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アンドゥオールの悩みと、丸くなる背中との関係性  [2017年08月15日]
この夏もたくさんのジュニアがアンドゥオールの改善に通ってきています。あんじゅでは初診時に、股関節の可動域など、アンドゥオールに欠かせないカラダの状態を診るのですが、悩んでいる原因、実は股関節ではなく、上半身にあることが大半を占めています。
 
 
先日、アメリカから里帰りの期間中に来院したRさんのお母さまからこんなご連絡をいただきました。
 
『私自身はバレエは経験がなく素人なので、娘の悩みが脚と聞き、脚ばかり気にしていましたが、上半身、肩と腕、がいかに重要であり、バレエを踊るには足だけではないのだと言うことが非常によくわかる内容でした
その点をしっかりご指摘、またご指導頂いたことは非常に価値のあることでした。』
 
バレエ、バレリーナというと、ほっそりしてクロスされた脚にばかり目が行きがちなのですが、殊アンドゥオールについて言うと、開きやすい骨格を持った西洋人と違って、私たち日本人が脚だけでやろうとすると完成されないのです。平成生まれ、2005年生まれ以降のジュニアは手脚は長く、ほっそりしているのですが、アンドゥオールしようとすると膝が曲がってしまったり、伸びなかったりします。
 
特に、胸郭が薄く上半身の力が足りないジュニアの多くにでているのが、前屈すると肩甲骨から下の背中が丸くなってしまうこと。
腕とつながっている肩甲骨がある部分は比較的伸びているのに、その下の背中が丸くなってしまうです。
このようなタイプのジュニアは、うまく脚抜け出来なかたり、カエルができなかったりします。又、開脚した状態で、腰から上がグニャとなってキープできずお腹が抜けてしまう。
脚抜けやカエルのみならず、左右開脚も含め、できない原因は股関節や脚だと思わがちですが、実は大元には上半身のコーディネーション不足があるのです。
 
パーソナルセッション「ターンアウトアップ+プラス」では、先ず股関節の可動域をチェックしますが、それと共にチェックするのが肩のライン。寝た時に肩先が上に上がってしまっている 場合は、腕と体幹のコーディネーションが足りていないのが原因。カエルや上体反りなどを試して更にその部分をチェックします。
 
上体の力不足を修正していくポイントは、肘のコントロールです。
肘を落とさないようにしようとするあまり、腕に力が入っていると手首、肘、肩までガチガチになって、体幹を支える働きがなくなってしまいます。手掌も指に力を入れる必要はないのですが、腕もしっかりアンドゥオール・アンデダンしなくてはなりません。全てがつながると、肩先から指にかけて、水が流れていくようなと言われるバレエ独特のラインが出来上がり、この腕が上半身、体幹とつながって、脚のアンドゥオールを助けてくれるのです。
 
先日受けたRさんも、開かないのは脚だけの問題じゃなかったんだと「先生、ありがとうございました。昨日は何度も繰り返し教えてもらえてよく分かりました。良かったです!頑張ります!」と連絡をくれました。
 
アンドゥオールに悩んでいるジュニアは、先ず肩の位置を確認しましょう。
仰向けになって肩先がグッと持ち上ってしまうとしたら、脚だけで開こうとしている表れです。
 
ジュニアのカラダは成長過程特有の柔軟性があります。カラダが硬いと悩んでいる場合でも、実は、上半身の支えが足りなかったというケースがほとんど。早めに修正することで、脚への負担もグッと減り、筋肉痛や太くなる心配から解放されますよ。
 
Posted at 23:25