【骨で踊ろう】のコーナーです。
12月のバー・アスティエクラスでのこと。床に寝てのピエ・ダン・ラ・マン=リンバリングをしていた時、「かた…い、、、硬くなっちゃった」と言い出したのが、ジュニアで参加しているKちゃん。12歳ですよ!!!
周りの大人は苦笑するしかないですよね。「前と比べて脚が伸びなくなった。。。」というので、「一体いつと比べてるの?」と聞いたのです。
彼女の答えは、「え〜何時かな、、、3年生の時と比べると、全然硬くなってます」
なんと!!!
たった3年前です、それも10代のジュニアが!
彼女がストレッチをサボっていたなら、多少硬くなっていても分からなくはないですが、わざわざ日曜日にあんじゅのクラスを受けにくるくらいなので、サボりまくるタイプではないと考えられますよね。しかも、お稽古では必ずストレッチはやるのですから。
なら何故?
実は、特にジュニアの場合、ストレッチし続けてきて硬くなってきてるのは、そのストレッチが筋トレになっている可能性が高いというのことなのです。
ジュニアの来院で少なくない理由に、カラダが硬くてカエルができない、前屈できないがあるんですが、ストレッチを家でもずっと頑張っているのに…な時は、そのストレッチが筋トレになってる可能性が大なんです。
本来、成長期なのだから、成人と比べて筋肉も靭帯も柔らかいはずですよね。なら、何故硬くなってしまうのでしょうか?
これは筋肉のパラドックス、伸ばされた後筋肉は、戻ろうとするからなんです。
バー・アスティエには幾つかのピエ・ダン・ラ・マン=リンバリング、があるのですが、骨で抜く感覚でやると、思った以上に脚が軽くなり、結果上がるようになるのです。
そう、【骨で踊る】んです。
この骨で踊る感覚を体験してみませんか?
【院長プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
○毎月一回フロアバレエクラス開催中
カラダが引き上がって脚が軽くなっていきます。一緒に踊ってみましょう~
○トレーニングメニュー【ターンアウトアップ】と【バレエの解剖学】から開脚の本ができました。
『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
○踊りやすい、動きやすいカラダについて解剖学の外部講師活動もおこなっています。(活動レポート)