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ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
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タグ:「O脚」の記事一覧

4歳から始めたのにいつまで経ってもカエルができない、小学4年生になるのにスプリッツや開脚が苦手。
そういうジュニアに多いのが姿勢のゆがみ。
一目見て分かるのは、頭部や両肩のズレです。

立っている時に、腕を後ろに組んでいたり、両腕は脇に置かれていても肩先が内に入っていたり、両肩が上がって頭部が前にずれてしまっていたり、このような姿勢が日常になっていると、バレエのレッスンをしても基本的テクニックが身につきません。

その結果、トウシューズを履く頃になって、立てない、膝が伸びない、腰が引ける、などの悩みを抱えることになります。又、無理をして頑張ってしまった結果、背中に側弯がでてしまったり、O脚が加速する、又、骨盤のラインがずれたまま成長したりするケースもあります。

カラダは成長していくために、本来、筋肉や腱、靱帯、骨は柔らかいのが普通です。けれど、その柔らかさが逆にカエルや開脚をやりづらくさせてしまう場合があります。

その底辺にあるのが、近年のジュニアの一般的な運動量の不足。バレエのお稽古だけでなく、全身をつかって動く量が減っているのは指摘されていますが、他に、日本人特有のカラダの構造も関係しています。

カエル・スプリッツ・開脚が苦手なジュニアは、多くが体幹(胴体)が薄い傾向にあります。海外でドレスを買って着てみると、デコルテのラインがガパガパで着られなかったと言うことが少なくないように、元々、日本人の骨格は西洋人の厚い胸郭と比べると平ぺったい傾向にあります。

もちろん個人差はありますが、上記ストレッチが苦手なジュニアのほとんどが体幹が薄いため、腕がなかなか体幹とつながらず、前に伸びようとしても肩がすくんで上がってしまったり、お尻がポコンとあがってしまう傾向が強いのです。

4,5歳の頃からストレッチを毎日やれば改善すると、顔を真っ赤にしてがんばるジュニアもいました。子供なりにどうしても自分もできるようになりたいと、一生懸命になる状態、ここに落とし穴があったりするのです。

頑張ればかんばる程、完成しない時、カラダでは何が起きているかというと、意志の力で筋肉自体が緊張しすぎてしまって。ストレッチで伸びるどころが逆にストレッチを阻害してしまうことが起きてしまうのです。

大切なのは、頑張る方向を引っ張ったり力を入れたりするのではなく、するっと抜けるポイントを探して姿勢を整えてからおこなうことなのです。
あんじゅでは、カエルストレッチ、スプリッツ・開脚が苦手なジュニアのトレーニングをサポートしています。これらのストレッチができたからバレエが一足飛びに上手くなるのか?と言うと違うのですが、これらができるようになることは、姿勢が整っている証でもあるのです。その状態からレッスンと積むことが、テクニックを習得する上で大切なのです。

カエル、開脚、スプリッツ改善
 
 
Posted at 14:26
O脚をコントロールする  [2018年03月04日]
約1年前からパーソナルセッション『ターンアウトアップ+プラス』を受けているRちゃん。カラダが硬いから、が悩みの種だったのですが、本人が思っているほど硬いわけではないのです。彼女の”硬い”は、決してその言葉通りではありません。
 
開脚だってスプリッツだってできるんです。けれど、リラックスしてストレッチするのが苦手でどうしても固まってしまいやすい。
 
そして、股関節の可動域はあるのに、どうしても5番がはまらない、のが悩み。だから余計に固まってしまう。そうすると、バーの最初から固まって踊るので、スムーズに動けません。ヴァリエーションも踊れているのに、伸びやかさが足りない、自分でもどうすればいいのか、と悩んでいました。
 
その原因の一つが、実は膝押しを続けた結果のO脚。O脚だとルルベの時に重心が乗りにくくなっていきます。
 
バレエ的にまっすぐ立つことの難しさから、多くのジュニアが膝を押して立ち、レッスンを続けてしまっています。そのクセが直らないと、足首と伸びなくなり、結果、下手をするとカラダに歪みを作ってしまいかねない。彼女もそうでした。
 
そうすると、アプロンが成り立たないので力で踊らざるえません。体重の軽い小学生の頃ならなんとかごまかせても、中学生になってカラダが変わって、皿に難しいパの組み合わせが入ってくるようになると、力が入ってどうしても思うように踊れなくなってしまうのです。
 
このくせを直すのに、この一年、彼女は随分頑張りました。ストレッチも『骨』で支えることを視点を入れてもらうと、力が抜けるようになってきた。すると、『オン ザフット』(ここでは、片足にきちんと体重を乗せて立つこと)もすんなりとできるようになってきています。
 
これまでやってもらったことは、脚の力ではなく、上半身を使う意識を育てること。これは書くのは簡単ですが、実践するのはなかなかむずかしく、エクササイズ段階ではできるようになってきても、動きになると直ぐ脚の力で踊りだす、の繰り返しが続きました。
 
