にいく筋肉達
これがとても大切なのです!!!


◆鑑別のポイント
さて、一回目に出てきた脛骨と距骨。この角度はだいたい150度くらいあるのですが、
稀にこの角度が狭い場合もあります。
そうするとポワントをはきこなすのは少し難しいかもしれません。
実際にどうなのかは、動かしたりなどして診てみないと分かりませんが、
こういう場合は、更に足部から上に向かう引き上げ=アプロンで立つことが大切になってきます

でも、そうでないのに、足首が硬いという場合は、骨の問題というより、
筋肉やカラダの使い方の問題ということが多いのです。

つまり、足の裏足底の筋肉が使えていないということ。

ということは、何を意味するか?
それは、レッスン、トレーニングを積んで足を豊かにしていく、
つまり、甲をしっかり支える筋肉を育てていくことが、
バレリーナの美しい足部をつくっていくことになる、のです。


第2回目はここまで。次回、最終回では、じゃあどうすればいいのか?
について書いていきますね。



甲がでない ポワントで立ちきれない①
甲がでない ポワントで立ちきれない③
甲がでない ポワントで立ちきれない④

テーマ:ダンサーの甲 
Posted at 13:27