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バレエと骨盤の歪み

④足裏を合わせて脚を自分の方に寄せてくると、後ろの腰が落ちてしまう

レッスン前によくやるストレッチの一つに、足裏を合わせて自分に近づけてくるのがありますよね。脚を近くに寄せてくるほど、腰が落ちてしまうとしたら、骨盤にゆがみがでている証拠です。

このストレッチの時に一番伸ばして上げたい筋肉、それをしっかり意識してストレッチすることがポイント。

その筋肉はどれなのでしょうか?


しっかり意識したいのは"縫工筋"なのです。
縫工筋は股関節をターンアウトさせてくれる筋肉なので、ここをしっかりストレッチさせてあげたいのです。

え、でもこのストレッチで大切なのは、膝が床につくまで伸ばすことなんじゃないんですか?とよく質問をいただくのですが、これはある意味正解だけれど、別な意味では不正解なんです。


正解不正解は、これで見分けます ↓ ここ大事です!!!

 膝が床についていても、腰のラインが落ちていない→縫工筋がストレッチされている
× 膝を床につけようとすると、腰のラインが落ちる→縫工筋ではなくて、四頭筋をつっぱらせている


バレエにおいて股関節をターンアウト(アンドゥオール)させていることはとても大切。解剖学的に言うと股関節を外に回してくれる筋肉をまず意識してつかえるようになることがポイント。その筋肉に一つが"縫工筋"なのです。

でも、太ももの前の構造を見ると分かるのですが、縫工筋の下に、太ももで最大の筋量がある大腿四頭筋がいるのです。この四頭筋には、とっても悲しいかな、股関節をターンアウトさせる働きはないのです。。。。


脚を寄せてきても腰が落ちないようにするコツ。それは、最初に膝を少しゆるめたところからスタートする、ことです。こうすることで、四頭筋の膝を伸ばさせる働きが少しゆるまるのです。そこから勢いをつけないで、脚全体ではなく、踵を坐骨に近づけるようにしてあげるのがもう一つのコツ。そうすることで四頭筋にテンションがかからないようになるのです。


四頭筋にテンションがかかるとなぜ縫工筋がうまく働かなくなるのか?その理由は解剖学の原則があるからなのです。

大きな筋肉はとっても簡単に働く

踊っていると、踊りのポーズが普段の生活でもでてくることってありませんか?

別に意識しているわけでもないけれど、床に落ちたものをとろうとして、膝を曲げないで取っていたり、片脚を台に乗せる時に軸の脚は真っ直ぐ、骨盤も傾けないように平行にして脚を持ち上げたり。何気な~くやってたりしませんか?

私たちにとって何気なくとっている動き、実は普段の生活では特別なことだったりします。


バレエライフをおくっていない人は、床のものを拾う時には、腰を曲げたり膝を曲げたりします。脚を持ちあげる時には、支えている脚の膝を曲げて体重を支えようとするので、その反動で腰がさがったりするのです。でもこれは普通のことなのです。

普通の動作では、筋量がある大きな筋肉が先に働いてカラダを支えようとするのです。これは普通の解剖学的に見ると正しいカラダの動かし方。つまり、私たち人間は踊るのではなく、動くために筋肉を使うからなのです。


そうですよね。確かに遺跡の壁画には、踊っている棒人形のような絵が描かれているのをどこかで見たことありますよね。私たちの祖先が日常で踊っていたことは、考古学的にも分かっていることですが、その時の踊りは骨盤を傾けないように踊るバレエというより、音楽にあわせてカラダを動かすという原始的な踊りだったのです。

バレエで大切なのは、ある角度までは骨盤が平らであること。それは股関節をターンアウト(アンドゥオール)させるためなのです。股関節をターンアウトしようとして四頭筋をつかってしまうことが多いのは、『筋肉では大きな筋肉から先に使われる』という解剖学的な理由があるからなのです。

大きな筋肉は、ちょっとの力でまとまってカラダを動かしていく。
だから脚を腰に寄せてくる時に、力で寄せてくると後ろの腰のラインが落ちてしまうのです。それは、四頭筋のテンションが膝から付け根に伝わり、より働こうとして付け根を後ろに押してしまうから。← ここ大事です~


もちろん、この時上半身=トルソがでっぷり腰に乗っかっていたらより腰の負担がかかってしまいます。上半身の筋肉も大きな筋肉だからです。


そこでご紹介。


四頭筋を働かせず、股関節をつまらせず、脚を寄せてきて縫工筋をストレッチする方法


 
最初に膝を少しゆるめる
軽く脚をプリエにして(開いて)踵と踵を合わせる
踵と坐骨のラインを一直線にする
ゆっくり息吐きながら、背筋を伸ばす
踵を坐骨に近寄せるように意識しながら脚を寄せてくる



















この時、間違ってもこうしないでくださいね。
足をもって一気に脚を自分にちがづけて、太ももを押して床につけようとする。これは四頭筋を働かせてしまうもったいないやり方なのです。



そして、骨盤のゆがみが気になる方、ターンアウトを改善していきたい方は、一緒に解決してきましょう。そのためのメニューはこちらです
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バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ①   床に横座りする場合、左右で不得意な側がある   

バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ②   イスに座る時、自然に組んでしまう側の脚がある

バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ③   座ですわると、ハムストリングがつっぱってしまう

バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑤ 
 前後スプリッツをした時、左右どちらか苦手な方がある

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バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑦ 仰向けプリエで寝てみると膝の高さに違いがある

バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑧ 仰向けプリエから一番に戻すと、ハムストリングが床につかない(床との間に隙間がある)

バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑨ 一番で立って下を見ると足が見えてしまう