夏のコンクールに参加したジュニアのお母さんから結果報告が届きました。
小学生のバレエを習う娘を見守るママなら、「脚が高く上がった?」「つま先がしっかり伸びた?」に目がいってしまいがちですね。
先生からも「もっと脚高くあげて」「つま先伸びてないよ」「もっと5番にいれて」と言われてうちの子頑張っているんですけど「これ以上5番に入れると膝が痛い…」と言われて、といらしたケースもありました。
確かにアラベスクは高くあがればいい、つま先もきれいに伸びればいいけれど、本当はその前に大切なのことがあるんです。そして、どうしても「そこ」に目がいかなかったりします。
それは
「カラダの安定」です
成長期にいる小学生のカラダは大人と同じではないけれど、やっぱり体幹が強いタイプが結果が出ているのです。
カラダの仕組みから考えても、高くあがるアラベスクの秘訣は、安定した体幹です。
つま先がしっかり伸びている子の秘密も「グラグラしない体幹」にあるって、気づいていましたか?
つまり、
カラダの真ん中にある体幹がしっかりしていれば、手脚が自由に動き、音楽に乗ったときの踊り全体がぐっと軽やかに変わるということ
です。
動画やSNSに上がってくる同年代の子の踊りばかり見て、脚の開きや足先ばかり気にしていると、筋力や柔軟性の無理が出て、ジュニアのカラダは疲れやすくなかなか結果もついてこなかったり…
けれど、大人のようなきつめの体幹トレーニングを無理に取り入れるには、まだ早すぎます。伸びようとしている身長を阻害するケースも少なくありません。
成長期にある小学生には、カラダの大きな負担をかけるような無理トレはNG。柔らかい軟骨が早く硬くなると身長の伸びも減ってくるからです。
何度も繰り返してお伝えしているのは
基本の姿勢を見直すこと
一見シンプルに見えるだけど、開脚トレーニングが土台になるんです。プロフェッショナルダンサーさんで開脚が苦手な人はいませんよね。
つまり、そこからスタートすることで、疲れ知らずでコンクールの結果を変えていけるヒントがあるんです。
あんじゅのサイトにある「コンクールサポート実績」のページに載っているジュニアはそういう過程を経て、結果がついてきたケースです。
だからこそ、基本の姿勢を「見直す」ことがおススメなんです。
何故なら、結果がついてこないタイプにとてもとても多くて共通していることがこれだから。
基本の開脚の姿勢が足りていない
床に座ってしっかり開脚・前屈、スプリッツ前後が完成してくることは=姿勢が整ってきていること、なのです。
姿勢が安定することで、レッスンやヴァリエーションでの無駄な力みが減り、自然と踊りのキレが生まれてきますよ。
コンクールの結果はまず土台づくりから!小学生バレリーナの伸び悩みを解消する姿勢リセットは、バレエ・ダンス専門治療院あんじゅがサポートしていますよ。
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