踊り続けたい!をサポートするバレエ・ダンス専門治療院|フロアバレエ指導歴12年目の院長がケガや痛み、苦手解消をサポート|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
090-9362-0080
休診:金・日・祝

プロダンサーこそ取り戻すべき“足ゆびの感覚”とは?―プロフェッショナルダンサーの治療Ⅲ―足首のケガから完全復帰へ|

プロフェッショナルダンサーさんの治療について、シリーズで紹介してきましたが、今回は足首のケガから完全復帰をしていく過程をご紹介します。

プロダンサーの足首のケガからの復帰では、治療だけでなく“足ゆびの腹で押す感覚”を取り戻すことが重要です。足ゆびがスッと伸びて押せるようになると股関節まで力がつながり、ターンアウトと安定した踊りが戻ってきます。リハビリのポイントを解説します。(クリックで開く) ……SEO要約……

この記事でお伝えしたいこと

【悩み】足首のケガ後、足先の感覚が戻らない・ターンアウトが安定しない
【原因】足ゆびの力が弱り、股関節との連動が断たれている
【発見】ゆびを“伸ばして押す”感覚を取り戻すと足首〜股関節まで一気につながる
【対処】バレエ鍼灸で炎症を治療し、バレエ整体で足ゆびの一本一本を調整
【変化】ゆびの腹で押す力が復活し、ターンアウトが大幅に改善
【提案】ロールイン・足首の不安定・母趾の踏めなさがある場合は早期調整が必須


足ゆびが踊りを変える|ポワント復帰を支えるプロ専用リハビリとは?

足首の不調から回復、今はダンサーとして忙しい毎日のRさん。

バレエ鍼灸でケガの治療をした後、踊る足先の感覚をアップさせるため、バレエ整体で調整しました。

バレエダンサーさんならではなポイントワークを支える足ゆび。

今回、徹底的に整えていきましたよ。

さすがダンサーなので、足先の感覚はいいのですが、あともうちょっとほしい。

ケガの影響もあるので、ゆっくり一本ずつゆびの力を取り戻していきました。

足ゆびはポワントだけでなくバレエシューズで踊る作品の足遣いに影響します。

じっくり取り組むと、一本いっぽんがスッと伸びて、伸びたままゆびの腹(裏)で押せてきました。

そうすると足のゆびが股関節までつながってターンアウト!!

足ゆびが伸びて“腹で押す”と、股関節までつながり、踊りの安定が戻ってきます。

Rさん、その後ずっとあんじゅのゆびの腹(裏)で押すトレーニングを続けてくれて、その感想を聞かせてくれました。

『ゆびの腹で押すトレーニング、あれやってるとめちっちゃ開きやすくなって、ホントびっくりした‼️』

外からの見栄えでどうしても甲ばかり意識されがちのが今ですが、踊るために大切なのはこれです。

安定した踊りのための3つのポイントとそれを阻む3つの要素とは

ゆび全部で床をしっかり押せること

その足ゆびのアテールで股関節からターンアウトすること

そのターンアウトをキープして踊り続けること

逆にこの3つがあると踊りにくさが出てくるので気をつけたいです。

左側だけロールインする

左右どちらかの足首が不安定

どうしても母趾が踏めない(左右どちらでも)

上の3つがあるなら早めに修正しておくことがポイントです。バレエ整体がサポートしますよ。

お問い合わせは

こちらへ

>>>プロフェッショナルダンサーの治療 Ⅰ

>>>プロフェッショナルダンサーの治療 Ⅱ


【著者プロフィール】

市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事

鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師

2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。

著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中

▶ プロフィール詳細はこちら
▶ Instagram:ballet.ange

本記事では、足首捻挫・アキレス腱痛・三角骨障害など足の治療で、約20年のバレエ・ダンス専門治療院の院長として治療をしてきた筆者が、原因と改善法を解剖学的に解説します。

バレエ治療院あんじゅ 院長プロフィール