踊っていて、ブチっという音が聞こえた?!!!エエエエ、肉離れ???
踊っていたら足首の周りがもったりしてきた、なんだかグラグラした感じがする、、、
ひょっとして捻挫したの???という時の応急処置です。
チェックポイント
①内出血をみる
まず、ブチっとなった後に内出血が出るか出ないかをみてください。
簡単に言うと、筋肉と腱の境目の組織に傷が生じるのが肉離れ。足首に何本も走っている腱や靱帯に損傷しているのが捻挫。傷の度合いによって内出血も起こします。その場で内出血が出るケース、だけでなく、いくらか時間が経って出る場合もあります。
②痛みをみる
痛みにもいろんな種類があります。
ヒリヒリ・・・皮膚や皮下に炎症があるだろうサイン
ズゥン・・・打撲などによって筋肉に炎症が起きているだろうサイン
ズキズキ・・・傷などによって皮下に炎症が起きているだろうサイン
痛みはカラダからのサイン。炎症はそのままにしておかないことが大切なんです。ちょっとくらい痛いけれど大丈夫とほおっておくと治るのにも時間がかかり、痛いのをかばって動くことで、カラダのラインが崩れ膝痛や腰痛になります。
先ず、アイシングには注意点があります。
冷やすのは一回10分程度を目安にしてください。これを2、3回繰り返す。
但し、内出血や痛みなど挫傷がひどい時は、痛みが薄れてくるまで続けます。
大切なのは、揉まないこと。
アイシングの方法(スタジオ・お教室でできること)
①内出血がある場合
●その場で内出血が出たら、足の位置を高いところにあげる。
●氷がなければ、冷たいタオルでも良いのでアイシングをする。
アイシングする場所は、ブチっとなって、青くなっている周りを少し広めに冷やすことがポイントです。
②その場では内出血はでないけれど、ブチっとなったところが痛くて歩けない場合
同様にアイシングを優先しましょう。
●その場で内出血が出たら、足の位置を高いところにあげる。
●氷がなければ、冷たいタオルでも良いのでアイシングをする。
アイシングの方法(帰宅後)
●家に帰ってからもう一度アイシングをする。
●冷湿布か消炎効果のある湿布がなければ、保冷剤の小さいのをタオルに包んで代わりにする。
●脚の下に枕やクッションをいれて高めにして寝る。
翌日にすること
●できるだけ早く整形外科の診察を受けましょう。
肉離れも腓腹筋の奥深くまで挫傷していたり、挫傷の範囲が広いと、歩くことさえ困難になってきます。場合によっては、しばらく松葉杖と言うことも起きます。