12月1日日曜日、2019年最後のアスティエクラスがあります。
現在、後4名参加が可能です。
あんじゅのバー・アスティエクラスでは、最初椅子に座ったところからスタートさせています。これは、骨盤を立たせて床に座るために行っています。
バレエクラスでも骨盤は立っていることが欠かせませんが、バーやセンターに立っているだけでは、バレエが必要としている立った骨盤の意味がどうしても分かりにくいのですね。
試しに、床に座った状態でプリエをしてみると案外分かります。
少し分かりにくいですが、これは2015年のヘルスケアセミナーでのクラスの様子です。
バー・アスティエのエクササイズは、通常この床に座ってプリエをする状態から始めますが、このスタイルで腰が落ちてしまう人は少なくありません。
脚だけでプリエをしていると股関節が詰まってきて、結果つらくなって腰が後ろに倒れてしまうケース、上半身のスクエアでしっかり支えるという状態は考えているより案外難しいため、支えきれず腰が後ろに倒れてしまうケース、が多く診られます。
ということは、立っているときも脚で踏張っている、もしくはスクエアが安定してしっかり上に引き上がっていない、ということにつながるのです。
床に座ってプリエがしづらい場合は、床に寝た状態でディヴェロペをしてみると、骨盤が左右に動いてしまいやすくなります。ということは、立っている時に、脚だけでディヴェロペをしてしまいやすい、ということになります。そうなれば、どんなに脚を高くあげたくても難しいですよね。だからこそ、フロアバレエの意味があると思っています。
あんじゅでは、効果的に骨盤を立てていけるようにするために、椅子に座ってエクササイズをするところからスタートしています。イメージ的には少しジャイロキネシスに似ている感じかもしれません。
床に座る、寝ておこなうエクササイズだからこそ体感できることがある!
ピンときた方、ご参加お待ちしています。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、新宿で月1回開催しているフロアバレエクラスの内容と効果を紹介します。