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カラダは柔らかいのに縦開脚苦手なチアダンスジュニアの変化!クライアントボイス紹介します

昨年末から、バレエダンス、専門治療院の見方シリーズを連載しています、チアダンス、新体操、フィギュアスケートの開脚改善編はこちらからどうぞ。

>>>バレエ・ダンス専門治療院の診方⑤ 縦開脚編

今日はチアダンスジュニアのお母さんからの声を紹介します。

『柔軟できず体が柔らかいはずなのに、どうして開脚だと骨盤が回ってしまうのかしら?』と代々木に来たK・Yさんのお母さんの声です。

その姿が、こちら

あんじゅではまず最初に一人ひとりの関節の可動域を見ていきます。

彼女は股関節の可動域は十分にありました。

でも、足りないものは1つあったんです。

それが縦開脚がうまくいかない原因でした。

体が柔らかくて、関節の可動域もあるのに、骨盤が回ってしまう理由

それは

キープする力がなかった

です。

横開脚を最初に確認すると、脚ほぼ真横180度には伸びていました。

けれど、座っている腰から上がぐらぐらしていて、結果、腰骨の下の方が後ろに丸くなっていました。

カラダが柔らかいタイプはこのような姿勢が多いのですが、腰骨下が丸い状態で前屈すると、背中が丸くなりました。これは、開脚のもったいない例なんです。

カラダが柔らかいとはどういうことなの?

一般的にカラダが柔らかいということ、2つの特徴(個性)があります。

・筋肉の質そのものが柔らかい
・それぞれの関節に可動域があって、動かしやすい

カラダを動かすのは筋肉でその筋肉が柔らかいということと、筋肉がついている骨格の関節が

動かしやすいということ、この二つがあるとカラダが柔らかいと言います。

彼女は両方とも持っているタイプでした。

けれど、筋肉も関節も柔らかいので、困ったことが起きやすい。それが

姿勢を維持する力が足りなくなってしまう

ことです。

脚を開いて、座っているだけなら、脚で床を押して踏ん張ることができますが、前屈していくと、上半身の力が抜けて、首が縮んでしまい、結果腰椎が伸びなくなってしまうんです。

これだとパンシェでは軸足や背中が崩れやすいです。

しかも、この状態の開脚ストレッチを続けて成長すると、体が柔らかいタイプでも背骨、腰椎か伸びにくくなる可能性が考えられます。

多くの人ケースで縦開脚がうまくいかない時は、横開脚を診ることは大切なんです。

横開脚でしっかり腰から上をキープして、床にぴったり前屈できるようになり、腰骨が伸びるとその後すぐできたのが左の姿勢です。

初回の施術で縦開脚改善し、その後Y字、I字バランス、パンシェ、スコーピオンまで行くことができましたよ。

K・Yさんのお母さんは『柔らかいのにどうしてうまくいかないんだろうと思っていて、開脚だから、足のストレッチを教えてくれる所に行こうかと思っていたのですが、キープが足りなかったということなんですね。来てよかったです』と話していました。

縦開脚苦手といっても、一人ひとりのタイプはそれぞれ違います。どこに苦手になってしまう要因があるのかをしっかり見てからエクササイズを組む、これがとても大切なんです。

横・縦とも開脚がしっかりできてY字、I字バランス、スコーピオン(後ろ手持ち)までいけるようになってから、180度以上を目指す椅子開脚のための脚のストレッチをしてもジュニアは十分間に合いますよ。

体は柔らかいはずなのに、なぜうまくいかないの?と思ってらっしゃる。お母さんあんじゅがサポートしていますよ。

開脚改善/チアダンス、フィギュアスケート、新体操ジュニア
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