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開脚からバックルへ  [2019年01月25日]
開脚が完成するには、脚だけみていては足りないと言うことを、前回は言いましたが、バックルこそ、まさに脚だけでは完成しないのです。
 
通常人のカラダは前に向かって進むので、後ろに脚を高く上げるというのは、日常生活にはでてきません。新体操、フィギュアスケートでは、脚を後ろにあげてその脚を手で持って背中を反らせることが技としてあるので、当然、小さい頃から練習する訳です。
 
一般的には、立った状態で脚を後ろにほうり投げるようにしてバットマンし、その脚を手で捕まえる練習をするようなのですが、これができる派と苦手派に分かれるんですね。
 
何度か練習してコツをつかむ子は、一つにはカラダの感覚が優れているタイプが多いです。
どうやって後ろに脚を出せば、頭の後ろに持ってこられるか、手でつかむには、肩の位置をどういう風にもっていけばつかみやすいのか、が試行錯誤しているうちに掴める子、です。
 
そこまでカラダの感覚が強くなくても、コツコツやれるタイプは、何度も何度も頑張るのですが、ここで分かれやすいのが、元からのカラダの個性です。
ジュニアそれぞれのカラダの柔らかさは似ていても、軸がしっかりとりやすいタイプ、足がしっかり地についているタイプ、体幹が安定しているタイプは、時間をかけていけばやれるようになっていきます。
 
このカラダを動かすタイミングを見つけたり、出しやすい方向を探す感覚は、本当にさまざまで、諦めないで少しずつ変えていけるタイプは、年数がかかっても克服していけるのですが、ここで何年もやっていてどうしても後少し手が届かなくて完成しない、というタイプの方も結構いるのですね。
 
学年があがって、筋力や体力がついてくるとできるようんなるケースもありますが、目の前の試合に出ることになって、でも後少しが完成しなくて、、、、と悩んでしまう。
 
こういう時には、別の方向に目を向けてみると、案外スルッとできるようになるものなんです。
 
新体操やフィギュアをしているジュニアは、バレエだけしているジュニアよりも筋力が強いタイプが少なくありません。後ちょっとのところを力でねじ伏せてもってこようとするので 力が抜けず、脚がつかめなかったりするのです。
 
バックルは、違う方向から見れば、スプリッツで上体を後ろに反らす形とほぼおなじですよね。
 
なので、まず、スプリッツが本当に力が抜けてキチンとできているかを診ていきます。 すると、バックルが苦手な子は、やっぱりスプリッツもどこかつっぱってやっているのです。
 
なので、基本の開脚、スプリッツの完成度をあげていく訳です。 開脚した時の骨盤の位置、そこから立ちのぼる脊柱のライン、更に上にのっている肩や頭の位置、又、脚は付け根からつま先まで力が抜けているか、これをひとつひとつ確認しながら、開脚、スプリッツを完成させていく訳です。
 
そうすると、大抵は腰があがってきて上半身が更にたってくるようになります。そうしたら次の段階、色々なシチュエーションでパンシェをさせていきます。
 
バックルへの道
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
深くパンシェするには、上半身のコントロールが不可欠。怖くて、首がすくんでしまうようだと、バックルの時もしっかり上半身が立ちません。 色々なパンシェを繰り返し、開脚スプリッツも、足の下にブロックを置いて、ハムストリングがより伸びるようになってくると、小学生だとほぼ、バックルまで完成していきます。
 
この時に足で立つ位置、腕で足をつかむ位置、背中の位置は、骨のどこで支えるといいのか、そのジュニアのカラダに合わせて、指示していきます。
 
 
 
この筋肉をもっと伸ばして、というと逆に意識して固まりやすいから指標にするなら、断然骨、がオススメ。
 
もちろん、骨を意識してもらうのも、筋肉を正しく使えるようにするため、そのための姿勢づくりの土台にするため、です。
 
反対に、一番オススメしたくないのは、どこを意識すればいいかも指摘せずできるまで何度も何度も繰り返しさせる、とか、開脚、スプリッツだと、足を椅子の上にのせて上から押し続ける、など。 これらはできるなら避たほうがいいです。
がんばったあげく、腱や靭帯を切ることにつながりやすいからです。
 
ジュニアによっては、どうしてもバックルを完成させたいと無理に力で引っ張って、あばらを開いてしまったり、肩を歪めてしまったり、側弯なっていたするケースもあるのです。
 
一生懸命やってきたのに、カラダをゆがめてしまっては、何のために練習してきたのか分かりませんね。 やっていて痛いのだと、自主練だって腰が引けます。 上から乗っかって押したり、脚だけをグイッと押し上げるのではない、スンナリバックルにいく方法だと、自主練も格段にやりやすくなります。
 
