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バレエと骨盤の歪み

⑨ 一番で立って下を見ると足が見えてしまう

バーレッスンでは最初、左手バー1番のプリエから始まりますね。この最初の段階で歪みを引き起こしてしまう危険性があるのです。プレパラシオンした瞬間、一度床を見てみましょう。この時、足部(足関節より先)はどんな風に見えていますか?

A 足はほとんど見えない
B 足のつま先のほんの半分くらい見えている
C 足の半分ちかくが見えている


歪みがなく正しく立てているのは、Aです。
初心者の場合は、Bの状態になっていたら大丈夫。
もし、Cの状態だったら、それは骨盤に歪みがでている証拠。


レッスンでは1番から5番までのポジションをとても厳しく注意されます。これがバレエの基本だからですが、もう一つ、このポジションとプリエにターンアウトを育てていく要素があるからなのです。それなのにターンアウトを育てていくべきレッスンの最初で歪んでいたら、いつまでたっても理想のバレエボディーにはなっていきません。

クラスレッスンでは膝と足の方向を揃えることが求められます。それは股関節からターンアウトするためで、解剖学的にもとても重要なポイントです。3歳~小学生低学年くらいの子供時代は、まず足をまっすぐに揃えるところから始めますが、少しずつ大きくなるとポジションの形がきれいであることが求められていきます。

そうなると1番はそろっているか、4番5番になっているかと足を目で見て確認しようとするのですね。もしくは、5番ポジションに揃えてから脚とお尻をキュッキュッとはめ込んでいくような仕草をしていませんか?けれど、これらの動作は歪みのあるアライメントをつくってしまう原因になるのです。


ポジションを確認する動作が何故捻れの原因になるのか、その理由は『関節』と関わりがあります。

足と膝と付け根の関節がまっすぐだから、アンドゥオールする

ダンスに限らず、スポーツや古典芸能の舞でも股関節の柔軟性は重要です。けれど、クラシックバレエのテクニックでは柔軟性だけが求められるだけではありません。

前述のようなお稽古を続けていても自分では案外気づけていない。バーの初めははまだよくても、プチソーテになるとそのツケがやってきます。歪んだままシャンジュマンをしても足先がブラブラになってちゃんとバットリーにならないのです。

では、ポジションの形が気になるあまり下をみて確認することが、何故軸のズレや歪みをもたらすのでしょうか?
 
 
股関節、膝関節、足関節の3つはバラバラにしない!

腰から下には大きく3つの関節があります。
股関節、膝関節、足関節。一番のポジションをとるとき、足の開きのことばかり考えて目で確認をするとイラストのよ うに軸がずれてしまいます。目線を戻すときに一本のラインに修正されていればいいのですが、そうでないことがとても多い。そしてポジションの度に 下を見て確認をしているとドンドン軸がずれていきます。

また、きっちり5番にしたいために膝と臀部をキュキュキュッとポジションに入れていくのもよく見かけます。これも足、膝下、大腿、腰のカラダの3つのパーツをバラバラにはめ込んだような状態になってしまうので5番になっているようで、カラダの中に一本の軸が通っていないケースが多いです。

足部から頭頂部までラインがまっすぐであり、足部から股関節までが捻れなく一本になって股関節から外旋(アンドゥオール)していくこと。
 
素早いアレグロがキ レイに決まるのも、ぶれない一本の軸があるからこそ。これがバレエのアプロンであり、そこから美しい踊りのラインが生まれていきます。「ポワントで立てな いのです…」という相談をいただきますが、軸がしっかりしているからこそポワントワークが可能なのです。


ポジションの形にばかり気をとられないで、足部で床を踏む感覚がしっかりあるか、中心に軸が集まってくるのを感じられるか、自分のカラダともう一度向き合って見ましょう。


☆ワンポイントアドバイス☆
 
まず腰から下はこの3つのポイントを意識しましょう
◎1番2番…かかと 4番5番… 土踏まず(足の真ん中)
◎膝の外側の骨のでっぱり(腓骨頭)と内側のくぼみ
◎座骨     
 
     
 
 
 
 
 
そして腰から上は
◎後ろ頭 もしくは耳の後ろ
◎肩甲骨
◎仙骨の一番高いところ     
 
 
 
 
 
 

これらを意識してカラダの中心に軸が集まるように意識してみてください。
大切なのは形ではなく、ライン=軸。それがより完成されたアンドゥオールを作っていくポイントです。
 
 
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バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ①   床に横座りする場合、左右で不得意な側がある 


バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ②   イスに座る時、自然に組んでしまう側の脚がある


バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ③  座ですわると、ハムストリングがつっぱってしまう


バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ④  足裏を合わせて脚を自分の方に寄せてくると腰が落ちてしまう


バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑤  前後スプリッツをした時、左右どちらか苦手な方がある


バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑥  片脚の膝を抱えようとすると、付け根がつっぱって胸に近づけられない

バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑦ 仰向けプリエで寝てみると膝の高さに違いがある

 
バレエの骨盤のゆがみチェックリスト解説編 ⑧ 仰向けプリエから一番に戻すと、ハムストリングが床につかない(床との間に隙間がある)