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ダンサーズ症例ケース

ダンサーが悩むケガの症例と治療について紹介しています。
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タグ:「ダンス障害」の記事一覧

ダンス障害 肋骨の痛み  [2018年01月29日]
バレエの解剖学でも大切な肋骨。普段はあまり意識しない骨ですが、このくしゃみの反動でヒビがはいることもあるなど、繊細な構造をしています。
 
肋骨の骨は全部で12対。
 
 
ダンス障害 肋骨1
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダンス障害 肋骨2
 
 
その内1番目から10番目までは真ん中の胸骨についている(正確に言うと胸骨に接続しているのは第7まで)なのですが、11番目と12番目は、浮肋といって胸骨には接続しておらず浮いています。

ただ、この浮肋以外に踊っていて痛める場合もあります。それは、リフトでの接触で思わぬ負荷がかる場合が多い。いずれにせよ、背中が柔らかい女性ダンサーには時々ここを痛める人がでます。

肋骨は痛めてもコルセットがしにくく、処置も少ない箇所であることが辛いところ。リフトやコンテンポラリーのコンタクトなどで接触した結果、軽い骨折やヒビがはいったり、肋骨の間の筋膜を痛めることもある。

バレエ鍼灸ではこの症状も治療可能です。捻挫や筋膜炎に効果の高いお灸のパワーが治癒を早めてくれます。

治療+α大切なのは、ポスチャー=姿勢。
最近のダンサーは色々なジャンルを踊るせいもあり、頭部からトルソー、骨盤までのラインが崩れやすかったりします。そこを見直すことで、挫傷後の回復もより早まります。
 
 
 
 
 
 
Posted at 10:33
ダンス障害 10代の腰痛  [2017年12月10日]
腰痛は、運動時痛、と静止時痛に分けられます。そして10代でもその両方の腰痛を抱えることがあります。

運動時痛を診てみましょう。
特に、アラベスクや、デリエールのカンブレ、又アップでの背筋トレで腰が痛い、と言う場合、ほとんどのケースで骨盤周囲の筋肉から上の脊柱起立筋に強い筋緊張がでています。そのため本来つかわれるべき筋肉の働きが阻害され、普段以上の負荷が腰にかかってしまいます。

背面の筋緊張は、人によっては気づかないこともあります。レッスンで動いてカラダが温まってくると緊張がほぐれて動けてしまうことも多いので、そのまま踊りつづけてしまう。けれど、深層筋にはまだ筋緊張が残っていて、やがてそれが強い腰の痛みになることが起きてしまいます。こう言う時には、筋緊張を越え、筋膜の炎症になっています。

もう一つの腰痛、静止時痛はというと、例えば、リハーサルで自分は待機の時、床に座っている時に動かしている訳ではないのに、腰が痛くなるのが、静止時痛。これは、腰や背中の筋緊張も診られますが、どちらかというと、逆に姿勢保持の筋肉は働いておらず、骨盤や脊柱の靱帯や腱に負担がかかっているのが診られます。そのため、腰骨の後ろ(腸骨稜)に強い緊張がでていたり、炎症が出ていることもあります。

筋力や柔軟性が充分高いはずの10代にどうしてこのような腰痛が起きるのでしょうか。
どんなに若くても小学生の時と同じにはいかない、と言うことです。中学生、高校生でもカラダの柔らかいジュニアはいます。けれど、その柔らかさは、骨に支えられているからこそ。ホルモンの関係もあり、筋肉は成長と共に少しずつ変わっていきます。その時、姿勢を考えず背中を反らせたり、アラベスクで脚を高くあげることだけを続けていると、脊柱起立筋を逆に硬くさせることにつながり、【いつもと同じように】反っているのに、腰が痛い、となるのです。

もう一つある原因が、普段の姿勢。こちらの方が深刻かもしれません。
日中の授業で長時間座っていることが多い10代。座っている姿勢が崩れてしまい背中や腰をおとして座ると、骨盤と腰の筋肉をつなぐ靱帯に常に負担がかかっている状態をつくってしまいます。この時腹筋側(体幹前面)は緩んでしまってお腹が出た状態になっていることがほとんど。このような状態が常時続いていると、動いているわけでないのに腰が痛い、と感じるようになってしまいます。
静止時痛のジュニアに長座させると、ほとんどが腰が後ろに落ちてしまいます。踊らせると動けて回れるのに、です。
 
どちらのケースも、出ている炎症を抑え、筋緊張がでている部分を緩めることが治療の基本ですが、更に必要なのが姿勢の確認。場合によっては、筋トレが必要なケースもあります。
                
待機の時や普段の生活で、このような姿勢をしていませんか?こうなっていたら要注意。
日頃の意識の差が、踊れるカラダを作っていくのです。
ダンス障害、10代の腰痛
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Posted at 10:43
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