『カラダのつながりが明確になってます。いままで、メソッドで教わってきたこと全てにつながってきた感じがしてます。』
長年踊ってきたけれど、このところ何故かしっくりこない。そういう時が出てきます。その時、多くのダンサーがストレッチやトレーニングで筋肉の使い方を変えようと考えることが少ないありません。
けれど、バレエ治療16年の間診てきた結果、あることに気づいたのです。
それは
筋肉をああだこうだと動かそうとした結果、関節が固まって更に動きづらくなってしまうケースが多々ある
ということです。
こういうケースは、バレエ整体で整えることもありますが、もう一つの選択肢がトレーニングメニュー【ターンアウトアップ】です。
ターンアウトアップの土台は、バレエの解剖学とフロアバレエ、バー・アスティエ。
先ず、寝ている姿勢や座っている姿勢、シンプルな動きの中から歪みをバレエの解剖学の視点から見つけていきます。
例えば、床でのディヴェロペでいうと、何時も通り動かしてもらった後、膝の内側や外側のあるポイントを意識してディヴェロペしてもらって、その差を感じてもらうと、ほとんどのケースで何気にやってきたラインがずれてしまっていて、そこが元でしっくりこない箇所ができたんだと体感してもらえるのです。
そして、歪みを修整していくのに用いるのがフロア・バレエエクササイズ。時には、筋トレなども加わります。
ダンサーのカラダは、元々長い間訓練してきた積み重ねがあるので、反応もとても早く、動きの修正がドンドン進んでいくんです。すると1時間の終わりには、すっきして『このまま踊りにいきたい~』となるんですね。
以前との動きと何かが違う、その解決方法のヒントはこちらにあります。
>>>電話:090-9362-0080
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、コンクール成績アップ、留学を希望するジュニアのターンアウト改善を指導してきた筆者が、ターンアウトしにくい原因とその解決法を紹介します。