バレエ鍼灸、バレエ整体、ターンアウト改善、解剖学講師兼フロアバレエ資格者による施術、アキレス腱痛、足首の捻挫、三角骨障害、股関節痛、膝痛、アラベスクラインの修正、フィギュア、新体操、シンクロジュニアの開脚改善、東京、代々木、バレエ治療院、鍼灸スペースあんじゅ

バレエ治療院,鍼灸・整体・ターンアウト改善・解剖学,渋谷区代々木,鍼灸スペースあんじゅ

【テーマ】
■■骨で踊ろう■■
■■クライアントボイス・なう■■
■■バレエジュニアのカラダづくり■■
■■講習会・出張講座■■
■■バレエ鍼灸ヒストリー■■
■■コンクール・ヴァリエーション■■
■■バレエ留学■■
■■バレエ・ダンス考察■■

タグ:「骨で踊る」の記事一覧

4月のアスティエクラス  [2018年04月04日]
4月1日のバー・アスティエクラス、初体験の人が5人、中学生、高校生もいたので、基本をじっくりやりました。
 
皆さんバレエやダンスをやっているので、動こうと思ったら動風かせちゃうんですよね。でもそれだとただ脚や手を動かすだけになりかねません。大切なのは基本の姿勢。解剖学的にどこで支えると楽に座れるのかをしっかり確認して、呼吸、上半身のエクササイズ、脚のエクササイズと続けました。この時意識してもらうのは、筋肉ではなくて、何時もいっているように【骨】。骨の方が絶対に分かりやすいのです。
 
初めてのムーブメントに最初は力が入りそうになるのが見えていた参加者さんも、クラスの最後には力が抜けるようになってきました。力が抜けると、すぅっと上に抜ける一本の軸が見えてくるんですよね(^_−)−☆
 
ここでも感じたのは、脚を開きたい思いが強すぎて、太ももに力が入ること、そしてつま先を伸ばしたいと指を固めすぎること。
開きたい、つま先伸ばしたい、とツイ力を入れて動かしてしまうのは分かります。でも、それでうまくいかない場合は、逆に力を抜いてみる、この発想にトライしてみてほしい。
 
脚の力を抜いてもグラグラしないには何が必要?
それが、姿勢で見直した上半身なのです。
 
アスティエクラスは、次回5月は13日日曜日です。>>>バーアスティエクラス
(参加枠は、あと 1名となりました→締め切りました   4月6日現在)
 
 
 バー・アスティエクラス
 
Posted at 10:58
大切なのは、バレエ的にカラダを支える姿勢を育てること、の続きです。

バレエジュニアも、中学生になってくると必ず言い出すのが「もっと脚を高くあげたいんです」なんですよね。確かに高くあがればとてもキレイに見えます。けれど、そういうジュニアにかぎってある部分が足りていないんです。

脚を上げるパの一つとして、ディヴェロペをみてみましょう。
ディヴェロッペではパッセから脚をキープして、ドゥヴァン、スゴン、デリエールに伸ばしていきますよね。

この伸ばしていく時に脚の力だけでやろうとすると膝の位置は逆に落ちてしまいそうになる。だから余計力でキープしようとして脚がプルプルしてしまったりします。これをどうにかならないんですか。。。と質問するジュニアが沢山いるのです。

人間のカラダをみると下半身は、骨盤を介している大腿部とその下の下腿部、更に足部があります。腰から下の筋肉は大人ほどではなくてもしっかりと重さがあります。カラダ全体の割合でみると脚の割合はおおよそ35,6%程。40kgの体重だとしても、片脚だけで7kgくらいになります。
そうなんです。お米5kgの袋前後、よれよりも重いのよと言われると、脚だけで持ち上げるのは無理そうだと「ハッ」と気づくのですが、脚を高くあげたいと思うジュニアのほとんどが太ももを中心に脚だけであげようとしているのです。

太ももの筋肉は骨盤から始まるため、この筋肉が緊張すると骨盤のプレースメントが崩れてしまいます。その過程を表してみると
 

パッセを太ももで上げる

上げている脚側の骨盤のプレースメントが後傾する

骨盤の反対側を介して軸足にテンションがかかる

軸足の膝が曲がる訳にはいかないからぐっと膝を押して立つ

骨盤のプレースメントが更に傾き、上げている太ももの筋肉を更に緊張する

パッセから脚を高く伸ばしたいの膝が伸びない

結果、膝をおして伸ばすため脚が低くなってしまう
みんなが注目するのが、脚が低くなってしまう最後の部分なのですが、こうやって解剖学的に過程を書き出してみると、一体どこでボタンを掛け違えたのかが見えてきませんか?

