9月18日(水)に発表になった紀平梨花選手の今シーズンの試合全休ニュース。
3年前に痛めた右足首がまだ完治していないということで、苦渋の決断をされたそうです。
スポーツ選手に怪我はつきものとも言われますが、本当に残念です。
その次のシーズンでの復帰を心から祈っています。
栄養に気をつけていても、練習量が多ければ、強度が高ければ骨に大きな荷重がかかります。
女性には、ホルモンの関係で気をつけなくてはいけない時期があります。
一つは生理が始まる前、そしてもう一つは終わってからです。
更に、妊娠・出産も生理と関係があるので出産後は気をつけたいです。
10代20代、生理がなくても気にしないはかなり危ない…
30代も仕事のストレスで何ヶ月もこない、、は気にしてほしい。
50代、生理がなくなってさっぱりした、、だけではありません。
特に近年は50代以降になってバレエを始める、再開する方が増えています。
せっかく始めたから、再開したからとレッスンをたくさん積むのは分かります。
でもカラダは思っているほど器用ではないです。
今まで使っていなかった筋肉が簡単に思う通り動かせるものではありません。
焦ってストレッチしすぎてハムストリングス肉離れ…
開脚・前屈がんばりすぎて腰を痛めた…
これは筋肉なので、しっかり治療すれば治りは早いです。
ジャンプの着地でプリエで膝の位置を気にしすぎて半月板を痛めた…
トゥシューズでピルエットした後、変に体重がずれて中足骨や足首にヒビが入った
背中をたくさん反らせようとがんばった結果、腰椎分離症だと診断された…
この3つは軟骨・骨なので、治るのに時間がかかるのです。
画像をチェックしたら治っているように見えているけれど(画像で100%写らないものもあります)自分の感覚的には「痛い」…
足の小指の骨にヒビが入ったのが治って安定したレッスン再開まで半年かかったクライアントさんもいます。(やはり50代でした)
股関節が痛くて調べたら浅かった…(臼蓋形成不全)が発覚するのは4、50代。
これもホルモンの減少と関係あります。
一番大切なのは、自分のカラダの今を知ること。
踊った後も今なら、踊る前も今。
どのようにか変わるか気づけていますか?
今の自分は、去年と同じではありません。
この2、3ヶ月が今、くらいが50代の女性にはちょうどいいくらいでしょう。
そして、それに合ったセルフケアとメンテナンスをすること。
外からの目で自分の気づけなかった動きのクセを知るきっかけになるからです。
バレエのレッスンをたくさんしていて舞台も出ている場合は、単なるマッサージでは追いつきません。
バレエ専門治療院17年のあんじゅには、あなたの踊り続けたい!をサポートするメニューが揃っています。