コロナ前まで受け付けていたバレエの解剖学講座【バレエアナトミー】ですが、今年2月にあるご依頼があって復活となりました。
今回、受講されたS先生から感想が届きましたので、シェアしますね。
おはようございます!
今回解剖学を学んでみて、今まで自分が習ってきたもの、生徒に伝えてきたものが、体の作り的に正しかったと確信が持てました。
レッスンでは、イメージだけでやってきた時と比べてかなり明確にターンアウトや引き上げの仕組みややり方を伝えることができ、生徒たちも、『考えながらやる』ということ自体がやりやすくなってきているようです。
私自身もレッスンで意識することが少し変わったりなど、体がこれから変わっていくような気がしていて楽しみです!
とてもメリットばかりの解剖学でした!ありがとうございました!
S先生の感想にあるように、レッスンではイメージで伝えることは少なくありません。
けれど生徒たちは先生と同じイメージをもてるか?と言ったらかならずしもそうではない、ということが沢山あるのです。
イメージで教えてはいけない、という先生もいますが、実はカラダの解剖学では逆に踊りにくいのですよ。
筋肉の名前を憶えてその動きを憶えて、ターンアウトする筋肉をより動かそうとしても、カラダにはターンアウトする筋肉だけがあるわけではないからです。
ある筋肉にフォーカスして動かす訓練をするのは、どちらかというとトレーニングの領域です。
実際の動く立場とすれば、どうやってカラダを使っていくかが大切で、それには一人ひとり自分のボディイメージが必要になります。
そのボディイメージを育てるのが先生の役割の一つとも言えます。
バレエ治療院あんじゅの解剖学講座は、筋肉の細かい動きを微に入り細に入り伝えるタイプの講座ではありません。それをするためには医療系の学校のように長い期間が必要になります。
クラスを教える先生に必要なのは、なぜ指示が伝わらないのか、どうやったら伝わるようになるのか?のカラダの仕組みを知ることなのです。
そして、その仕組みを知ると先生自身のカラダにも確実に変化が現れます。
更にその変化がまた教えの内容を広げていってくれるのです。
今回4年ぶりに復活するにあたって、テキストの内容を大幅に変更しました。そして更に付け加えておいた方がいいという内容があるので、現在テキスト改編する予定です。
そして今、5月に日本バレエワークアウト協会で行うインストラクター更新研修のテキスト作成中なので、今しばらくかかりますが、出来上がったらサイトのページも少し替えていく予定です。
ジャズのために、テーマパークダンスのためにとバレエを習う人の需要は広がっていますが、どのジャンルにも対応できるのがあんじゅの解剖学です。しばらくお待ちくださいね。
その前には、こちらのコラムを参考にしてください。