プレパラシオンでしっかり姿勢が整っている中で脚が上がっていき、ドゥヴァン、スゴン、デリエールの高さに保たれている、これが大切なんです。一連のムーブメントを筋肉の力だけでやるのと、姿勢が保たれた中でやるのとでは、どう違うのか?

こちらの動画をご紹介しましょう。(21分くらい)
ワガノワバレエアカデミー選抜試験の様子をとらえたドキュメンタリーです。
 
ドキュメンタリーで取り上げられている少女は、一年間様子を見ましょうということで、入学を許可されたようです。研究のため、4コマのショットを切りとってみましたが、少女はどちからというと力で動ことしているようです。先生も注意しています。「バレエはスポーツではないのよ」と。
 
そのことは、下のディヴェロペの左右を比べてみてみるとよく分かります。(29分あたり) 左の生徒と右の手前にいる生徒に大きな違いが出ています。
 
 
 
ターンアウト改善、バレエ治療院あんじゅ
左の生徒は大腿部に筋が出ているのが見えますね。右の生徒にはそういう筋はみられません。
 
よく見ると2人の骨盤の位置にも違いがあります。左の生徒のように、脚の筋肉の力であげてしまうと、骨盤と脊柱の関係性が途切れてしまい、脚は一定以上上がらなくなります。

右の生徒は、足部から大腿部、骨盤、体幹部としっかりアプロンが効いたなかで脚が上がっているので、骨盤から脊柱にかけて自然にカーブしている。これが、スポーツではないバレエの力学です。そして、その力学を支えるのは姿勢なのです。

クラスレッスンの前半部分を振り返ると、マルシェやジャンプが見られますが、腰に手を当てておこなっています。そうすることで、グラグラしがちな体幹をしっかり支えて動く訓練になる。これが姿勢教育の一つです。
 
海外のバレエ学校ではこのような姿勢教育がレッスンの中に取り入れられ、カラダを育てながらバレエのレッスンが進みます。脚をあげる角度も初めのうちは、高く上げないように、ドゥヴァンのカンブレも深く前に行かないようになっています。カラダが育っていないうちから脚だけ上げさせると筋肉だけで上げるクセがつき、それはひいては背が伸びない原因にもなりかねないからです。
 
 
 
 
Posted at 15:32
ジュニアポワント講習会で伝えたかったこと、それは、自分のカラダを理解して踊ること、です。
いわゆるボディーイメージですね。

10歳11歳の年頃でも、骨の模型や単純化した図形をつかった解剖学の話に真剣に聞き入ってくれていました。この集中力が大切なのです。
その後、実際に自分のカラダでそして参加している仲間のカラダではどうなっているんだろう、触れたり動かしたりすると、『あれ~っ』と言う感触を感じてきます。それはその場の細かい表情などで、しっかり私の方に伝わってきました。

バレエのレッスンでは、つま先は外に向かって伸ばす、かかとは前にして踊りなさい、と言われて育ちます。これが基本のポジションだからです。けれど、こう言う動きは人間の普通の動作にはありませんよね。歩く時だって走る時だって、かかとは後ろにあって、つま先は前を向いています。そのため、ほとんどの生徒で足の指や太ももに力をいれてこのポジションをつくるようになっていくのです。

そうやって力を入れてポジションをつくっていると、バレエに必要な柔らかでありながら必要なところにはテンションが保たれているカラダには育っていかず、3歳~5歳くらいから初めても、ポワントをはき始める10歳11歳の頃には、力で5番に入れるカラダの使い方が染みついてしまうことが少なくありません
その結果、まだ小学生高学年なのに既に外反母趾や内反小指、三角骨や低いアーチを作ってしまうのです
 

多くのジュニアに見られる間違った使い方、それは、つま先をバレエ的に伸ばしたいが故に、指先や爪先を丸めていること。
 
確かに、爪先をつま先だと思うのは無理がありません。でも、解剖学的に診て、指先、爪先を丸めて甲を伸ばしても、決してつま先は伸びません。
 
けれど、まだこの年齢はカラダも脳も柔らかいので、普段のレッスンとは違う視点を受けることで、『あれ~っ、こうやってみるとつま先が伸びやすい』と言う感覚をつかめるきっかけになるのです。

 
今回は先ずジュニアに一番多いこの間違い
『つま先は爪先じゃないんだよ』
を体感してもらうため、いろんな手法で話をしたり、必要なエクササイズを紹介しました。

その結果が、この感想です。

娘に感想を聞いたところ、第一声が
 
『パドブレがいつもよりやりやすかった!足がズブズブしないで、ふわっとして、でもガシッとしててぶれなかった』
 
とのことでした。
 
 
 
