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ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
【テーマ】
■■O脚■■
■■アキレス腱■■
■■膝痛・半月板■■
■■腰痛、ぎっくり腰、ヘルニア■■
■■股関節痛■■
■■側湾■■
■■肉離れ■■
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■■バレエ留学への道■■
■■バレエ整体■■
■■過去のケガの再発■■
■■冷え性による血流障害■■

タグ:「オスグッド」の記事一覧

スプリッツに左右差がある、といって来院するバレエジュニアは少なくありません。
ほとんどのケースでは、上半身がふにゃふにゃ、手の指がふにゃふにゃ、肩がポコンと上にあがっていて脚だけでがんばろうとする子が多いので、背筋やカエルなどをやりながら上半身をつかう意識を目覚めさせていき、腕や背中のエクササイズと首をつけるエクササイズをおこなうことで少しずつ改善され、早い子だと1回のセッションで克服出来る子もいます。

中にはどうにも改善が診られないというケースが出てくるのですが、今回来院したジュニアの場合、診ていると左の股関節のつっかかりがとれにくいのです。
 
人のカラダは100%左右対称ということはほとんどなく多少の左右差は誰もが持っています。それはカンパニーダンサーでも同じこと。股関節ヒップソケットも全く同じ方向についているという訳ではないのです。

ただ、股関節に多少の左右差があっても、上記のエクササイズを繰り返しているうちに、小学生だと(他、おおよそ20歳以下までだと)少しずつ左右が揃ってくることがほとんどなのです。それは得意な脚ばかりやって苦手な方があまりやらないうちにバランスが崩れていたり、苦手な方の体幹と腕がつながりにくかったりするからで、セッションでは苦手な方向を先にやったり、苦手な方の肩を開かせることを中心にしたりして取り組むとほぼ揃っていくのです。
 
がしかし、なかなか効果がでにくいというジュニアもたまにはいます。
そのような場合、エクササイズを続けてやらせるだけでなく、カラダ全体をよく注意して診る必要があります。
 
オスグッド、バレエ治療
 Mちゃんは場合、2,3ヶ月で4㎝も背が伸びた状況にあり、小学5年生にして既に156cmもありました。となるとどうしても成長痛がでても不思議ではない状況。よく診ていると、前や横に移動するエクササイズの時に足をすっているし、更に、立っている時に左脚に寄って立つ率が多いのです。

そこで彼女にこそっと理由を聞いてみると『右のお膝が痛いの』ということでした。オスグッドだったのです。

Mちゃん自身は『膝が痛い』ということをお母さんに話しているつもりでしたが、『左のスプリッツがうまくいかない』ということの方が強く伝わってしまっていたようです。左がうまくいかないのは、右の膝が痛くてうまく使えないため、左の股関節に体重をのせて立つクセがつき、結果、体重がのかかっている左股関節の方がつまく伸びずスプリッツの左右差につながってしまっていたからだったのです。自分のカラダを正確に把握して両親や先生に伝えるということは、小学生ではとても難しいこと。

改めて、立ち姿、座り姿などからもしっかり診る必要性を痛感しました。
原因が判ったので、トレーニングは一時中断し、施灸をおこなってから、椅子に座っての上半身のエクササイズに切り替えて診ました。立つことに上半身が大切だというのは、小学生のジュニアには理解はしにくいのですが、そのエクササイズの後、椅子から立ち上がると膝を曲げて伸ばしても痛みが出ないことから、すこ~しカラダでつかんでくれたようです。


短期間で身長が伸びたジュニアでも膝痛にケースとそうでないケースがあるので、誰もが注意すべきと強調するものではありませんが、左右差がある時、痛いところがあるかないか、ご自宅でしっかり聞いてみてくださいね。
 
スプリッツ左右差の改善には >>>ターンアウトアップ+プラス
Posted at 10:43
膝の痛みには、いろいろなものがありますが、特にバレエジュニアに起きる膝の障害と治療についてご紹介します。
 
 
夏休みが明けたらいきなり身長が伸びていた、こういうことがジュニアにはあります。特に10歳から15歳位は背の伸び盛りで、一年で5cmも伸びていたなんてことも。

この時になりやすいのが、オスグッド症候群、と言われる膝の痛みです。
膝のお皿(膝蓋骨)の下あたりが痛い、ボコッと骨が出っ張ってきて、熱を持っている、膝を曲げられない、歩くのもつらい場合もあります。
何故このようなことが起きるのか、それは、成長期の骨の変化が関係しているのです。

 
 オスグッド、膝の痛み
 
脚の骨の末端は軟骨になっています。そして、膝に関係する一番大きな筋肉は4つの筋肉の腱を合わせて、膝のお皿を通って、下腿の骨・脛骨の前面に終わります。

成長するということは、脚の骨の軟骨が骨となっていく訳です。成人にくらべてジュニアの骨は柔らかい。成長したばかりの骨はましてや硬いはずはありません。

踊ったり、スポーツをする際、膝を使わないで行うことなんてできませんよね。プリエやジャンプなど、バレエで大切とされるステップが成長期に膝への刺激となってしうまう場合があるのです。
 
身長は伸びた方がいいのですが、膝が痛いと、レッスンどころではなくなってしまいます。これは、男子だけでなく女子にもおきます。

この症状では、痛みを発している腱の炎症を抑えることが最優先です。バレエ鍼灸で用いる【お灸】の施術が炎症を抑えるのに効果的なのです。更に、オスグットでは、膝に関わる筋肉にも負担がかかり、硬くなっているケースがほとんど。
 
ここも緩めていくことがポイント。脚の筋肉が柔らかくなれば、膝への負担も軽減されるからです。この両面からの治療で、炎症のある周囲の緊張は収まってきます。
 
 
 
そして、痛みが収まった後に大切なのが、バレエ的に膝を使えるように修正すること。
普通に膝を曲げるようにプリエをしていると、膝蓋腱に掛かる負担は変わりません。そのため、炎症が繰り返される安いのです。バレエ的に膝を折る、伸ばす感覚を養うことは、痛みを再発させないだけでなく、きちんとしたポジションをキープするためには欠かせません。

レッスン復帰後、痛みや炎症の度合いを診て、治療を加える、もしくは、膝の使い方の修正を行う、この過程を経て、ほとんどのジュニアはいつもスケジュールをこなせるように復帰していけます。
Posted at 12:49
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