 
バックルで悩んでいる方はご相談ください。
Posted at 10:55
幼稚園年少から始めたのに未だ開脚が苦手、と悩んでいるジュニアは実はとても沢山います。 そして、克服して開脚を完成させたジュニアもあんじゅでは沢山診てきました。
 
みんな何年もバレエやダンスを習い、その中で開脚やスプリッツも習ってきています。 本人もご父兄も、子供のうちはカラダは柔らかいんだから、続けていればできるようになるよ、と思って毎日ストレッチを頑張っているんです。 けれど、いつまで経っても変わらない、しかも脚を開くと股関節がつっぱる、内転筋が引っ張られて痛いと言い出すようになった、、、 悩んだ末に来院したジュニアを診てみると、意外と気づかないでやっていることがあります。
 
それが、足首と足指のストッパー現象。
 
開いた脚をくい止めるため、膝を伸ばすため、背中を起こしておくために、足先を固めているんですね。 そしてつま先は、ハンマートゥや外反母趾になっているケースも少なくありません。
つま先に足首に力が入るタイプは、ほとんどのケースで、肩が上がりやすい傾向もあります。 つまり、脚を開くことだけに目がいっているため、カラダ全体や脚以外の姿勢に気づけていないのです。
 
今時のジュニアは、開脚が苦手でもヴァリエーションを踊っていたりします。(昔ではありえませんでしたけどf^_^;)けれど思うように踊れなくて落ち込んだりするのです。 来院する目的はさまざまですが、開脚・スプリッツ・カエルストレッチが苦手、とアンケート用紙に書いていても、コンクールに出ます、と言うジュニアもすくなくありません。
 
開脚ができれば、バレエが上手くなってヴァリエーションを軽々踊れるのか?と言うとそうではありません。 けれど、大切なのはここ! 開脚か完成されることは=腰があがっていることとつながっている、んです。
 
苦手にしているタイプは、大抵坐骨の後ろの方で座り、腰椎が後ろにたわんでいます。そしてその状態で目一杯脚を開く。
重心は後ろにいながら脚を開くので、倒れないようにストッパーが必要になるのです。 スプリッツだと、前後に脚を伸ばそうと前かがみになっているケースがとても多い。前かがみでいると、足が滑りそうになるので、これも足指や足首でストッパーをかけていることが多い。
 
できている人は脚が左右、前後に180度近く開いているので、苦手なタイプは目がそこにしかいかないようなんですね、、、
ストッパーが必要なジュニアは多くのケースで太ももがパンパンでお尻がさがっています。
 
つまり、脚だけで踊っている。
 
開脚しているのは確かに【脚】だけど、カラダは脚だけでできているのかしら?
違いますよね?(^_-) 大切なのは脚だけじゃない、上半身がカギなんです。
 
さて、 昨日は、新体操の発表会に出るというので、後ろ手に脚を持つバックルと床パンシェをほぼ完成させたジュニアがいました。
次回はそれについて書いてみますね。
Posted at 10:51
『こんなに軽くなるとは思いませんでした』と驚きの声を上げてくれたのは、Sさん。
 
『じゃあ、どんな風だと予想してたの?』と聞いてみました。
そうしたら、『痛みが少し取れるくらいにはなるだろうな、って感じだったんです』 でした。
 
彼女のケースは、アキレス腱痛でしたが、骨折をした後、踊りに復帰したけれど、踊っている内に骨折したところよりアキレス腱が痛くなったそうです。 骨折自体は外科医からも、踊ってOKと言われていたのですが、やはり、大きなケガの後にしっかりつま先が伸びるには段階があるのです。
 
アキレス腱の周囲だけ治療をするのでは、大きなケガの後は足りません。というのも、足首から足部にかけてはとても複雑な骨のつながりがあるからなんです。
 
下腿に加え、大腿もそして、足指を緩めることも大切。 その後の感想が上の言葉でした。
 
痛みが出ていること=どこかに歪みが出ていることが多いのですが、その大元が骨折、というケースも多く診ています。
中足骨、腓骨など、踊りが原因とばかりは言えないものもあります。骨折後の、微妙な歪みは残さない、そのためにも早めの治療が肝心、悩んでいる方はご連絡ください。
 
>>>電話:090-9362-0080
 
 
 
Posted at 10:01
昨年はロシアのダンサーさんの治療から始まりましたが、今年はロシアのバレエ学校に留学しているジュニアのトレーニングからスタートでした。そして、先週は、カナダとドイツに留学中のジュニアがカラダ作りの見直しに来院しました。

