・習い始めからカラダが硬い
・ずっとストレッチしているけれど軟らかくならない
・たて開脚で骨盤が斜めになる
・Y字、I字、バックル(後ろ手持ち)がグラグラする
・最近つけ根や膝が痛いと言い出すことが増えた
こんな心配ややりづらさを抱えたまま練習を続ける、大会に出続ける前に、調べてみてほしいことがあります。
1.骨盤が本当に立たないのか
2.胸椎の可動域
長座が苦手でも、他のポジションで骨盤が立つのであれば、そこが解決の糸口になります。
・比較的に筋力はあるのに姿勢が安定していない
・クラブでストレッチや筋トレをする時間がほとんどないので自主練でおこなっている
この2つが多くのジュニアに診られます。
アーティスティックスポーツはカラダを大きくつかうので、小学生低学年の細いカラダでも筋肉が割としっかりしている。それなのに、立つ、座る姿勢がどこが不安定な様子がとても多いのです。
手脚を大きくつかう、着地で負荷のかかるジャンプがあるダンスでは、手脚を動かすだけでなく、胴体(体幹)としっかりつながっていることが欠かせません。
反面、日常生活では重いランドセルや便利なデバイスに囲まれて、背中が丸くなり体幹をささえる脊柱がうまく伸びなくなっているのです。
それが胸椎の可動域を狭めているケースが多く診られます。
その結果診られるのがこちらです。
バックル(後ろ手持ち)の軸脚が伸びていない・ぐらついている
Y字・I字で腰をすらしてふんばっている
これを続けていると脊柱(腰椎)に大きな負担がかかってきます。
前後に真っ直ぐ脚を伸ばそうとしてつま先や膝が力んでいる
たて開脚で骨盤が斜めらないように上半身を捻っている
これを続けていると脊柱(胸椎)が捻れてきてしまいます。
手具やポンポンを持ち上げる肩を下げようと首に力がはいって肘が伸びにくい
エビ反りストレッチで背中が反れないので、あごがつきあがってしまう
これを続けていると脊柱(頸椎)の自然なカーブが崩れやすくなります。
技のキレや美しさはすっと伸びた背骨(脊柱)があるからこそ成り立っています。
演技のポジジョンや動きをジュニアの目で見たまま続けていると
・太ももがガチガチになって脚があがりにくくなる
・膝周りが硬くなって痛みを訴えるようになる
・肩まわりがまるくなってきて首が短くみえるようになる
・手脚のコントロールがうまくいかずに演技がおおざっぱに見える
これらにつながっていきます。
手脚を自由に動かして、ジャンプや技をきめるのに大切なことはなんでしょうか?
ポイントはこれ
カラダづくりの姿勢を見直して修正すること
バレエだけを習っているバレエジュニアと違い、カラダ全体を大きく使った練習をとおして筋肉がまんべんなく育っているという傾向があります。
これは大きな利点でもあるのです。
カラダ全体の筋肉を使うことに慣れているからこそ、カラダづくりの姿勢を修正するだけで、効果がでやすいのです。
まず、テクニックの土台になる筋トレやストレッチを見直す。
これがケガなく昇級し、選抜クラスで続けていくために大切なポイントです。
あんじゅでは、それぞれのダンスに合わせたサポートをおこなっています。
『開脚は問題なくできるようになってきました。』
『こんな簡単に力が抜けるとは思わなかった!』
と言う声をいただきます。
何故こういう声がでるのか?
