バレエ治療院|アキレス腱,ハムストリング,ふくらはぎ,股関節,膝,腰の治療,バレエ整体,ターンアウト改善,バレエの解剖学,新宿,代々木|鍼灸スペースあんじゅ

バレエ治療院、ケガを治すバレエ鍼灸、歪みを整えるバレエ整体、軸を見直すパーソナルトレーニング、バレエ解剖学講座。バレエ治療院鍼灸スペースあんじゅ@東京代々木

バレエ治療院,鍼灸・整体・ターンアウト改善・解剖学,渋谷区代々木,鍼灸スペースあんじゅ

ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
【テーマ】
■■アキレス腱■■
■■膝痛■■
■■腰痛、ぎっくり腰、ヘルニア■■
■■股関節痛■■
■■側湾■■
■■肉離れ■■
■■有痛性外脛骨・三角骨■■
■■ダンサーの甲■■
■■過去のケガの再発■■

タグ:「バレエ鍼灸」の記事一覧

ダンサーの側湾 II  [2016年09月09日]
一方の後天的な側湾は、成長後に起きる症状です。
 
一番多いのは一過性の側湾。
これは、脊柱起立筋のバランスが崩れて強い筋性防御が発生した時に起こります。主訴として、腰の痛み、背中が突っ張り、場合によっては股関節痛や頸椎周囲のコリを訴えるケースが多く、よく診ると側湾になっているというタイプです。
 
例えば、肩甲骨の内側の左に強い筋性防御がある時、脊柱は左にひっぱられるため、結果その下の腰椎が右に湾曲してしまいます。本人は、腰が重いのが解消されないと思っていてもその背景に側湾が潜んでいたりします。
 
このような一過性のケースで重要なのは、筋性防御を緩めて脊柱起立筋のバランスを取り戻すこと。これには、施灸が効果的です。場合によっては、深層から腰椎周りに筋肉をほぐすところから始めることもあります。
一過性の場合、筋バランスが戻ると治療前にあった側湾は解消します。
 
一過性の側湾以外の後天的な側湾症があります。次回はそちらを見ていきます。
Posted at 11:12
ダンサーの側湾 I  [2016年09月06日]
左、もしくは右に強いコリと痛みを訴えて来院するケースが多々あります。このような場合、筋膜性腰痛末梢性の座骨神経痛であるケースもあるのですが、もう一つ見逃せないのが、側湾です。
 
 
脊柱は元々縦にS字の形をしているのですが、横にもS字を描いているのが簡単に言うと側湾症です。
 
 
 ダンサーの側湾 ばれえ治療院あんじゅ
 
この側湾症には二つあり、先天的なものと後天的なものがあります。
先天的なタイプは、ホルモンの関係で女性に多く、思春期頃に発生することがほとんどで、ダンサーの中には軽い側湾を持っている方も少なくありません。先天的なものなので、側湾がなくなることはありません。
 
 
けれど、湾曲が強いタイプでなければ、クラシックのテクニックは左右均等に使うことが土台にあるので、テクニックを身につけていく段階で側湾による筋バランスの違いが気にならなくなってきます。
 
 
先天性の側湾の場合、ホルモンのバランスが変わる生理と連動して強いコリが出たり痛みがでるケースが多々あり、数ヶ月定期的なメンテナンスを行い、ホルモンバランスを整えながらコリがたまらないカラダに整えていくことがポイントです。バレエ鍼灸で治療したのち、整体、場合によってはターンアウトアップ+プラスで側湾のコリをためないトレーニングをするのもオススメです。
 
 
 
 
次回は、後天的な側湾を診ていきます。
Posted at 21:09
ダンサーの坐骨神経痛  [2016年08月23日]
「ホント、ここに来れてよかったです。全身もしっかり診てくれて、その上でピンポイントで治してくれるから。ここみたいに、ちゃんと診てくれるところってないですよ」
 
治療後、背中もスッキリしたと開口一番こう語ってくれたのは、ダンサーIさん。
 
 
腰から下のつっぱりと、足の親指の痺れが取れないと来院して三ヶ月。初回にあったバリバリなつっぱりはなくなっています。けれど、この間教えやレッスンを休むわけにはいきません。だからこそメンテナンスが大切なのです。
 
足の親指の痺れというと、即ヘルニアと心配する方が少なくありませんが、神経を圧迫するほどの真性の坐骨神経痛は少なく、ほとんどが腰から下の筋肉が硬くなって神経を圧迫するから起きているのです。彼女の場合は、脛の前、腰椎から殿部にかけて強いコリとハリがありました。
 
