東京都渋谷区代々木2-23-1-572
鍼灸スペースあんじゅ
090-9362-0080
休診:金・日・祝

何故、カエルやスプリッツができないのか

ターンアウト改善、カエルストレッチ完成、バレエジュニアのからだづくり、バレエ治療院あんじゅ
【小学生 10歳〜11歳くらいまで】

 

幼少3〜4歳くらいでバレエを始めているのにカラダが硬くてできないことがあるジュニアが来院してきます。何故柔軟性に差が出るのか、ですが、解剖学的に診てカラダの個性もあるのですが、現在の生活環境との関係が考えられます。

 

ターンアウト改善、バレエ治療院あんじゅ

 

それは普通に立っている姿勢をみてみると分かります。カラダがゆらゆらしたり、ぐにゃぐにゃして、脚をずらしたり、背中を丸めたりして立っているケースが少なくないのです。

 

生理学的に考えて、成長期にある小学生のカラダが大人の同じように硬いかというと、それは違っていて、手足や体幹など、パーツでみると柔らかい、けれど、運動となるとギクシャクして、前屈すると背中がまるくなったり、長座をさせると腰が落ちてしまう、そういうケースが少なくないのです。

 

そういう状態だと、お稽古の中ででよく行われる開脚、スプリッツ、カエルストレッチができなかたり、できても左右で差があったりします。それで、カエルストレッチができないと来院したりするのです。
そもそも、このカエルですが、これができたからといってバレエのアンドゥオールができるのかというと、実はそうではないのですが、クラスの中でできないという状態は、小学生にとってはとても辛いことなのです。

 

生理学的にみて成長期にありカラダ自体は柔らかいはずなのに、何故できないのか?ですが、それは前述の「立っている時にカラダがゆらゆらしたりして姿勢を保持できない」状態が深く関わっています。

 

このような姿勢は、わざとやっているのではなく、立っている時にどうやってカラダを支えていいのかが分からなくて、姿勢をずらすことで、カラダを支えようとしていることからきています。

 

現代の住環境は、とても便利、更にコンクリートに囲まれて広い公園や土も少なく、学校や終業後外で遊ぶ機会がとても少なくなっています。また、教室の掃除で雑巾がけをする習慣もなくなっています。

 

つまり、昔と比べてカラダを大きくつかったり、体幹を安定させて腕を使う習慣がとても少なくなっているのです。その反面、たくさんの教科書が入った重いランドセルを背負っていたりする。そのため、小学生なのに背中が丸い、扁平足や外反母趾を持っている子までいるのです。

 

バレエを習っている子供達は、カラダをつかっているから大丈夫と思っていても、カラダをうまく使えていない可能性が潜んでいるのです。それが、前屈、開脚、スプリッツ、カエルができない、左右差がある、という状況に現れているのです。

 

このような場合、まず、背中のラインを確認すると僅かながら側弯が出ているケースがあります。そういう場合は、学校での検診の状況を確認します。検診で特に言われていない場合、その子なりに一生懸命頑張っているつもりのエクササイズで筋肉のアンバランスを作ってしまっている、ということが少なくありません。

 

しかし、どのジュニアも、股関節にはほとんどの場合で問題がなく、バレエを続けるには充分の可動域を持っているのです。それなのに、できないことがあるのは、つまり、クラシックバレエにおいては、股関節の可動域以外にも大切なことがある、ということなのです。それが、姿勢なのです、

 

上のようなケースでは先ず、フロアバーのエクササイズの前にもっと根本的な、腹筋、背筋のエクササイズをやってもらいます。すると、背中が丸くなっていると、カラダがゆれて続けられなかったりするのです。

 

その時、どうやって支えればいいのかを、その子に合わせて指導していくと、やりやすくなっていき、続けられるようになっていきます。ここでもポイントは、骨で支えることです。

 

自分でカラダを支えている感覚が分かると、本人もこうすればできる!と自信が出てきて、一生懸命やるようになります。そうやって、自宅でも続けてきた子は、背中に出ていた側弯も減り、左右の肩の差も減っていったりします。

 

そのようなカラダの変化が出てくると、できなかったカエルができてきたり、左右のスプリッツに差がなくなっていったりするのです。

 

できるようになる期間には個人差があるので、一回でできるようになったジュニアには、家での課題を渡して終わったり、春休み夏休みなど、時間をおいて姿勢のチェックのためとエクササイズの確認のためにくるというパターンになることもありますが、カラダの歪みが強いケースでは、引き続きセッションを続けるケースが多いです。

 

けれど、成長期にあるということが大きな利点となり、コツコツ家でも練習してくる子は、歪みが多少強い場合でも、姿勢が整っていきます。その期間は、その子一人ひとり違うのですが、諦めず続けることが大切なポイントになります。

 

 

>>>電話:090-9362-0080