動画サイトやSNS動画で情報を見つけてはトライするけれど、どうしてうまくいかないんだろう、と思っている人いますよね。
『猫背を解消したくていろいろやっても前にはいってきてしまう…』
『ストレッチがんばっているんだけれど、ハムストリングスがどうしても柔らかくならない』
と話していた方の感想がこちらです。
一つはこれです。
誰を対象にしているのかがはっきりしない
というのがあります。
大抵は股関節硬い人向け、猫背が気になる人はこれをやろう、というタイトル多くありませんか?
股関節が硬い人にもいろんなカラダの人がいます。
骨盤前傾、後傾、左右差がある人ではそれぞれ条件が違います。
さらに、長く踊ってきた人と再会したばかりの人では全然違います。
猫背は背中だけが問題じゃない人が沢山います。
首から前に倒れている人、肩が極端に上がっている人、肘が伸びない人、これもそれぞれ条件が違います。
20代と4,50代では同じ猫背でも違いがあります。
動画で紹介されるのはあくまでも一例なので、やってみないとその方法が自分に合っているのかは分かりません。
なので一度やってみることは、あり、です。
そこでうまくいかなかったら、ずっと同じことを続けるのか?
ここがポイント。
うまくいかない方法を何カ月も続けるよりオススメな方法、一つは
自分に合う方法を探すこと
これがが早道です。
でも、どれが自分に合うのかが分からない。
多くの大人の方が悩んでいるのはそこ、ではないですか?
あるダンサーさんの腰椎に残るあざの理由がストレッチだと分かった時にあんじゅがオススメしたのはこちら。
「背中や腰に負担かかっている今の方法より、自分に合うやり方に替えてみませんか」です。
そのためには、まず自分のカラダを知ること、これが大切なんです。
あんがい皆さん気づいていないんです。
あなたのカラダに動くポイントがある、ということを。
ストレッチがうまくいく方法のもう一つは
自分の伸びる場所(ポイント)に気づく
です。
ハムストリングスを柔らかくしたいからと上から圧をかけてじっと我慢しているストレッチ、これで付け根がつぱってつらい…
とがまんするより、一度自分のカラダを振り返ってみる。
新しい発見がありますよ。
詳しくは、大人専科アンドゥオール・プラスへどうぞ
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事は、長年バレエジュニアのターンアウト改善を診てきた筆者が、今一番ホットな大人でバレエ・ダンスを踊る方向けに書いています。カラダを固めずにターンアウトするコツ、筋肉を伸びやすくするコツの他、膝が伸びない、ターンアウトしにくい、脚があがらないなど踊りにくさの原因とその解決法を紹介します。