バレエ治療院院長市川コラム 骨で踊ろう
 
 
 
 
 
 
 
Posted at 10:49
え、腰違うぅ‼︎ 着替えしてたらラインも違います。マジックみたい。

カラダのこと少し勉強します。もう、うまい下手とかの問題じゃないです。ケガして本当にそう思いました。又次もよろしくお願いします。
 
 I さん 
子供の頃は開脚もスプリッツも全部できたのに、大人になったらカラダが変わってて、、そういうことがありますよね。
 
Iさんも同じでした。ストレッチを頑張ってたら、それが発端で腰、そして内腿まで痛くなって来院。バットマンで脚が上がらなくなっていたそうです。
 
こういうケースは、ほとんどが骨盤周囲筋を全部一緒くたに使ってしまっている(とでもいいますか)パターンで、もともとカラダが柔らかいのに、わざわざ自分で固めてしまっているのです。
 
そうなると、線維性の多いハムストリングやコラーゲンが多いウエストラインの腱膜に大きな負荷がかかっててしまい、リハーサルが重なっていくと、急性腰痛やハムストリングの肉離れを引き起こしてしまうのです。
 
大切なのは、カラダを分かって踊ること。
これはどの年代にも共通なことです。
 
 
特にバレエジュニアでは、無理な使い方からくる負荷によって骨を痛めてしまうケースまで起きかねません。
 
そのための講習会をこの春開きます。
 
 
Posted at 23:06
ある日の整体の施術中、こんなことがありました。
 
 
>ずいぶん安定してきてますね!
「ええ、そうなんです」
 
>あれっ、脚、細くなってない?
「そーなんですよ。周りからも細くなったって言われていて。骨を意識し始めてから、変わってきてピルエットもグンと安定してきたんです」
 
カンパニーダンサーさんからの一言です。
 
 
バレエ・カンパニーにいるとレッスン、リハーサル、毎日のスケジュールはパンパン。さらに教えも始めると踊るためのカラダを維持していくのは大変になってきます。
 
昨年末引退したかのシルビー・ギエムは、1988年にロイヤル・バレエに移籍。当時を振り返ってこう言っています。
「ロイヤル・バレエに移ってからは、バ レエ団の都合に合わせるのではなく、自分の都合に合わせて身体の管理ができるようになりました」
自分の身体ができることに合わせて、仕事と休息を計画した そうです。
 
これができるのも彼女だからこそ。多くのダンサーはカンパニーのスケジュールに合わせていかなくてはなりません。そして、現代のカンパニーはこの日本でも古典であるクラシック作品だけを踊っていればいい状況にはありません。
 
クラシック作品は、土台となっているテクニックそのものにカラダを整える要素があるので、リハーサルをしているうちにカラダが集まってる感がでてくるのですが、コンテンポラリーや現代作品はアン・デ・ダン=下へのベクトルが多くなるため、集まったものが解けていってしまいやすいのです。
 
幼少から山のようにクラシック作品を踊っているダンサーとしては、気持ち的には未知の新しい振付作品を踊ってみたいと言いますが、カラダ自体への負担は実は大きくなってしまうのです。古典と現代作品を行き来するうちに、軸がぶれてしまう…けれど、作品を仕上げていく最中の感覚はワクワクする高揚感としっかり 踊りたい気持ちで、カラダからのサインを見落とすことも少なくないのです。
 
もともとカラダが柔らかく、キャパシティーもあるダンサーでも筋肉や関節が固まっていくと動きにキレがなくなります。でも、キレがなくなるほど、動きでなんとかカバーしようとする。それも動けるダンサーだからこそなのですが、そこに落とし穴が待っていたりするのです。
 
その時に助けてくれるものこそ、「骨の感覚」です。
 
 
骨は筋肉と違って、運動神経は通っていません。つまり、動かしたいと思って動いてくれる筋肉とは違うということ。骨を意識することは、姿勢をキープすることにつながるのです。
 
特にクラシックバレエを踊るカラダはアプロンが大切。アプロンがきっちりできていると筋肉は過度にひっぱられたり、固まったりせず、しなやかな状態を保ってくれる。これが、アンドゥオールを土台とするクラシックバレエに必要なのです。
 
あんじゅでは、バレエ鍼灸の施術の時でも、整体でも、コアトレーニングでも、同じことを伝えています。そして解剖学では、骨の意識がどう関わっているのかを解剖学的に伝えています。その成果が、先ほどのダンサーさんの一言でした。
 
 
骨を意識して、踊っていきましょう。
そのためには、まず自分のカラダをしること。
それをサポートするメニューーはこちらにあります。
 
 
Posted at 22:40
<< 前のページへ
|
次のページへ >>