アラン先生、リヨンから到着。バー・アスティエクラスも開催しています。
そして本日は、バー・アスティエ協会主催、認定講師のための勉強会に参加してきました。
バー・アスティエ協会では、毎年3回ほど講師のための講習会があり、さまざまな方面からクラス作りのための勉強に取り組んでいます。
今日のお題は『マニュピラシオン』(英語で言うとマニュピレーション。整体で言う徒手手技に近いものです)
バー・アスティエでは、クラスを受けている方の動きを更によくしていくために、エクササイズの途中で補整することを指します。
2人一組になって、どこをどのように支えて補整していくと最大限の効果が出るのか、アラン先生のお見本を参考にトライしていきました。
大切なことはそれぞれの骨格をみること。
そしてコツは骨を軸にすること、です。正に【骨で踊る】につながっています。
カラダの一部をもつように伸ばそうとするとうまく伸びない。
足先だけもってハムストリングスを伸ばそうとすると、案外突っ張るのと同じです。
どの筋肉も始まりと終わりがあって、どちらか一方だけ意識して伸ばそうとするとカラダは抵抗する
からです。
なので、マニュピレーションでも、肩と肘、胸と背中など伸ばさせたい2点をサポートするのです。
この時にどこを焦点に伸ばすのかが大事なポイントです。
普段自身のカラダを診てもらうことは少ない私には良いチャンス。
マニュピレーションされながら体感していると、伸びにくいと感じていた部分の反対側上部が伸びていくと、格段にほぐれやすくなりました。
これは、いつも治療院で話している「右の問題の要因は、左にある」そのものでした。
それぞれの講師たちは、バレエ・ダンス、エクササイズのエキスパート。
ストレッチなら開脚も前屈もラクラク〜な方々ばかり。
その人たちでも、更に伸びる”伸び代"があるんです。それは、外からの視点が加わるから。
これが、バレエ鍼灸以外に【バレエ整体】をメニューに入れている理由でもあります。
土台にこのバー・アスティエのマニュピレーションがあります。
特に、クラスの教えが増えてきたダンサーさん、インストラクターさんは、片側の見本を見せることが多くなるんですよね。これは、ちょっと悩ましい。
【バレエ整体】は左右のライン差が気になる、奥の方から伸ばしたい、そんなダンサーをサポートしています。
【院長プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
○毎月一回フロアバレエクラス開催中
カラダが引き上がって脚が軽くなっていきます。一緒に踊ってみましょう~
○トレーニングメニュー【ターンアウトアップ】と【バレエの解剖学】から開脚の本ができました。
『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
○踊りやすい、動きやすいカラダについて解剖学の外部講師活動もおこなっています。(活動レポート)