縦開脚を完成させましょう
縦開脚
・選抜クラスに入りたい
・進級テストに合格したい
・選抜クラスに入ったのにうまく技が決まらない
・試合でテクニックを決めたい
お子さんがこのように思っているならまず縦開脚を見直して完成させましょう
新体操、チアダンス、フィギュアスケート、一輪車競技で必須になる技の土台は開脚、特に縦開脚になります。
・前後に脚を反らせるジャンプ(ジュッテ、ハードラー)
・後ろ手持ち(バックル)
・アイ字バランス
・スパイラル
・ビールマンスピン
これらの技の土台は開脚、それも縦開脚です。
けれど、骨盤が後ろに回ってしまう姿勢のまま、丸い背中のまま練習を続けているんです。
実は縦開脚が苦手なタイプは、横開脚を改善することが早道になります。
『横開脚は大丈夫なんですが』とお聞きしますが、ちょっと足りない、そんなケースがほとんどなのです。
・腰が引けて座っている
・つけ根がつっぱっている
・膝が曲がっている
・つま先が伸ばせない
この状態があるとすると、横開脚も見直した方がいいと言えます。
つまり技が決まらず選抜クラスに入れない、バッジテストに受からない、試合でうまくいかないことの解決方法は、縦も横も開脚を見直すこと、ここがポイントです。
解決方法は、縦も横も開脚を見直すこと
原因は一人ひとりそれぞれ違っていたりしますが共通することがあります。
注意が届くのは脚ばかりで肝心の骨盤への注意がおろそかになってしまう
例えば、立って脚を前後にさせた状態から下(床)に降りていくストレッチや、椅子の上に乗せた脚を伸ばすストレッチばかりおこなっていると、上のようなことが起きます。
脚を開くから開脚と書きますが、実は開脚で必要なのは開いた脚をキープする腰から上のボディなのです。
脳の仕組みで、ほとんどのジュニアは大きく広がる脚にばかり目がいきますが、カラダの仕組みから考えると腰より上の姿勢が大きな役割を占めるのです。
こちらのコラムを参考にしてください。
しかも前に伸ばした足に力が入っているとそのまま同じ側の骨盤を前に持っていきやすい。
結果、骨盤がズレてしまいます。
ジュニアの目線は脚に集中
カラダの仕組みでは上半身(ボディ)が必要
このカラダの仕組みを分かった上でストレッチをできるジュニアはそう多くはありません。
なので背中が丸いまま、腰を引いたまま縦開脚の練習を続けてしまうのです。
そこから抜け出して縦開脚を完成させていくには、大切なポイントがあります。
自分のカラダの位置に気づくこと
伸ばす順番を換えること
例えば後ろ手持ち
立った姿勢で脚と背中の真ん中がそろう
例えばスパイラル
脚をあげるのと同時にしっかり横(斜め)に腕が張れるようになる
伸ばした前脚だけじゃなく後ろ脚にも、脚だけでなく腕にも、目線にも意識が届くと、開脚は劇的に変わっていきます。
そのためにも、伸ばす順番、つまり意識する順番を換えていくのです。
脚ばかり気にしていたジュニアができるんだ!と気づいた時の目の輝きは驚くばかりです。
目線が下のまま → 重い頭をあげておくポイント
背中を丸めている → 背中が伸ばしやすいポイント
肘が伸びていない → 腕が背中とつながるポイント
大きな関節の可動域をチェック
日ごろのアップやストレッチを修正
足りない動きを分解して繰り返す
関節の可動域に問題がなければ、次に日頃自分でおこなっているストレッチや筋トレの姿勢修正をおこないます。
修正した方法でストレッチすると明らかに柔らかくなることにジュニアが気づきます。
そこから苦手な技の修正をおこなっていくのです。
ステップを踏んで、一つひとつ分解して納得しながらおこなっていくことで、動きを理解しながら自信もつき、最終的には立ったままできる様になっていきます。
『24日のセレクションですが、無事に通過して選手になることができました!!
でもまだ柔軟性が足りず、これからが大変そうです。また予約を取らせていただくことになると思いますので、その際にはどうぞよろしくお願いいたします。
あのまま別の接骨院に通っていたら、今回のセレクションも絶体無理でした。本当にありがとうございました。』S・Yさんのお母さまより
『先日、新体操の個人発表会が終わりました。
いま一歩だったバックルもしっかりきまっていて、無事終えることができました。ありがとうございます。』M・Hさんのお母さまより
『お話していたテストに無事合格しました。ありがとうございました。』K・Sさんのお母さまより
Q 何歳から受けられるのでしょうか?
A よくいただく質問の一つが年齢です。
開脚やスプリッツ、後ろ手持ちを見直すにも、お子さんとの対話が大切なので、お稽古場や学校とは違う場所に来て動くことが大丈夫であれば、受けられます。
小さい子で6歳のジュニアが来院しています。
Q 持ち物は、何が必要ですか?
A レオタードとタイツ、Tシャツとスパッツなど練習で着ている服装を持参してください。
Q どのくらいのペースで受ければいいのですか?
A 一人ひとりの目的、目標によって変わります。
めやすとして、カラダについている自分のクセを修正していくには、少なくとも3ヶ月続けることが必要です。
これは脳の仕組みによるものです。
【2ヶ月後の昇級テストが目的】
2週間に1回のペースで受けるのがベストです。
【1からじっくり直していきたい】
初回を受けた後、2週間に一回のペースで3回受ける。
その後、月に一回のペースで受けるのがオススメです。
【学校やレッスンのスケジュールがつまっている場合】
初回に受けた後、スケジュールにあわせて予定を決めていきます。
特に、試合やバッジテスト・昇級テストなど、一番近い目標にあわせてスケジュールを作っていきます。
Q レベルは関係ありますか?
A レベル制限はありません。
ジュニアの場合、カラダが硬いと言っても成長後の硬さとは違います。
どうしても後一歩が抜け出せないジュニアには、何らかの原因があるので、その部分をしっかり診て、姿勢を整えていきます。
60分 ¥8.000
初診料 ¥4,000 (初診 30分)
※時間はおおよその目安と考えてください
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