脚をたくさん使うのがダンスの動き。いろいろなムーブメントで全て100%、正しいポジションで踊れることもなかったりします。床の問題、複雑な振り付け、パートナリングの問題など。そういう環境で踊っていると、どうしても脊柱のコントロールが上手くいかず、結果脚に負担がかかってくる。
 
足の親指の痺れだから、腰から下のだけで治療すれば、スッキリ踊れるように戻れるかというとそうではないのが、ダンサーのカラダ。全身を使うからこそダンスのムーブメントになっているのです。
 
 バレエの鍼灸は、踊るカラダのバランスを取り戻す鍼灸治療。
その始まりをこちらでで連載しています。
 
 
Posted at 16:13
腓腹筋とヒラメ筋のスジが合体してかかとの骨・踵骨に付着する腱の部分をアキレス腱と言います。
男性ダンサーにアキレス腱そのものを痛めるケースが多いのは、男性のダンステクニックの中でも華やかで見栄えのするビッグジャンプが多いことと関係があります。

ジャンプの着地時にカラダのかかる負担は体重の何倍にもなります。より高く飛ぼうとすると、バレーボールやバスケットボールのように低くかがむ必要があります。
ムーブメントの美しさを重視するバレエは、アンドゥオールとアプロンによって背中を丸めてかがむような姿勢をせずとも高くジャンプするのですが、そのため姿勢の元となる体幹や脚の筋肉もバランス良くつかっていくことが大切なのです。

バレエの治療においては、アキレス腱の障害でも足首周りだけ治療すれば踊りに戻れるのではないことが、こちらの例でおわかりいただけると思います。

 
クラシックバレエダンサー Yさまのケース
 
3日後のステージのためのリハ終了後、アキレス腱に痛みを感じる
初発は半年前で、その後2ヶ月は休んだとのこと。

アキレス腱障害の場合、腓腹筋によく出てる強いコリが少ないことからも、彼がプロ中のプロのダンサーでありカラダがよくコントロールされていることが判ります。

アキレス左側に炎症があり、左右の腱の状態は明らかに違いが出ており、この部分の炎症を鍼と灸で取り除いていきました。

カラダを支える足部に障害があると、バランスをとるため他の部分にもコリが出ることが少なくなく、彼の場合は、肩甲挙筋と僧帽筋の中部にコリがありました。聞くと、リハでもリフトの調整が難しかったとのこと。訓練されたダンサーなので、リフトの失敗に至るまでにはなりませんが、そのまま続けていくと自分のカラダへの負担になっていきます。

アキレス腱の治療に加え、脊柱起立筋のバランスを整えて、治療を終わりました。

2日後の治療で診ると、アキレス腱の炎症は少なくなっており、小康状態と言えました。ただ、その前に診た背部のコリが強くなり、腓腹筋の深いところにもコリが出ている状態でした。舞台直前でリハーサルは終日、リフトの確認も多かっただろうことが見て取れる状態でした。

アキレス腱の炎症にはアイシングを施しながら、腓腹筋のコリと背中のコリを鍼をつかって動かす整体針で柔らかくしていき、その後、施灸で炎症を取り除きました。

この状態では、ジャンプの多い純クラシック系の演目は避けた方が良いだろうと伝えると、彼自身もそのことを考えており「足への負担の軽いコンテンポラリー系の作品に変更したよ」と語っていました。

本来、この状態であれば休養をとるか、どうしてもの場合は出演数を減らすのが普通なのですが、出演が決まっている来日公演で、来日した後のアクシデントのため、治療・加療しながらのステージとなりましたが、その後無事5日間のステージを終えたとお聞きしました。
 
追記:
女性ダンサーの場合は、ポワントワークによってアキレス腱に痛みを生じるケースが少なくありません。ただ、女性の場合は、アキレス腱そのものよりも、アキレス腱周囲に炎症や痛みを起こすことが多いのです。これをアキレス腱周囲炎と言います。
これについては、後日、このコラムにて紹介していきます。
 
 
Posted at 23:05
ダンサーと筋筋膜性腰痛  [2014年09月28日]
フィギュアスケートの羽生選手がシーズン初めの大会を欠場することなったというニュースが流れましたね。
その原因が「筋筋膜性腰痛」

