リンクで動けるんだけどいろいろ足りないところをコーチに指摘されている…
大会で成績とれたけれど、力のコントロールがうまくいかない…
とにかくカラダが硬くて陸練についていけない…
が、こんな風に変わりました。(感想)
先日はありがとうございました。(略)
あんじゅには、身体のかたさを改善したいと伺ったのですが、普段からの姿勢、足指を曲げてしまう癖、をご指摘いただき、施術していただいてるうちに、今までのことがストンとおちたきがしております。
本人も、ちょっとした身体の変化には驚きを隠せない様子で、嬉しそうな顔をしちゃうところが驚きでした。(略)
いつか、無理なく身体を使って滑れるように、あんじゅで教わった踵の上げ下げ、は続けていこうと思います。
子供でカラダが硬いタイプがいるのですが、原因はいろいろ言われています。
今回はフィギュアスケートの視点でふたつのポイントに絞って解説します。
一つは足先
私たちは、ほぼコンクリートに囲まれて、靴をはいて生活しています。
そしてフローリングや床で生活しています。
土の上を歩くことはほとんどないと言ってもいい今の私たちの足のゆび。
本当に伸びていることが少ないのです。
たとえスニーカーやクロックをはいていても、ゆびがしっかり伸ばせているかは別問題。
更にフィギュアスケートの靴はがっしりしています。
年齢が低いお子さんの足のゆびは成長過程にあるので柔らかい。
その足とゆびであの硬い靴を履くわけです。
ヒールをはきつづけた大人の女性の足ゆびがハンマートゥになりやすいのは、ヒールの高さに体重が前にかかりゆびで食い止めるように靴をはいているからです。
それと似たような状態になっている。
そしてカラダが硬いタイプは、ストレッチの時にほぼ足のゆびに力を入れている、握っているのです。
カラダを伸ばすためのストレッチでカラダのどこかが固まっていたら伸びるものも伸びません。
この記事でも紹介しています。
もう一つは、お腹に力が入らない
背筋は伸びない(ぐにゃぐにゃしている)姿勢なのにどうしてストレッチでは伸びないの?というタイプはたくさんいます。
練習で「体幹大事だよ。腹筋、背筋」とコーチに言われても、小学1年から3年のジュニアでそれがどこなのか「カラダで分かる」には至らないことがほとんど。
言葉だけ腹筋、背筋、体幹と覚えても、背中が丸くお腹がぐにゃっとなっていたら意味がありません。
カラダで分かるをめんどくさくても続ける必要があるのです。
カラダで分かるためには、いろんなアプローチがあります。
・動きながらの方が分かるタイプ→エクササイズの組み合わせ
・言葉を聞きながら分かるタイプ→言葉のイメージを使って動く
・ほかの選手の様子を見ると分かるタイプ→絵や図などを見せて動く
など本当にいろいろなのです。
カラダで分かると小学2年生でも「今までとどこかが違う」と気づきます。
それはトレーニングの反応で分かります。
その感想が上で紹介したものです。
カラダで気づき始めると思いで出して自分でやれるようになっていく、に続けていきます。それが少しずつ積みあがると、カラダに変化が起きてくるのです。
これは、ジュニアの話で書いていますが、大人でも同じことが起きるのですよ。
娘のカラダの硬さが気になったらこちらへどうぞ