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【テーマ】
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2018年も骨で踊ろう  [2018年01月07日]
2018年スタートしましたね。
昨年末、大晦日はジルベスターコンサート、元旦はウィーンニューイヤーコンサートをテレビ鑑賞。今年年は、日本におけるロシア年、なのだそうです。だからなのか、今年の仕事始めは新春公演で来日中のダンサーさん、ロシアに留学中のジュニアでスタートでした。
 
ただいま訓練中のジュニアと既にプロで活躍しているダンサーと何が違うんでしょうか?
 
プロ中のプロは、一言で言うと体幹の深層筋がとても安定しているのが大きな違いと言っていいかもしれません。そして、プロの方に多いのは、痛みがある箇所を治療した上で全体のバランスを整えていくと、踊りのラインが元に戻っていきやすい、つまり、治療後の戻り具合がいいということ。日が浅いものは一回の施術で治るほど回復は早いです。
 
 
『本日は大変お世話になりました。
 
本人もとても良くなったよと申しておりました。
お忙しいところ施術をしてくださり、大変感謝しております。ありがとうございました。』
                                                                                        
ジュニアの場合、傷の治りが早いのは、今成長しているという元からの生命力のたまものと言っていいでしょう。同じように、日が浅いものなら一回の施術で痛みが取れることが少なくありません。
ただ、何度も同じところを痛めたりした場合やオペ痕がある場合などは、時間がかかったりします。
 
治療ではなくトレーニングで言うと、ダンサーや教師の方々は、動きのカンを取り戻すのがやはり早い。
ジュニアの場合、年齢やレッスン歴にもよりますが、10代後半でも、自分でイメージしている動きとカラダの感覚を一致させるのにどうしても時間がかかります。
 
その差は感覚的なものが少なからず関係しているけれど、積み重ねてきたレッスンの結果、しっかり安定してカラダ全体を支えられる体幹の芯の強さがある、これが大きいですね。
この芯がある体幹・トルソーですが、筋肉だけをみて筋トレしても同じようにはなりません。もちろんカラダの総合的筋力は必要です。けれど、上体上げ腹筋や背筋の筋トレやプッシュアップをガンガンにこなしたからといって、しなやかなトルソー、芯のある体幹になる訳ではない、ここが本当に難しいんです。特にクラシックバレエの場合は。
根底に欠かせないのは、姿勢・posture。
骨盤は水平で足部はその下にあり、体幹は左にも右にも傾いていない。カラダの各パーツがゆるやかにつながっていて、一本の芯がある。(つまり、膝を伸ばしたいからと後ろに押して立っているのは違うのですよ〜、ジュニアの皆さん)
 
訓練されているダンサーのトルソーは、スッキリとしていて、しっかりとした筋肉におおわれている。男性でも、浮き出るようなマッチョ系ではなくて、しなやかさをもった筋肉。
 これがあるからこそ、高く伸びるアラベスクラインになり、軽くしなるジャンプになるのだな、と改めて痛感した始まりでした。
 
今年も、脚の力だけで踊るのではない、しっかりと腕で支えられた上半身・体幹、踊りの芯を育てることの大切さを伝えていきたいと思います。
 
 
バレエ治療院あんじゅ
Posted at 13:05