踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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7月4日土曜日、チェアバレエエクササイズクラス担当しました

一般社団法人日本バレエワークアウト協会が監修する椅子に座っておこなうバレエエクササイズがチェアバレエエクササイズです。この4月末に、インストラクター研修を受け、現在勉強中なのですが、協会代表の稲垣さんからお話しをいただき、スタジオの生徒さん対象にオンラインクラスを担当することになりました。

◆チェアバレエとフロアバレエの共通点と違い

◆チェアバレエエクササイズの面白い点、そしてクラスのテーマ【ドゥミで立ちやすいカラダをつくる】について

◆実際にクラスをおこなってみて気づいた反省点

◆チェアバレエとフロアバレエの共通点と違い

チェアバレエエクササイズと、フロアエクササイズであるバー・アスティエの共通点は、基本がバレエであることです。

そして違いはというと、バー・アスティエは、立位のストレッチを入れることがありますが、基本は床に座って寝ておこなうエクササイズですが、チェアバレエエクササイズは、基本が椅子に座ることをメインにしたエクササイズだということです。

椅子に座る利点は、骨盤を安定させやすくなることです。月一でおこなっているあんじゅのバー・アスティエクラスも始めのイントロは椅子に座っておこなっているのですが、その理由は、骨盤を立たせたいからなのです。

そして、チェアバレエエクササイズは、立っておこなう筋トレも含まれていることが特徴です。

NYSバレエワークアウトの唯一の継承者でありワークアウトの一任者である稲垣さんの体験から、椅子に座ることで安全性を確保し、椅子の背をもちながら立っておこなうエクササイズも組み入れることで、運動初心者の方から、妊婦さんまで幅広い方に受けてもらえるエクササイズとなっています。

筋トレや脳トレ、有酸素運動にストレッチなど構成する土台は、NYSバレエワークアウトですが、アームスの動きはバレエが基本になっていること、2番グランプリエを入れるところ、オプションで作品を踊るようなパーを組み込めてダンスの要素もいれることができます。実際私が受けた印象では、バレエクラスに近い内容だと感じたくらいです。

オプションのサンプルはこちらです↓

◆チェアバレエエクササイズの面白い点、そしてクラスのテーマ【ドゥミで立ちやすいカラダをつくる】について

そして、チェアバレエエクササイズの面白い点は、筋トレパートがしっかり入っていて参加する方のレベルによって立位で負荷をかける内容を組むことができるので、大腰筋・中殿筋・四頭筋・殿筋など具体的なターゲットを絞ったトレーニングをいれることもできるところなんです。

今回、研修で学んだ内容をベースに1つのクラスをつくってみるとすごく勉強になりました。受けてくださる方々は、スタジオ24でバレエワークアウトやバレエ・ジャズクラスを受けている生徒さんなので、【ドゥミでしっかり立ちやすいカラダをつくる】ことをテーマにして、エクサイズを組みました。

というのも、自粛が開けてほとんどの方がスタジオのレッスンに戻っている今、来院されるクライアントさんのお話を聞くと、足・脚だけを意識して踊ろうとしすぎている点が気になっているからです。2~3ヶ月の間、リハはもとよりレッスンすらできなかった上に、外出を控えるために外に出ると言うシンプルな活動さえ制限されていた訳です。

その状態がカラダにもたらす影響はかなり大きなもので、どの方もいろいろ苦労しています。前のカラダの感覚を探そうとして、力がはいってしまうのです。

この点については別のコラムで取り上げていきますが、チェアバレエエクササイズの椅子に座るというスタイルをつかって、ドゥミを意識した内容を取り入れました。

立位での中殿筋、大腰筋トレーニングにも、ドゥミをとおしてやってみると、あげた脚に反して軸足がしっかりしてくるのですが、これを感じてほしかったのです。

◆実際にクラスをおこなってみて気づいた反省点

エクササイズ内容は、いろいろ考えていた内容の7割ぐらいになってしまったのが大きな反省点でした。というのも、原因は音源にあったのです。。。当初予定していた音源が使えないとわかり、急遽別の音源を使ったのですが、その作動がもたついてしまい、、エクササイズの進行をスムーズにさせなかったなあとだめ出しをしています。

参加してくださった生徒さんからは、音は大丈夫だったとコメントが入っていたので音量は大丈夫のようだったのですが、如何せんオンラインでおこなうクラスは初めてだったこともあって、すごーく緊張してしまいました。

オンラインクラスは、受けているのと自分がクラスをおこなうのとでは大きな違いがあるなと感じました。今回はラインライブだったので、皆さんの反応はコメントのみでした。普通のクラスだと皆さんの動きを確認しながら、音を調整したりエクササイズの回数や内容を調整したりができるのですが、それがないのが難しかったですね。これも大きな勉強になりました。

今回、チェアバレエエクササイズのクラを実施して得た気づきは、あんじゅの施術に活かしていきたいと思っています。

そして、先ほども書いた【外出自粛後のカラダをどう向き合うか】については、別のコラムで取り上げますね。