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ダンサーの側湾 Ⅲ  [2016年09月11日]
他にある後天的な側湾は成長過程で発生するものです。
 
先天的なものとの違いは、元々側湾がなかったという点です。しかし、カラダの使い方が間違っていると、その結果歪みが定着しまい、側湾を作ってしまう、これがオーバーユースによる側湾です。
10代のバレエジュニアの場合、アラベスクで上げやすい脚の方ばかり練習したり、スプリッツで苦手な方はあまりやらないということがあったりします。上げやすい右軸のアラベスクばかりやっていた結果、二十歳過ぎて気がついたら、側湾になっていて、腰に強いツッパリがいつもあるということが実際に起きるのです。
 
この件については、別のコラムでもう少し書いて行こうと思います。
 
また、滑り症やヘルニアから脊柱の並びがずれてしまって結果一箇所だけ側湾になっているケースもあります。通常の側湾は横にもS字ができるのですが、このような場合では湾曲しているのは一箇所だけ。このようなケースでも脊柱起立筋の筋バランスを整えることがポイントです。
 
両方とも、先天的な側湾同様、背中のカーブが治るケースは少ないです。というのも、カラダの使い方のクセは簡単に治らないからです。そのため、踊るたびに腰に違和感や痛みを感じる場合は、定期的なメンテナンスをしばらく続け、脊柱起立筋のバランスを整えることがポイントです。更に、このようなケースでは、脊柱のコントロールを身につけることが重要になります。
 
これまで診てきた側湾症ですが、先天性のものと一過性のものを除き、使い方で側湾を作らないようにすること、これが大切なです。特に成長期にあるバレエジュニアは、高く脚をあげたいと上げることばかりに目が行きがちですが、キチンとした姿勢をつくることで結果脚は上がっていきます。
 
Posted at 13:14
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