踊り続けたい!をサポートするバレエ・ダンス専門治療院|フロアバレエ指導歴12年目の院長がケガや痛み、苦手解消をサポート|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
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甲を出そうとすると立てなくなる―ポワントで立ちきれない原因と解決法➁

甲についてバレエ専門治療院の院長から診た、バレエ解剖学講師から診た内容を紹介しています。

今回はその第2回目。

医学的な解剖学の視点で診る『甲』とは?バレエの解剖学・バレエアナトミーから診るとどうなのか?について書いていきますね。


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◆甲について解剖学的視点

足の甲を構成しているのは、足部でいうと距骨から舟状骨、楔状骨までの部分です。

距骨は、下肢の骨(脛骨と腓骨)の下にあり、足首が回転する時の軸になっています。

この距骨の形にはヴァリエーションがあります。

この距骨から楔状骨までのラインが、出っ張ったようにが並んでいる、そういうラインだと、しなやかに反って甲が出ていると見えるのです。

足部のX線画像、足の骨の構造、バレエの解剖学、バレエ治療院あんじゅ
甲が出ない本当の理由|
骨から見えるプロに共通する
“豊かな足”をつくる構造


で、先ほど、骨の形は一人ひとり違っていて、ヴァリエーションがある、と言いました。そうなんです。

誰ひとり同じ形をしている訳ではないんです。そして一人の個人をとっても左右違ってたりする。

ひとり一人のカラダの構造、骨の形、並びはそれそれ違っているので、甲の形も違ってきますよね!

でも、ここでおきる疑問もあります。

Q ダンサーさんは、皆さん足がすっとのびて甲が出てきれいに見えます。
これは、どういうことなんですか?

彼女たち・彼らに共通しているところは何なのでしょうか?どこなのでしょうか?
バレエの解剖学的に診てみましょう。

◆バレエの解剖学・バレエアナトミーの視点

先ほども言いましたが、プロのダンサーさんの甲は、『豊な足』の結果なのです。

男女変わらずどのダンサーさんもとても『分厚い足』をしています。そしてそれはバレエ学校に在籍し主役をやるようなバレリーナの卵達にも共通しています。

こちらの写真を見てみましょう。
100年に一人と言われたダンサー S・ギエムの足です。

ラインの美しさがパッと目にはいると思いますが、注意して見て欲しいのは、足の厚み。すごくないですか?

大リーグのイチロー選手もそうですが、優れたスポーツ選手の足部も厚みがあります。

ダンサーの足、甲、バレエ治療院あんじゅ
ダンサーの甲は“足の厚み”がつくる。足底から支える力がラインを育てます。

この厚み、何でできているか?

そう、それが主に足から足底に走っている筋肉なのです。長年のレッスンで鍛えられた筋肉は、足底からググッと骨を持ち上げて足を支えている。だから足に厚みが出てくる。足底からしっかり持ち上げられているので、甲に高さが出てくるのです。

そして子供の頃から足部を鍛えていくと、それぞれの足部の骨も太く成長していくのです。

ダンサーさんの足の骨の特徴は、一本一本に厚みがある

これがダンサーに共通する甲・足のラインなのです。足が豊なので、ラインも美しく見えるのです。

◆甲をつくる足の筋肉とは

膝下の筋肉、解剖学、バレエ治療院あんじゅ
甲を育てていくのに
大切な筋肉は
膝下にあり!

足の後ろから、内くるぶし・外くるぶしの外を通って足裏にいく筋肉達、これがとても大切なのです!!!

◆鑑別のポイント

さて、一回目に出てきた脛骨距骨

この角度はだいたい150度くらいあるのですが、稀にこの角度が狭い場合もあります。

そうするとポワントをはきこなすのは少し難しいかもしれません。

実際にどうなのかは、動かしたりなどして診てみないと分かりませんが、こういう場合は、更に足部から上に向かう引き上げ=アプロンで立つことが大切になってきます。

でも、角度は問題ないのに足首が硬いという場合は、骨の問題というより、筋肉やカラダの使い方の問題ということが多いのです。つまり、足の裏足底の筋肉が使えていないということ。

ということは、何を意味するか?

それは、レッスン、トレーニングを積んで足を豊かにしていく、つまり、甲をしっかり支える筋肉を育てていくことが、バレリーナの美しい足部をつくっていくことになる、のです。

第2回目はここまで。

次回、最終回では、じゃあどうすればいいのか?について書いていきますね。

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甲を出そうとすると立てなくなる―ポワントで立ちきれない原因と解決法①

甲を出そうとすると立てなくなる―ポワントで立ちきれない原因と解決法③

甲を出そうとすると立てなくなる―ポワントで立ちきれない原因と解決法④

甲を出そうとすると立てなくなる―ポワントで立ちきれない原因と解決法⑤

あんじゅからの一言

【甲出し・甲伸ばしについて】この下の項目にイエスなタイプの方は、あんじゅのメニューがサポートできると考えています。

・甲出しで床に押すやり方を続けているけれど、押しても伸びる気がしないし、押したところが痛くなりやすい

・自分ではつま先伸ばしているつもりがかま足になっていると言われてしまう

この二つにイエスなタイプの方、他に方法がありますよ。インスタに載せている方法以外にも、アプローチはあるのです。一度ご相談くださいね。

ライン公式アカウント、バレエ治療院あんじゅ
こちらもご相談くださいね

著者:バレエ治療院あんじゅ院長市川淑宥子(ようこ)
【バレエ・ダンス専門の臨床歴:踊る・診る・教えるの3つの柱】

  • バレエ歴:25年(ダンス総合歴33年・今も踊り続ける治療家としての身体感覚)
  • 治療歴 :19年(バレエ・ダンス専門治療院あんじゅ院長・腰椎滑り症の診断をきっかけに治療の道へ・2008年バレエ鍼灸を創始)
  • 指導歴 :13年(運動療法の必要性を感じBarre au Sol バー・アスティエの資格取得2013年)
  • 著書  :骨盤が立てばあなたの開脚は変わる(2021年出版)
  • 役職  :一般社団法人日本バレエワークアウト協会理事

【専門領域】
筋肉中心の解剖学では解釈しきれないアンシェヌマンやステップを踊りやすくさせるアプローチが持ち味。(内部感覚+文化背景とBarre au Solのペタゴジーが土台です) プロの極限まで使われたカラダ、ジュニアの成長期による変化からくるやりにくさ、大人の女性が気づきにくいカラダの変化によるやりにくさを診てきました。

プロフィール詳細はこちら
バレエ・ダンスの甲だし、つま先の改善。バレエ治療院あんじゅ