日曜日は月一のアスティエクラスでした。
初参加の方が2名いらしたので、ゆっくり呼吸のエクササイズと上半身をコントロールするエクササイズからスタート。
事前に「ターンアウトで悩んでいるんです」と連絡いただいていたAさん。
床に座ってのディベロペ・エクササイズのところでびっくりしたようなお顔でした。
というのも、開いた感覚の違いが大きかったからだそうで、初参加の方からはよく同じような感想をいただきます。
バレエやダンスは立って踊るものだから、床に座って寝てだと「ターンアウト」できないんじゃない?と思われるかもしれませんが、フロアバレエの大元は、クニヤソフメソッドと言ってロシアのメソットなんですね。
しかもブロのダンサーのために考案されたものが起源。
床で踊ろうが基本はバレエなんです。
そのブロ仕様のバー・オーソルを一般の人にも踊りやすい動きやすく再構築したのがアラン・アスティエ先生によるバー・アスティエなんです。
クラスで何度もターンアウトして、開いてと指摘されてもうまくコツが掴めない、、と思ってるなら一度目線の方向を変えてフロアバーに挑戦してみてはどうでしょうか?
目からウロコが落ちること保証します。
次回は5月GW後、14日日曜日です。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
芸術家のくすり箱プロフェッショナル会員
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、バレエ鍼灸と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、またフロアバレエクラスの講師として、施術・ターンアウト、開脚改善などを展開。
○著書 『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
○フロアバレエクラスは新宿にて月一回開催
○インスタグラム ballet.ange