初めの頃は、骨や関節など、解剖学的にポイントとなるカラダのパーツを意識してもらうことが多かったのですが、最近続けてきたのは、感覚を育てること。レッスンで先生がおっしゃることと似ています。
 
肩を上げない、肘を落とさない、のようなカラダの場所を示す指摘だけでなく、『水が流れるように』とか『ページをめくるように』など、感覚的な言葉を使っています。
このことの必要性を最近は特に感じるようになってします。
 
足、踵、つま先、膝、股関節、など気を付けなければならない箇所は幾つものありますが、その部分ばかりを気にしてしまうと実際の踊りはガチガチになってしまいますよね。そうなんですよね。踊っている時に感じていることは、カラダのパーツではなく全体性。
 
パーソナルセッションでも同じことが必要だとつくづく感じました。
 
カラダの部分には注意は払うけれと、最終的には、カラダが集まってきて、外へと開かれていく感覚が出てくる、そうなるとカラダがふわっと持ち上がってくるようになっていく。羽生結弦さん流に言うと【絶対ポイント】が見えてくると、確実に楽に踊れるようになるのです。それが『オン ザフット』の違いに出てきました。
 
Rちゃんの目標はもっと先にあって、それに向かって頑張っています。あんじゅもそれをサポートしています。
 
O脚に悩んでいる、力が抜けない、中学生に上がったら回れなくなったなど、悩みを抱えているジュニアはこちらもあわせてみてくださいね。
 
  
 
 
Posted at 10:41
3、4歳からバレエをつづけていても、早い子で、10歳〜11歳、遅くても13、4歳で伸び悩みが出てきます。
 
例えば、コンクールの評価シートで、つま先が伸びていない、膝が伸びきらない、アンドゥオールができていないと指摘される、とか、ディヴェロペやアラベスクをすると股関節や腰が痛くなるなど。又、せっかくコンクールで賞を取ったのにその後直ぐケガをするなど。
そのようなジュニアを診ると、股関節、膝関節、足首の関節に必ずと言っていいほど、捻れがあって、その状態で踊っているのです。
 
治療では、炎症がある部分や筋肉の組織が硬くなっているところを中心にバレエのラインを取り戻せるように治療しますが、傷は治っても、捻れや歪みをそのままにしていると、結果、また同じところを痛める結果になる。そのため、いつも「関節を揃えて、歪みや捻れをなくして立つこと』を伝えています。
 
というのも、内側と外側のくるぶしをしっかり平行にたてて、ポジションに立っていないジュニアがほとんどだからなのです。そして、そういうジュニアにO脚で悩んでいる子が少なくないのです。
 
くるぶしは、膝下の骨、脛骨と腓骨の末端なのですが、この二つには高さに差があります。外側の骨である腓骨の終わり=外くるぶしと、内側にある脛骨の終わり=内くるぶしの高さは一緒ではなく、外くるぶしの方が下に位置しているため、どうしても重心が外に流れやすい。この高さに差があるからこそ、足首が回るのですが、この構造が、足首が安定しない原因にもなってしまうのです。
 
※下の写真の内側と外側のくるぶし、その高さを比べてみてください。
 
 
Ballet Cllinic Ange
高さに差があるけれど、差がないようにしっかり引き上げて立てるようになればいいのですが、1番、5番のポジションにするとき、足部や脚だけで、締めて固めて立ってしまうことが少なくない。けれど、そうやって踏ん張って形だけ、脚を開いているように見せていても、結局関節に捻れが残ったままだと、きちんとしたアンドゥオールにはならない。
更に、不安定な足部で立って膝を伸ばそうととするため、膝押しが加速して、脚全体が外後方に流れてしまう。これがO脚を加速させる原因となるのです。
 
10歳前のジュニアはまだまだ筋肉も柔らかく、対応性があるので、ごまかして立っていてもなんとなくできてしまうし、外から見ても、できているように見えてしまうことがあります。けれど、お尻をモゴモゴ動かしてポジションを作っていたり、踵をずらして立つ、踊るクセが直らないまま成長すると、レッスンそのものが太ももやふくらはぎの筋トレとなって、O脚をつくってしまうだけでなく、中高生になると太くて丸い脚になります。
 
 
更に、揃ったくるぶしで立っていない状態でポワントをはくと、ボックスで安定しないため力を入れて立つことを覚えてしまいます。
そうすると、少し難しい振りを踊るようになると更に力で押して立つクセが加速し、本来持っていないはずの三角骨ができ、骨折になってしまったりするケースになるのです。
 
こうなってしまうと、どんなに訓練を積んでも、上級のテクニックに行き着けないことがほとんど。
 
どうしても5番に入れたい気持ちは、同じくバレエをやっているものだからこそ、すごく理解できます。けれど、捻って立って踊っていても、結局は、バレエのラインを育てることにはつながりません。
 
ターンアウトアップ+プラスでは、『きちんと立てる、踏めるカラダ』のための見直しをしています。それが、バレエ本来の美しいラインを作っていく土台になるのです。
 
 
 
Posted at 23:48
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