その理由は、どうすれば「力が抜ける」のかを徹底的に分析してサポートする、からなのです。
力を入れないで技を完成に導くには、大切なポイントがあります。
それは、カラダを動かす運動神経ではなく、動きを調整する感覚神経を働かせること。
脚をあげる、伸ばす、反る等の動きでは主に運動神経がメインで働いています。
しかし、求められる角度やラインにあげる・伸ばす・キープするなど、技の完成度のためには、動きをコントロールすることが必要です。
そのコントロールをするのが「感覚神経」
この神経が働くことで、力がはいりそうになった時にも修正ができるのです。
院長自身のダンス経験、そしてフロアバレエ・チェアバレエの指導経験から、どの動きのどの部分で力がはいっているのかを見極めます。
そして、力が抜けない姿勢から、力がはいらない位置に修正していきます。
実は、少しだけなのですが、高校時代に器械体操の部活経験があります。
更にダンスは、バレエ以外に、ジャズ・コンテンポラリー・エアロビックをしていました。
コンディショニング系では、バー・アスティエ以外に、ジャイロトニック・ピラティス(マシン・フロア両方)・NYSバレエワークアウト、フェルデンクライスも受けています。
これら様々なダンス経験(コンディショニング経験)から、運動神経だけで動いてしまうカラダのクセをどう修正していくかを習得してきました。
その経験が、この開脚改善メニューの土台になっています。
まず、大きな関節の可動域を調べます。
次に 日頃自分でおこなっているストレッチや筋トレの姿勢修正をおこないます。
この修正だけで、開脚が180度完成、イス乗せスプリッツ克服、バックルが左右ともできるようになるケースも多々あります。
※と言うことは、どれだけカラダづくりの姿勢が大切であるということでもあります。
次に苦手な技の修正をおこなっていきます。
スプリッツ、後ろで持ちなど苦手なテクニックを運動学的に分解して、一つずつできる様にサポートしていきます。
いきなり高度な技を見たままやりつづけるのうまくいかない原因。
柔軟度が高いジュニアでも、関節に不均衡な負荷がかかりつづければケガになりかねません。
一つひとつ分解しておこなっていくことで、動きを理解しながら自信もつき、最終的には立ったままできる様になっていきます。
クラブではたくさんの生徒がいるため、一人ひとりを細かく修正していくことは難しい。
例え選抜クラスでも、全てのジュニアが揃った体型でないことがほとんど。
つま先が伸びていないと上から押されて伸びる子もいる一方、押されることで益々力がはいってしまうタイプはたくさんいます。
技の完成には余分な力を抜くことが必要なのに、力を入れて柔軟や基礎訓練をしているからうまくいかないのです。
あんじゅの開脚サポートは基本がマンツーマン。
外から診て姿勢を修正するだけでなく、一緒に開脚をしています。
さらに、院長自らが伸ばしている脚や足、背中などに触れてもらっています。
自分以外のカラダに直に触れることで、「あれ?自分のやっていることはちがっている」と認識する。
そうすることで、力がはいっているということがどういう状態なのか、が自分の感覚として認識できるようになるのです。
一生懸命踏ん張っている状態を外から見て、「力を抜きなさい」と注意しても無駄なのは、『どういう状態が力が抜けている状態なのかをしらないから』です。
実際に力が抜けているカラダに触れることで、「ちがう」を体感する。
これがするっと抜ける感覚を習得する大きなきっかけになるのです。
更に、どこで支えているか、どこがポイントなのかを伝えながら一緒におこなうことで、視覚・聴覚・触覚を刺激しながらトレーニングする。
だから、すこしずつジュニア自身で力の抜けどころをさがしながらできるようになっていくのです。
これが【自分で気づいて練習できるようになる】あんじゅだからこそできるサポートです。
『先日、新体操の個人発表会が終わりました。いま一歩だったバックルもしっかりきまっていて、無事終えることができました。ありがとうございます。』M・Hさんのお母さまより
『つま先が楽に伸びるようになってきて、先生が来ても怖くなくなりました。』U・Sさん
『お話していたテストに無事合格しました。ありがとうございました。』K・Sさんのお母さまより
Q 何歳から受けられるのでしょうか?
A よくいただく質問の一つが年齢です。
開脚やスプリッツ、後ろ手持ちを見直すにも、お子さんとの対話が大切なので、お稽古場や学校とは違う場所に来て動くことが大丈夫であれば、受けられます。
小さい子で6歳のジュニアが来院しています。
Q 持ち物は、何が必要ですか?
A レオタードとタイツ、Tシャツとスパッツなど練習で着ている服装を持参してください。
Q どのくらいのペースで受ければいいのですか?
A 一人ひとりの目的、目標によって変わります。
めやすとして、カラダについている自分のクセを修正していくには、少なくとも3ヶ月続けることが必要です。
これは脳の仕組みによるものです。
【2ヶ月後の昇級テストが目的】
2週間に1回のペースで受けるのがベストです。
【1からじっくり直していきたい】
初回を受けた後、2週間に一回のペースで3回受ける。
その後、月に一回のペースで受けるのがオススメです。
【学校やレッスンのスケジュールがつまっている場合】
初回に受けた後、スケジュールにあわせて予定を決めていきます。
特に、試合やバッジテスト・昇級テストなど、一番近い目標にあわせてスケジュールを作っていきます。
Q レベルは関係ありますか?
A レベル制限はありません。
ジュニアの場合、カラダが硬いと言っても成長後の硬さとは違います。
どうしても後一歩が抜け出せないジュニアには、何らかの原因があるので、その部分をしっかり診て、姿勢を整えていきます。
60分 ¥8.000
初診料 ¥4,000 (初診 30分)
※時間はおおよその目安と考えてください
①メールフォームでアーティスティックスポーツジュニアの開脚改善を選択
②お電話でお問合せください
②電話 : 090-9362-0080
◎予約状況をご確認の上、ご連絡ください。
◎下の診療曜日、時間を確認の上、メールフォーム、電話でご連絡ください。