踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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プロフェッショナルダンサーの治療

カンパニーに所属して踊っているダンサーさんの治療はどこが違うのでしょうか?

今回はプロフェッショナルとして踊っている方の怪我の治療やメンテナンスについて紹介していきます。

ダンサー、指導者に選ばれるバレエ治療院あんじゅ

プロのダンサーの違いを3つあげてみると

プロフェッショナルダンサーさんの違いはどこにあるのでしょうか?

いろいろな診方がありますが、バレエ治療院17年のあんじゅが診てきたこれまでで3つあげていきます。

・カラダそのもの

・筋肉の質

・訓練の質

まずカラダそのものが違っています。

股関節だけでなく、膝の関節、足首の関節、肩の関節、肘の関節手首の関節など、それぞれの関節のフレキシビリティーが非常に高い

また、筋肉の質がとても柔らかく伸びる特徴があります。

そして訓練の質がとても高いです。

まず関節のフレキシビリティーはただ関節が動きやすいと言うだけではありません

ゆるい肩関節ではすぐ脱臼してしまいます。そのような緩さとは違って、様々な動きに対応できる関節を持っている方がダンサーです。

典型的な例で言うと女性ダンサーの足の甲。

男性ダンサーも膝下から足がとても柔らかいタイプがたくさんいます。

次に、柔らかいダンサーの筋肉は、筋肉の成分に関わっています。

瞬発性のある筋肉と持久性がある筋肉この2つの割合がバランスが取れていて、柔らかいながら瞬発力もある

そういう筋肉の質をしているタイプが多く診られます。

コールドで1幕2幕3幕を通して踊り切る力、高いジャンプや細かいジャンプを続ける力は、この筋肉の質と関わりがあります。

訓練の質については、幼少の頃の訓練に始まり、小学中学期の稽古でバレリーナらしいカラダに育っていくタイプとそうでないタイプに分かれていきます。

その違いは先生の教えやレッスン量だけでは説明はつきません。

実は、カラダをコントロールする神経がとても深く関わっています。

訓練された踊りに向いたカラダにおきること

訓練を積んできた後カンパニーに入ると学生時代の生活とは一転します。

朝から稽古が始まり、リハーサルが続き、それが毎日のことになります。

そのスケジュールで自分のカラダをコントロールできないと、入団して早々にケガになるケースを診ています。

さらにレッスンで指摘されるレベルが、踊りの質を高める指摘へと変わり、そのレベルを追求する、維持するために多くの時間を費やすことになります。

最初のうちは体力も、気力も筋力もある18,9歳~22,3歳のカラダで踊れていくのですが、求められる要求が高くなれば高くなるほどカラダにゆがみが生じてきます。

その歪みを吸収できる位のカラダと訓練の蓄積があるうちは踊れていますが、舞台を作っていくと言う事は何が起こるかわからない。

群舞での接触、リフトでの落下、難しいソロでトゥにうまくのれなかった、高いジャンプを求めて着地したときの衝撃やズレなど様々なことが起きます。

マッサージガンなどによるセルフケアや一般的な治療(マッサージや筋膜リリース)で対応できる範囲を超えたときに怪我になってきます。

次にどんな怪我が多いのかを関節、筋肉の質、訓練などに分けて紹介していきます。


【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)

バレエ治療院あんじゅ院長/日本バレエワークアウト協会理事/芸術家のくすり箱プロフェッショナル会員

鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師

2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、バレエ鍼灸と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、またフロアバレエクラスの講師として、施術・ターンアウト、開脚改善などを展開。

○著書 『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラスは新宿にて月一回開催 
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