今年2024年も日本バレエワークアウト協会の研修が終わりました。
あんじゅは、2012年から協会のインストラクター更新研修にて「解剖学」の部門を担当しています。
日本バレエワークアウト協会では、2000年以降バレエワークアウトとチェアバレエエクササイズ両方のエクササイズのインストラクター対象に研修を行っています。
今回のお題は
筋肉・筋膜、骨・関節から分析する立位と座位
となりました。
この二つのエクササイズには、一つひととうのエクササイズに「どの部位」をターゲットにしているか、という目安がしっかりあるのですが、エクササイズの効果を引き出すには大切なポイントがあるのです。
基本の姿勢
です。
基本の姿勢がどうして大切なのか?については、まず必要なのは「解剖学」の基礎知識です。
今回は、新しくチェアバレエエクササイズのインストラクター資格を取られた方がいたので、基本のキにかえって解説を行いました。
座学はとかく難しいと感じられがちなので、難しくなく筋肉や骨の名前を知る・覚えるコツや筋膜や関節との関係を加え、不良姿勢の成り立ちも加えました。
こちらの研修では、座学の後にインストラクターさんがサンプルクラスを実施しています。
実際のエクササイズを体験することは、解剖学的に分析展開するのにとても役立っています。
これは施術でも同じで、実際に踊っているからこそ分かるポイントがあんじゅの治療効果の土台にもなっているのです。
今回は、新しいインストラクターさんのチェアバレエエクササイズがとても新鮮でした。
椅子に座ってだと制限されると思いきや「こんなに動くこともできるんだ」という発見あり。
これが次回の研修の参考になります。
この外部研修もバレエの解剖学「バレエアナトミー」の一部となります。
研修が無事終わったので、今度は「バレエアナトミー」のテキストの改定に移りますよ。
出来上がったらバレエアナトミー再開です。