2024年11月1日
バレエを始めるとぶつかる壁のようなものがあります。
脚を後ろに出すアラベスクはその一つと言えるでしょう。
前や横は分かりやすいけれど、後ろは目で確認できない…
脚をあげると軸脚が曲がる…
あげていくと腰が後ろにとられる…
どうしたらアラベスクになるの、脚があがっていくの?ともどかしかったMさんのアラベスクが変わっています。
施術はバレエ整体でおこないました。
ポイントは、筋肉のリセット。
カラダの筋肉の主なお仕事は、曲げること。そうすると反対側の筋肉が伸びる。
そうやってカラダは動いているのですが、膝を横に、つま先を伸ばしてと力がはいりすぎると、関節がかたまってきやすいのです。
特に骨盤から下の関節が固まっているとアラベスクで脚をあげようとしても股関節がつまる、膝がつまる…
だからリセットが大切なのです。
木を見て森を見ずじゃないけれど、カラダ全体なんですね~
Mさん
アラベスクで脚をあげたい~人は、脚以外にも注目しましょう。
バレエ整体でサポートします。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
芸術家のくすり箱プロフェッショナル会員
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、バレエ鍼灸と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、またフロアバレエクラスの講師として、施術・ターンアウト、開脚改善などを展開。
○著書 『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
○フロアバレエクラスは新宿にて月一回開催
○インスタグラム ballet.ange