股関節が硬くて開かないんです
付け根から回すのが難しいです
こう思っているなら、この3つを見直しておくのかオススメです。
①立つ時に腰にどっかり乗っからないこと
膝を伸ばすことばかり頭にあると膝押し立ちをしやすい。
重心を少し真ん中に持ってくるだけで、格段に開きやすくなります。
②足を出す時につま先を固めないこと
つま先(足のゆび先)に力が入って固まると足首が動きづらくなり、膝が固まってきます。
膝の上は股関節なので、膝が固まって回そうとしても付け根からは回りません。
横タンジュでかかとが後ろ向く人は、付け根から回ってないということ。
どんなにかかとを回しても、つま先が固まっているので腰が動きます。
だから、つま先には力を入れずに伸ばすことがポイント。
そして3つ目。
この3つ目は、膝押し立ちやつま先固めも修正できるすご技。
そう、
③骨盤を立てておくこと
ポジションに立っても、床に座っても腰を立てることで、股関節の周りにスペースが生まれる。
だからターンアウトしやすい。
付け根から回りやすいのです。
これはジュニアだけじゃなくて、大人バレエの方もおんなじなんですよ。
これは本当にほんと!です。
次回は、大人バレエの方の改善例を紹介しますね。
ターンアウト変えたいなら、こちらの記事も参考にどうぞ。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、コンクール成績アップ、留学を希望するジュニアのターンアウト改善を指導してきた筆者が、ターンアウトしにくい原因とその解決法を紹介します。