驚きました!の声が出ました「大人専科アンドゥオール・プラス」
今回いらしたのはバレエ歴2年のTさん。
「太ももから回してと先生から言われるのですが、どうしても力が入ってしまってうまくいきません」と話していました。
股関節の可動域を診てみると、大人の方ですが一般的な可動域より少し開きやすいことが分かりました。
でも、自分ではどうしてもターンアウトしにくい、と感じている。
Tさんのケースは、先生の指示通り太ももから一生懸命回そうとした結果、骨盤から下の脚の筋肉がガチガチになっていたから余計開きにくくなっていました。
この状況だと太ももは回したくても回せない状態です。
まず、膝のお皿を上げる前に「足首・膝・股関節の3つの大関節」を無理なくつなげるエクササイズを行いました。
その後、膝が自然に伸びるようにどこに自分の注意を向ければいいかを伝えながら「カフライズ」に進み、骨盤をしっかり支える筋肉を目覚めさせるエクササイズを行いました。
そうやって進んでいくうちに「驚きました」「いつもと全然違います」の声が出たのです。
大人専科アンドオールプラスではこのような声をたくさんいただいています。
今回はお写真がNGだったので彼女の写真は載せませんが、最初に行なう腰を立たせるのもちょっときついと言う姿勢だったのがトレーニングメニュー最後には「こんなに腰がすっきりするなんてびっくりです」と言う状態になっていました。
足から開いて、股関節を回して、太ももからターンアウトしてとレッスンでは先生から注意されるので、どうしても足、脚だけ考える、股関節だけ意識する、太ももを動かそうとするとするのはよくあることです。
でもそうやってカラダの一部ばかりに意識がいくと逆にに1番や5番のポジションに戻すときに、かかとが集まらなくなっていく現象が出てきます。
それは、ターンアウトは足や脚だけ、股関節だけで成り立つものでははないからなんです。
これは習い始めて数年の方が気づくにはちょっと難しい点です。
太ももから外旋していくには「コツ」があるんです。
一つは
膝と足首の関節がその方の今できる限りのまっすぐに整えること
もう一つは
足や脚だけで開くのではない、腰から上が意識できるエクササイズをおこなっていること
です。
脚以外もターンアウトの関係があるんだ、ということにカラダで気づく、これがとても大切なんです。
太ももを使って太ももを回そうとしていたのが、するっと抜けて太ももが回る感覚がでてくるとやる気もぐうんとアップします。
おこなっているエクササイズは、レッスン前に自分でもできる内容のものがほとんどです。
カラダになじんでくると開く感覚は少しずつ変わっていくのです。
開く感覚を力ではなく「カラダのつながり」で育てていく、これが大人専科アンドゥオール・プラスです。
大人専科アンドゥオール・プラスは、ケガになっていない方であれば、バレエ歴に関係なく、他のダンスでも受けられますよ。
自分のカラダの変化に気づいてみませんか?
こちらからご覧ください。