カラダのつながりが明確になってます。いままで、メソッドで教わってきたこと全てにつながってきた感じがしてます。
元カンパニーダンサー M・Tさま
長年踊ってきたけれど、このところ何故かしっくりこない。そういう時が出てきます。その時、多くのダンサーがストレッチやトレーニングで筋肉の使い方を変えようと考えることが少ないありません。
けれど、バレエ治療10年の間診てきた結果、筋肉をああだこうだと動かそうとした結果関節が固まって更に動きづらくなってしまったケースが多々あるのです。
こういうケースは、バレエ整体で整えることもありますが、もう一つの選択肢がトレーニングメニュー【ターンアウトアップ+プラス】です。
ターンアウトアップ+プラスの土台は、バレエの解剖学とフロアバレエ、バー・アスティエ。
先ず、寝ている姿勢や座っている姿勢、シンプルな動きの中から歪みをバレエの解剖学の視点から見つけていきます。
例えば、床でのディヴェロペでいうと、何時も通り動かしてもらった後、膝の内側や外側のあるポイントを意識してディヴェロペしてもらって、その差を感じてもらうと、ほとんどのケースで何気にやってきたラインがずれてしまっていて、そこが元でしっくりこない箇所ができたんだと体感してもらえるのです。
そして、歪みを修整していくのに用いるのがフロア・バレエエクササイズ。時には、筋トレなども加わります。
ダンサーのカラダは、元々長い間訓練してきた積み重ねがあるので、反応もとても早く、動きの修正がドンドン進んでいくんです。すると1時間の終わりには、すっきして『このまま踊りにいきたい~』となるんですね。
以前との動きと何かが違う、その解決方法のヒントはこちらにあります。
投稿者プロフィール
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市川淑宥子(ようこ)バレエ治療院あんじゅ院長
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一般社団法人日本バレエワークアウト協会理事
バレエ解剖学講師/バー・アスティエ講師
2008年にこれまでになかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をバレエ鍼灸と命名、バレエ治療院あんじゅを四ッ谷にオープン。以来、国内外のダンサーの治療に当たる。
2013年NPO法人バー・アスティエ協会の講師資格を取得、2014年以降バレエの解剖学運動学に基づいたトレーニングメニューやフロアバレエクラスをスタート。
2019年『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』を出版し、バレエ・ダンス・表現スポーツに欠かせない開脚エクササイズを紹介している。