踊り続けたい!をサポートするバレエ・ダンス専門治療院|フロアバレエ指導歴12年目の院長がケガや痛み、苦手解消をサポート|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
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バレエ・ダンス障害 ヘルニアによる腰痛 I

バレエ・ダンス障害、今回はヘルニアによる腰痛です。二回に分けて紹介します。

『腰が痛いと思って念のため検査したら、ヘルニアが見つかったんです』


と来院されたKさん。舞台のリハーサルで随分腰に負担がかかっていたようです。

画像のコピーを見せてもらいましたが、確かに脊柱の隙間は狭いのですが、椎間板の突出した部分が神経を圧迫しているようには見えません。

ヘルニアがあると診断されたL5・S1周辺の圧迫テストでも、下肢の痺れが増すような症状は出てきません。

けれど、腰から下、特に大腿部裏には痺れや痛みがあると言っています。

ヘルニアがありますね。。。と診断された時、大切なポイントがあります。

ヘルニアと言われた時に聞いておきたいポイント

・ヘルニアになっている場所
 例)4番目と5番目の腰椎の間/5番目と仙
   骨の間 等
・どの程度神経を圧迫しているのか?

脊椎の神経が出てくる箇所で圧迫が起きているのが真性のヘルニア。圧迫されている度合いによって症状に差が出ます。

できれば、◯%位の圧迫があるか、具体的な数字が確認できれば、ヘルニアの程度を推測することができます。隙間が狭くなっていても外にはみ出た椎間板が神経圧迫を起こしていないケースもあります。

ですから、どの程度圧迫があるのかを確認することが大切なのです。

ダンサーのヘルニア、原因、治療

厚生労働省が出している『ヘルニアガイドライン』でも、オペが必要になるほどの症状は全体の 20%以下と書かれています。

Kさんの場合、腰椎周辺への圧迫テストよりも、大腿後部への圧迫テストの方に反応がありました。こういうケースでは、ほとんどの場合が、末梢性の座骨神経痛であることが多い。

特に、カラダが柔らかく、床に寝た状態で脚を伸ばすと耳まで届くほどの柔軟性があるダンサーの場合は、坐骨神経が走る範囲だけを診ているとバレエ治療としては足りません。

ヘルニアによる腰痛の治療ポイントとは

神経の圧迫がある部位を特定し、そこの筋緊張を取り除くことが一番重要のポイント。

加えて、大切なのが

踊る際に負担がかかりやすい骨盤周囲筋を緩めターンアウトしやすいように整えていくことです。

彼女のケースでは、踊りを続けながらバレエ鍼灸を10回、途中、リハビリでターンアウトアップを2回受け、症状がなくなってレッスンやリハーサルをしても痺れや痛みが出なくなったところで治療は終了しました。

バレエ、ダンスでは後ろに深くそったり、後ろ脚を高くあげたりするため、腰を痛めるケースが多々あります。

『腰だけで反らないで』と言うよく聞く注意の意味は腰の筋肉だけで背中を反らす癖をつけるとゆくゆく、腰を痛める可能性が高く、やがて、ヘルニアになる危険性もあるから、です。

一番は、腰だけに負担がかからない使い方を身につけることですが、実際に腰が痛いときにはどう対処すればいいのでしょうか?

続)バレエ・ダンス障害 ヘルニアによる腰痛 Ⅱ

ヘルニアの真実 椎間板突出について


著者:バレエ治療院あんじゅ院長市川淑宥子(ようこ)
【バレエ・ダンス専門の臨床歴:踊る・診る・教えるの3つの柱】

  • バレエ歴:25年(ダンス総合歴33年・今も踊り続ける治療家としての身体感覚)
  • 治療歴 :19年(バレエ・ダンス専門治療院あんじゅ院長・腰椎滑り症の診断をきっかけに治療の道へ・2008年バレエ鍼灸を創始)
  • 指導歴 :13年(運動療法の必要性を感じBarre au Sol バー・アスティエの資格取得2013年)
  • 著書  :骨盤が立てばあなたの開脚は変わる(2021年出版)
  • 役職  :一般社団法人日本バレエワークアウト協会理事

【専門領域】
筋肉中心の解剖学では解釈しきれないアンシェヌマンやステップを踊りやすくさせるアプローチが持ち味。(内部感覚+文化背景とBarre au Solのペタゴジーが土台です) プロの極限まで使われたカラダ、ジュニアの成長期による変化からくるやりにくさ、大人の女性が気づきにくいカラダの変化によるやりにくさを診てきました。

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