参加した講習会の結果、スカラシップを頂く事が出来ました!舞台でのデモンストレーションと、それに伴う特別レッスンに参加することが出来ます。
『先生に教えてもらった背中の階段(背中のラインのこと)を意識して、頑張った』のだそうです。
バレエジュニアKさんのお母様から、うれしいお知らせをいただきました。
Kさんの場合、股関節の可動域に問題はなく、むしろ可動域が高い骨格をしています。
バレエをするには有利なカラダなのに、それを活かすための姿勢が保てていなかったのです。ターンアウトアップでは、脊柱から骨盤を中心にその点をじっくり診ました。
やる気の高い彼女は、セッションで取り上げたエクササイズを毎日おうちで復習していたそうです。今回のスカラはその努力の証。
・今の姿勢で何が足りていないかをしっかり診て分析
・姿勢づくりの補強をおこなっていく
治療をおこなうバレエ治療院でコンクールサポートができる理由はこれです。
プロに限らず、セッションではバレエ・ダンスのための歪みのない姿勢づくりを土台としています。
特に、8歳から12歳くらいまでのジュニア期は、この姿勢作りにとても重要な期間です。
この時期にきちんとしたバレエの姿勢を身につけないままポワントを履き始めると、その後のカラダの変化に足部や脚がついていけなくなっていくことが少なくありません。
クラシックバレエの場合、ある一定の年齢を越えてしまうと修正しようにも、カラダと感覚が統合されずに修正がうまくいかないケースが少なくありません。
折角の恵まれた骨格を活かすにはバレエの姿勢があってこそ。
このところジュニアを診ていると、10歳前後のジュニアですら脚を高くあげたいとがんばってしまう傾向があります。
しかしクラシックバレエにおいて、この時期こそ姿勢作りに重要な期間。脚を高く上がるのは、結果であって目的ではない。もう一度バレエの姿勢を見直してみましょう。