『どうして脚が上がらないのか分からなくて…何をすればいいのかも分からなくて…』
が
『こんなに脚が上がるとは思わなかったです!腕、大切ですね』に変わりました。
@大人専科アンドゥオール・プラス
Iさんの悩みはグランバットマンで脚が上がらないことでした。
脚を高くあげることについての解説はいろいろ見られます。多くは大腰筋にフォーカスしています。他には目線などを挙げているものもあります。
でもあんじゅの解決方法は一味違います。
カラダ、関節をつなげること
腕をしっかり使うこと
です。
グランバットマンはバー・レッスンで最後の方に出るアンシェヌマン。
特にバレエを始めて2 、3年の方の場合、グランバットマンは前、横、後ろに高く上がっている脚に目が行きがちです。
けれど、人のカラダは足を高く上げようとすると、ほぼ膝が曲がります。
脚を高くあげようとして膝が曲がる=
カラダがばらばらでつかなかっていない
ということなんです。
では、つなげるのはどことどこなのか?ですね
カラダで言うと、腰・太もも・膝下・足
関節で言うと股関節・膝関節・足関節
です。
つながっているかどうかが案外簡単わかるのがこのコラムでも紹介しているイスルルベです。
Iさんはこの椅子ルルヴェをクリアして、次に、「足と膝をつなげるエクササイズ」に移り、ポジションに立ってもらいました。
すると、床を踏んでいる感覚が大きく変わりカラダが安定したのです。
あと一つ、ほしいものがあります。それは
バーを持っていない方の腕を引っ込めていること
案外気づけていないのですが、足を高く上げようとすればするほどバーを持っていない方の腕を自分の近くに引き寄せようとしているのです。
これは自分では気づきにくいので、お友達にバーを持っていない方の手を触っていてもらうと、自分が引っ込めているというのがわかってきます。
足を高く上げるためには、どうしても腕もしっかり外に張っている必要があります。
だから、腕のエクササイズも大切なのです。
バーを持っている方の手は意識できても案外反対側は忘れがち。
でも両方の腕でしっかりカラダを支えているから脚があがるのです。
これは、開脚でも同じ。
脚があがりにくい人は、ぜひ腕を見直してみてくださいね。