踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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出張講座レポート 2018年4月

4月は2回、千葉のお教室にてフロアバレエの出張講座に行ってきました。

どのお教室も、皆さん興味深々で参加してくれました。解剖学ってどんなことなの?バレエが上手くなるのに、どんなヒントがあるの?そんな雰囲気をいつも感じます。

バレエ治療院あんじゅ、活動報告、解剖学、フロアバレエ

このような出張講座を始めたのは、最初が2013年だからもう6年めになります。

どの講座でも伝えている内容はほとんど同じ、それは『自分のカラダをもっと身近に感じよう』の一言です。

骨盤は平らにしましょう、ポールドブラの時に肩を上げないようにしましょう、といつも聞いているカラダの注意、実は、その骨盤、肩が具体的にどこを指しているのか?意外と皆さんは知らなかったりするのです。

バレエでは脚だけでなく腕の形も厳密に型が決められていますが、その手の位置すらなんとなく、ということが少なくないのですね。

自分ではアラベスクの手をちゃんとやっているつもりでいても、実はそれが全然違ってた、だから脚だけであげることになり、結果、アラベスクで脚が上がらないのは、脚のせい、股関節のせいだと思ってしまうのです。

鏡を見なくても自分のカラダの位置をしっかり分かっていること、これは認知感覚というのですが、運動神経より感覚神経の働きが中心になります。

パを追いかけるあまり、自分の手の位置や脚の位置を考えずに動くと、全くバレエに見えないのは運動神経だけで踊っているからなんです。

歩くとか座った状態から立つという何気ない動きと違って、バレエのように意味のあるムーブメントの場合、カラダの位置と動きを常に一致させなければなりません。

これを、カラダのパーツをしっかりコーディネーションしてコントロールする、と言います。

その時に大切なのが、ボディーイメージなんです。

まず、自分の骨盤や手やつま先、頭、肩などが、どの動きの時にどうなっているのか?に気づくこと、ここから出発することが大切なのです。

 実は、このボディーイメージ、もともと得意な人ほど上手くなっていきます。となると、もともと持っていない人はダメなのか?と言うとそうではありません。例え、ボディーイメージが【今】薄くても、自分で分かって育てていくことは可能なのです。

特に10代の脳は柔らかいので、早くつかめれば『あれっ、これって‼︎』とスルッと分かってしまうこともあります。

一度で分からなくても、自分のカラダの位置を考えながら踊り続けることが大切。

自分で考えるのに、解剖学の視点があると判りやすくていい、ということなんです。

そして、カラダを見直す時に、座ったり寝たりしてエクササイズをするフロアバレエが役に立つんですね。

と言うのも、立って踊らない分、きちんとコントロールして動かないとエクササイズにならないからなんです。

つまり、逆に自分の欠点に気付きやすい、ということ。

この講座はフロアバレエの前に解剖学の時間を作ってより、ボディーイメージを掴みやすいようにしています。

自分のカラダについてもう少し突っ込んで考える、感じる視点担って欲しい、それがこの講座の狙い。

来月も、出張講座に行ってきます。

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