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ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
【テーマ】
■■O脚■■
■■アキレス腱■■
■■膝痛・半月板■■
■■腰痛、ぎっくり腰、ヘルニア■■
■■股関節痛■■
■■側湾■■
■■肉離れ■■
■■有痛性外脛骨・三角骨■■
■■種子骨■■
■■肋骨の痛み■■
■■ターンアウトforプロ■■
■■ダンサーの甲■■
■■バレエ留学への道■■
■■バレエ整体■■
■■過去のケガの再発■■
■■冷え性による血流障害■■

タグ:「捻挫」の記事一覧

くるぶし周りが痛くてポワントで踊れないと言って来院したMさん。その捻挫は3年前だそうです。『これまで何軒かの接骨院に行ったけれど、甲がでにくいのは捻挫が原因だと言われてきたんです。』とおっしゃったのはお母さま。

はい、確かに数年前の捻挫の処置がよくなく、その後足部を痛め踊りを止める決意をした大カンパニーを辞める決意をしたダンサーさんを治療したことがあるので、そういう可能性もあるでしょう。けれど、診てみると痛めたという足首部分の皮下や皮膚に大きな差があるようには感じられません。3年前に痛めて、それが治らず未だに靱帯がゆるいというなら、もっと足首はふらふらしていてもおかしくはないのですが、そうでもない。

けれど、痛みがでる方のつま先を伸ばしてもらうと痛みがでる。
そこで、よく診ていると、問題なのはその伸ばし方でした。

ジュニアに多い(実はジュニアだけでなくシニアにも多いのですが)、足趾に力を込めて丸めて伸ばす伸ばし方をしている。そのため甲がでにくくなっているのですが、たとえ、そういうケースだとしても、私が補正してつま先を伸ばしていくとほとんど痛みを伴わずつま先が伸び、甲がでていきます。

実際のところ、つま先を伸ばそうとするとアキレス腱やくるぶしが痛いと言う場合、伸ばし方に原因があることが多く、その場合、炎症があっても骨に問題があることはまれです。

ただ、今回は違っていました。どう違っているかと言うと、補正しながら正しくつま先を伸ばさせていこうとしても、踵周囲でロックがかかり、それより先に伸びる余地がとても少なかったのです。

こういうケースはごく少数ですが存在します。
そして、その原因の多くは距骨の突起にあります。

三角骨障害、バレエ
こちらの記事でも書いていますが(三角骨障害)ジュニアからずっと踊っていてポワントに移行した時にきちんと立てないと言う場合、距骨の突起が底屈(ポワントにすること)を阻害している可能性もあります。この距骨突起は誰にでもあるのですが、突起の形によって、バレエでいうつま先をのばしてポワントで立つための動きに制限がかかるのです。

距骨に特徴がある生徒の中には、痛みがでずそのままずっと踊ってしまう子が少なくなく、その結果、数年後に三角骨ができる、そしてできた三角骨が骨折したと言う例は山のようにあり、あんじゅでも何例も治療とトレーニングをおこなっています。


残念なことに一般の医療施設ではバレエやダンスの症例を数多く診ている訳ではないので、くるぶしの痛みを数年前の捻挫が原因と診断してしまうこともあります。

今回のケースではまず、痛みがでている箇所(実際は前距腓靱帯でななく)後脛骨筋腱とアキレス腱直上に施灸をし、合わせてふくらはぎ、スネの筋肉の緊張を緩める施術をおこないました。

そして大切なのは、距骨の突起に特徴があってもしっかり立てるところを探して立つ練習。そのポイントは上半身の強化です。こちらは、トレーニングメニュー【ターンアウトアップ+プラス】でおこないます。
 
Posted at 10:27
足が痛い、、、
レッスン後、リハーサル途中、教え中にも、つま先を伸ばそうとするとなんか変、プリエをするとズキンとくる、痛くてポワントで立てない、、、という時ありますね。
 
バレエの3大障害、足首、膝、股関節。中でも、足首、足部の障害を見ていきます。
 
症状で診ると
 
捻挫、
腱や滑液胞の炎症、
神経圧迫、
骨変性、
 
などがあり、ケースによって治癒に時間がかかることもあります。
例えば、大腿四頭筋に大表される筋肉はタンパク質の成分が多く、血流も多いため比較的治りが早いのですが、足部に多い靭帯や腱はコラーゲン線維が多く、治癒に時間がかかることも少なくありません。
 
では
 
場所で診てみましょう
 
 
バレエのケガ 足首 バレエ鍼灸あんじゅ
 
足首周囲
①前距腓靭帯(捻挫)
②伸筋支帯 (捻挫)
③長趾伸筋炎 (腱鞘炎)
④アキレス腱炎 (腱鞘炎)
⑤アキレス腱周囲炎
(長腓骨筋腱炎・後脛骨筋腱炎・長母趾屈筋炎)(腱鞘炎)
⑥三角骨炎(三角骨分離)(骨折・骨変性)
 
足部
⑦有痛性外脛骨、(腱鞘炎の一種)
⑧モートン症候群、(神経圧迫)
⑨ショパール関節炎、(関節炎炎)
⑩足首の滑液胞炎、(滑液胞の炎症)
 
指=趾
⑪外反母趾、(骨変性)
⑫内反小趾、(骨変性)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Ballet Cllinic Ange
 
スネの前から外側にある筋肉で7つ、スネの後から内側にかけてある筋肉で6つ、足部には13の筋肉があり、とても複雑かつ精緻な造りをしています。
指へ行く腱が走っている甲側はコラーゲン線維が多く、足底は、脂肪組織もあり甲側と比べると筋肉成分が多くなります。
そして、足部には、指の骨(第1〜第5趾)、足部の骨(中足骨・楔状骨など足根骨・踵骨、距骨)と細かい骨があり、たくさんの腱が付着しています。
 
プリエやジャンプ、ポーズでカラダを支える一番の土台である足部。
そのため、着地時の衝撃や捻り、リノに引っかかる、他のダンサーのカラダの一部との衝突など、思わぬ負担がかかることが少なくなく、足部のケガが少なくないのです。
 
甲側を走っている腱やくるぶし周りの靭帯などコラーゲン線維が多い組織は、マッサージの刺激では簡単には柔かくなりにくい。
 
セルフケアとして、指を含め、足部の関節を緩めること、そして踊った直後は衝撃を受けた熱をとりのぞくために、冷水をかけるなどアイシングをすることが大切です。
 
筋肉成分の多い足底は、ボールなどをゴロゴロさせて柔らかくほぐしておくのはオススメです。。けれど、ボールの固さには気をつけましょう。日本では、未だ、ぎゅうぎゅうするマッサージや強い指圧が少なくありませんが、筋肉や筋膜が柔らかいダンサーのカラダにはtoo muchな刺激。逆に足底の筋肉が疲弊していまいます。これは海外の理学療法の先生方は10年も前から提唱していますよ。
 
そして、痛みが長引く時、触ってヒリヒリする炎症が出ている箇所には適切な治療が必要です。
超音波なども効果が出ていますが、消炎鎮痛剤やロキソニンテープだけでは対処しきれないのが足部のケガ。
バレエ鍼灸のお灸が炎症は、靭帯、腱の炎症だけでなく、三角骨による痛み、滑液胞にできた炎症にも高い効果をもたらします。
 
 
 
運動学的に構造的に、足部には大きな負担がかかりやすいため、ケガも多いのですが、実はそれだけが原因ではないことが、バレエ鍼灸10年の臨床で分かっています。
 
それについては、新たにコラムで紹介します。
Posted at 12:07
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