どんな症状かを簡単に説明しましょう。
筋肉は筋膜という膜に包まれています。この筋膜と筋肉のバランスが崩れて炎症がおこり痛みがでている状態です。
この腰痛、耳慣れないかもしれませんが『ぎっくり腰』もこの筋筋膜性腰痛に入ります。そう聞くと思い当たる方も少なくないですね。
 
ぎっくり腰は、急に重いものを持とうとした時や、不意に大きなくしゃみをした時になりやすいと言われています。「グキッ」と言う音が聞こえたような痛みが走るのでこう呼ばれていますが、ダンサーもこの痛みに悩まされることがあるのです。

ダンサーの場合はどんな時になるのでしょうか?
振り付けで不意にステップを変えた瞬間などに起きることもありますが、これはぎっくり腰と少し似ているケースになります。

この他、リハーサルの合間のフッとした瞬間、教えとパフォーマンス準備で忙しかった期間が終わってほっとしている時など、緊張がすこしほどけた時になることも少なくありません。

こういった時に、気温差のある日が続いた、生理のサイクルが重なってしまい「グキッと」が起きてしまうのです。
レッスンでもリハでもなかった、教えでもなかった、自分では何をしたわけじゃないのに、何故いきなりなるの?と皆さんおっしゃるのですが、よくお聞きすると筋膜のズレが起きやすい他の要因があったりするのです。

この腰痛、安静にしていれば1、2週間もすれば動けるようになりますし、整形外科さんや接骨院さんの中には『まず安静にして下さい』と言うところが少なくないです。安静といっても、翌週は生徒さんの発表会があって休むどころじゃない、自分のリハーサルが詰まっているなど、ダンサーだとそういかない場合が少なくありません。
 
そのための治療法がバレエ鍼灸です。
炎症を抑える効果が高いお灸と痛みを抑える効果がある鍼で、筋肉と筋膜のバランスを直します。そして、バレエの解剖学にそって、ターンアウトしやすいように動きのバランスを整えて行きます。
 


ベリーダンサーMさまのケース
 
『市川先生、今、シャワーから出た途端、腰が痛くなり、横になっています。 何がなんだか、きつねにつままれたような気持ちです。
昨日はいつも通り教えをして、
今日もいつもと変わらない生活してたのですが、シャワー出た途端、いたた…という。 少し様子見てみますが、今仰向けに寝てます…』
 
 
何をした訳じゃないのに…と来院されたMさま。実は、2日間のワークショップが一週間後に、生徒さんの発表会が3週間後に控えている状況でした。しかも、9月のはいり気温差が出てきた天候とも重なっていました。

拝 見すると、腸骨稜と仙骨脇に炎症がでていました。骨盤周囲の筋肉は複雑に走っていて、それぞれが緩やかに動くからこそ踊れるのですが、2カ所に炎症がある ため筋肉自体に硬さが出ていました。炎症はお灸で抑え、固まっている筋肉は鍼でほぐしていきました。脚を上げたり、曲げたりする時に使われる筋肉も含めて 動きのバランスを整えた後、帰りには普通にしゃがむことがでました。その週末のワークショップも無事終わりました~の声をいただきました。
 

シアターダンサー Wさまのケース
 
『先生お疲れ様です。右半身の腰から太もものあたりと右の肩甲骨あたりがびりびりするような感覚があり、是非みていただきたいです。』
 
 
この数日はいつも通りのスケジュールだったWさん。なのにどうして…と来院されました。
伺ってみると、肩と骨盤のコーディネーションをしきりに繰り返していたそうです。(このコーディネーションは、あんじゅで教えているものです)
いつも症状がでる右側ばかり繰り返していたようで、全体のラインが崩れていました。
 
最初に筋膜リリースで崩れているラインを調整してから、鍼で全体的に硬くなっている筋肉を緩め、腸骨稜と仙骨周りはお灸を処方。一番気になっていたのが、右 の肩甲骨周り。動かしながら調整する整体針で動きのバランスを整えると、左右差がなくなりました。その後、翌月の公演リハーサルに戻られています。
 
 
ダンサーの筋筋膜性腰痛の重要ポイント
まず筋肉、筋膜のひきつれをおこしている炎症をしっかり取り除くこと。
次に、骨盤を中心に、腰の動きに関わる筋肉、ラインを整えて、動きのバランスを取り戻していくことです。


>>>バレエ鍼灸
>>>電話:090-9362-0080
 
Posted at 10:18
<< 前のページへ
|
次のページへ >>