2月2日日曜日、フロアバークラスに二回目の参加となったHさんから、3月フロアバークラスの予約連絡がありました。
おはようございます。
フロアーバークラスをはじめたら肩まわりの動きが良くなったみたいで、嬉しいです!
3月2日のレッスンの参加予約お願いします。
よろしくお願いします。
フロアでおこなうバークラスでどうして肩回りが動かしやすくなるの?って思う方もいますよね。
それには秘密があるからなんです。その秘密を「肩回りと腕」という視点でお伝えしますね。
フランス生まれのバー・オ・ソルで、フランスのカンパニーダンサーだったアラン氏が考案したダンスエクササイズです。床バレエと言われることもあります。
バーは使わないけれどバーレッスンと似たようなアンシェヌマンがあるのでフロアバーと言われます。
月一回開催しているフロアバークラスの詳細はこちら
では、なぜフロアバークラスで肩まわりの動きが楽になるのか?について紹介していきますね。まず最初はこちらから。
あんじゅは、バレエ・ダンス専門治療院なので、まずバレエ・ダンスのレッスンでの腕の動かし方を見てみます。
腕の動かし方―バレエ・ダンス編
普通のレッスンだと、両手バーならバーの上に置いたままアンシェヌマンが進みます。
片手バーでは片手をバーに置いて、反対の手は空間のそれぞれのポジションでアンシェヌマンが進みます。
この片手バーは、カラダの仕組み的に(解剖学的に)かなり難易度が高いです。
特に上半身の骨格が薄べったい日本人にとって、片方はバー、もう片方は空間と違う手の位置をコントロールするのは結構大変。
腕の重みを支えるのに肘が落ちたり、肩がつまってきやすいんです。
でもそのことになかなか気づけないんです。
腕の動かし方―日常編
私たちの生活は、気づいていないけれど、腕に頼った生活をしています。
レッスンだと、左手バーはいいけれど、右手バーは苦手とか左右の差を感じる人は少なくありません。
でも、普段の生活で腕の位置を気にする人は少ないです。
更に、空間で腕を伸ばした状態やある形をとってキープすることはほぼありません。
肘は落ちていていも、肩が内側にはいっていても作業はできるからです。
そして、人は利き手を発達させました。
食事や勉強、仕事(特にパソコン仕事)以外、何かものを取る時、ブラッシング、散歩のリードを持つ時など、多くの仕事を右手がやります。
そして、反対側の手はあまり動かさずにいる。
これが腕の左右差につながり、さらには肩のゆがみや首コリ、上半身の捻じれにつながっているケースが多々あるのです。
フロアバークラスは、バーを使いません。
あんじゅのクラスでは椅子を使ったエクササイズから始めますが、一番最初のアンシェヌマン「呼吸」は両手は膝の上にあります。
そして、椅子でも床でもアンシェヌマンが進んでいく間、右手、左手は、ほぼ同じ動きを通ります。
右のアンシェヌマンがおわってから左、という通常のレッスンとは違って、右を数回おこなったら直ぐ左のアンシェヌマンが続きます。
更に、腕を固定していることが少ないです。
横に、斜めに、上に下にといろんな方向に動かします。
でも、椅子や床に座って寝ているので、ボディは床に立っている時よりホールドされやすいんです。
そして腕を動かすときに「どこ」を意識すればいいのかという解剖学的ポイントが指導内容に含まれています。
この3つの要素が肩回りの動きがいつもよりよくなって、レッスンがしやすくなっている、という感想につながっているのです。
まとめるとこうなります。
1.腕を動かす方向・範囲が大きい、広い
2.両手を同時に動かしても、ボディがホールドされていて捻じれが出にくい
3.腕を動かす時に「意識するポイント」が指導内容に含まれている
整体やストレッチで一生懸命肩回りをほぐしても今一つ…という方、あんじゅのフロアバークラスで肩回りの新境地を見つけてみませんか?
カラダが硬くでも大丈夫。
10代のジュニアから大人バレエの方まで、いろんな世代の踊る方がいらしています。
次回は3月2日第一に日曜日。後2名参加できますよ~