踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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インストラクター更新研修行いました

市川先生

本日は貴重な資料での講習をありがとうございました。とてもわかりやすかったです!

今年もありがとうございました。

5月20日は、日本バレエワークアウト協会のインストラクター更新研修でした。2013年からこの団体の研修を担当させていただいています。

日本バレエワークアウト協会、

 このエクササイズは、ニューヨークシティバレエ団の芸術監督であり振付家でもあるピーター・マーティンスが土台を考案したものです。

とてもいい内容のエクササイズなのに、インストラクターの更新や育成などのオーガナイズをバレエ団が続けないことになり、日本で唯一上級インストラクターの資格を取得していた稲垣領子史が引き継いで行っています。

私も毎年、研修の後に行われるデモンストレーションクラスを受けているのですが、バレエと共通する点がたくさんあります。

バレエと同じように、フロアに立って行うワークアウト。ただ、バーは使わないのです。

腕は、スゴンで支えたり、腰においてプリエやタンジュ、パッセを行います。バーが頼れないので、その分意識して上半身をキープしなくてはいけないのが逆に、体幹のトレーニングになります。

そして、基本エクササイズの後に、必ずフロアエクササイズがあります。

これ、ほとんど筋トレなのですが、解剖学的に分析してみると、バレエで使う筋肉を意識した内容になっています。なので、シャンジュマンのような動きもやるのです。

その後が、コンビネーションという踊るパート。今回は、『眠りの森の美女』第3幕のオーロラのヴァリエーションがテーマ。

若いインストラクターさんが、パッセ、ターン、グリッサードなどのステップを組み合わせて作っていきます。

これは本当に楽しいパートナーで、このエクササイズのクラスを受ける方々がはまるのも納得です。

ピーター・マーティンスのすごいところは、プロのダンサーと一般の愛好家のカラダの違いをしっかり理解した上で、このプログラムを作っていること。これは、毎回受ける度に感じます。

例えば、足のポジションは、5番に深く入れず、3番で行う、膝を伸ばしての高いグランバットマンはやらないなど、初心者でもケガをせず、楽しんで踊れる、カラダを使える内容になっていて、さすがだと、いつも感じます。

今は、10年、20年前とは違い、沢山のダンス系エクササイズがありますが、音楽と共に、立って踊れる+体幹トレーニングの筋トレまで入っているエクササイズは数少ないと思います。

協会では、インストラクター養成も行っています。シニア世代も安全に楽しめるダンス系エクササイズに興味のある先生方は、こちらをご覧になってください。

日本バレエワークアウト協会概要