踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
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「日本で何が起きたの?」と聞かれた変化とは-ターンアウトアップ感想

この6月、ターンアウトアップを3回受講されたジュニアの感想をいただきました。


『日本に滞在中は大変お世話になりました。短期間に集中して教えて頂いたことが身体に染み込んでいるようです。

「前より良くなってる。」「脚が細くなってる。」「日本で何が起きたの??」

トレーニングで教えて頂いたことを意識することで、足の指もアーチもかなりしっかりとしてきました。

4週間の夏の講習期間中、「上半身も下半身も教えて頂いたカラダの使い方をすることで、脚も腕も遠くに動かせるし、踊りが広がる。」と実感したそうです。

まだまだ発展途上ですが、身体も踊る感覚も向上していくのがとても楽しいようです。また、帰国の際によろしくお願いいたします。』

N.M.Tさんのお母さまより


2年前のNさんの状態とは

Nさんは現在14歳、2年前に始めてターンアウトアップを受けにきた時は、踊る時に力が抜きにくく、カエルなどは簡単にできるのに、基本のポジションに立つと、いまひとつ姿勢が安定しない、という状態でした。

そこでトレーニングでおこなった内容は

・腕と脚の捻じれ、特に腕の捻じれを修正する
・足裏、足指のトレーニング
・肩や腕のエクササイズ

これらを繰り返して続けてもらったところ、脚はくるっと外旋するようになっていました。

2年後の今年は、身長が少し伸び、カラダもぐっと大人になっていてびっくり。

2年後のNさんにおきていた変化とは

成長した分、体重も増えているので、以前より更に脚の力で踊るようになっていました。

そこで改めて腕の捻じれを修正したのですが、カラダが成長した分、どうしても足に力が入るようになっていて、まずはそこを修正することにポイントを置きました。

来日1回目では、特にカラダのどのポイントを意識すればいいかを中心に腕と脚の捻じれを修正していき、それを次に来るまでに続けてもらいました。

この際の意識すべきポイントは、鎖骨、肩甲骨、肘、手首、くるぶし、膝下の脛骨や腓骨など、骨が中心なのですが、それらの骨のどこか?は、それぞれのカラダで、一人ひとり違ってきます。

二回目に同じエクササイズをすると、腕と背中から上体をのスクエアをキープするイメージがつかめてきているのが診えたのですが、動きになると直ぐ脚が先に動くのがまだまだ抜けませんでした。

これを解消するのに、最近取り組んでいるのが壁トレ。繰り返し繰り返し壁トレをやりながら、次回来るまでに同じことを練習してきてもらうことにして、この日は終わり。

三回目では少し腕と体幹がつながる感覚がつかめてきたのか、腕がしっかりしてスクエアが安定してきているのが診えました。そうすると初回と二回めより、格段に脚が軽くなってくるのです。

この日おこなったのも同じ壁トレと基本のエクササイズでしたが、上半身のスクエアがよりも分かってくると、どのポジションのどこで、どの動きで背中が抜けるのか、足に力が入りやすいのかが自分でも感じられるようになってきていました。

これがカラダをコントロールし、コーディネーションしていく第一歩なのです。

バレエの先生を始め指導者がカラダの使い方を色々注意しても、どうしてもその言葉がすっと頭に入ってこないことがよくありますが、生徒の立場になって考えてみれば、それも当然。

ポジションに立つのに精一杯だったり、足をだすことやつま先を伸ばすことだけに集中していたりすると、自分のカラダの位置を知るどころか、先生の言葉も受取りにくい。

だからこそ、大切なのが、スクエアが安定した基本の姿勢にしっかり立てることなのだと、改めて痛感します。

ターンアウト改善、バレエジュニア

写真の姿は三回目に撮ったもので、どこがずれているのが、どのポイントを意識すれば立ちやすい位置に戻れるのかがつかめてきた後だと、5番ポジションも(指導者側から、又生徒自ら)簡単に修正できるようになってくるのです。

今回の滞在で3回受講できたので、ここまでもってくることができました。その後、本国アメリカに帰り、サマーインテンシブを受けた後の感想が、上のものです。

ジュニアの成長はそれぞれで、小6や中1で伸びた身長のため、カラダのバランスが変わったり、筋力が足りないため、余計な力を使ってしまったりなども起きやすい時期です。

それでも大切なのは、基本の姿勢です。

脚の力で踏ん張るのではなく、すっと立てる位置のヒントはそれぞれのカラダにあります。

バレエ治療院あんじゅは、ケガなく踊りをパフォーマンスを続けていくジュニアのカラダづくりをサポートしています。

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