彼女達を診ていると、カラダ自体のポテンシャルは充分あることが分かります。特にコンクールで受賞して短期留学を射止め、そこから本留学へと移行できたタイプは、学校側から身長スタイル、脚の形などをしっかりチェックされているな、と感じます。けれど、留学が認められても、そこから先は自分で自分のカラダを育てていくしかありません。

もちろん先生方はいろいろ教えてくれますが、カラダの使い方や意識の仕方を15歳以上のジュニアに事細かく教えてくれる状況はとても少ないようです。(15.6歳だと、日本ではまだまだジュニアと思いがちですが、海外のバレエ学校ではほとんどシニアの扱い、の場合も少なくありません)

『もっとターンアウトして』『太ももから回して』『手を意識して』と言われて、一生懸命レッスンするのだけれど、うまくいかない、という声をたくさん聞くのです。

皆さん留学すれば、いろいろ教えてもらえる、と思っていたそうですが、案外そうではない現実が彼女達を待ち受けているのです。そこで大切なのが、自分自身のカラダと対話すること。

レッスンをする時、自分のカラダのどの部位がどういう風になっているのか、が分かっていないと、先生の指示通りに動かないのは何故なのか?が分かりません。

そのため、トレーニングでは、意識してもらいたい場所を私が触って伝えた後、実際に自分で触れてもらうようにしてます。それが自分のカラダの感覚を目覚めさすことにつながるからです。


今回来院したSさんは、エクササイズをしながら、自分の足が外の流れてしまいやすいのだ、と体感できたようです。終わった後『歩き方の感覚が違う、意識する場所が分かってかた』と話ながら帰ったそうです。

何回エクササイズにトライしても分かりにくい場合は、一度自分のカラダに触れてみること!案外違う場所が動いていたりすることが多いのです。無意識でつかっているとなかなか染みついてしまったカラダのクセは修正できません。

けれど、意識してイメージして何度も繰り返していくと、時間はかかってもカラダが反応してくるのです。だから諦めないで続けてほしいのです。

ターンアウト・アンドゥオールは、人の一般的な行動には何ら必要のない動きです。だからこそ意識してそこにもっていくカラダ作りが大切なのです。


ターンアウト、つま先、膝、の指摘をされたけれど、どこをどう意識すればいいのか、具体的に分からないというジュニアはご相談ください。


>>>電話:090-9362-0080

Posted at 10:25
13日日曜日、今年のアスティエクラスも始まりました。
中学生から大人まで、バレエ・ダンス経験のある方が参加しています。

カラダが温まりにくい、冬の午後一なので、上半身をほぐすエクササイズをたくさんいれました。その中で一番気になるのが、肩甲骨周りが固まっていること。皆さん股関節が開けば踊りやすくなると思っているようですが、実は胸郭まわりが自由になっていかないと、股関節の可動域は逆に狭まってしまいます。

トレーニングメニュー、ターンアウトアップでも同じことを伝えているのですが、開脚・スプリッツができない、内足でアーチが落ちる、足裏がつかえない、、こういう悩みも全て股関節だけではなく、上半身とつながっています。

アスティエクラスでも、ジュニアのカラダ作りでも同じなのですが、上半身を意識してエクササイズをした後なのに、次のエクササイズが足部だった場合、その前にやったはずの上半身の意識がほとんど消えてしまうのですね、、、、

診ている側からすると何とももどかしいのですが、『あ、そうだ、上も大事だった』と気づく瞬間まで待つ、これしかないのだな、とつくづく思います。

アスティエクラスは、2月は締切です。3月はスタジオが狭めの場所なので、一端締め切っています。4月以降でお申し込みください。
 
テーマ:骨で踊ろう 
Posted at 13:24
2019年 新年明けましておめでとうございます。
 
あんじゅは今日から始動です。
今年もケガや不調を解消して、バランスのとれた踊りを目指していきましょう。
 
私としては、お休み中にレッスンにも行きまして、骨で踊る感覚を追求しております。 それはバー・アスティエクラスでも同じ。新年は来週13日が始まりです。 1月は締め切っていますが2月はまだ受付中。どうぞご参加ください。
 
そして、お知らせですが、年頭からホームページの一部(症例ケース)に不具合が出ており、現在、原因を追求しています。しばらくご不便をおかけします。 特にスマートフォンでご覧の方は、スクロールして拡大の上ご覧ください。
テーマ:骨で踊ろう 
Posted at 10:04
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