本日はありがとうございました!
お話を聞いていて、舞台に立つという仕事を務める覚悟、レッスンを受ける姿勢など、気付かされました。
バレエの解剖学もとても勉強になりました!しっかり立てるようにします!
また、四六時中胸を引き上げて過ごします!素晴らしい施術をありがとうございました!また、よろしくお願いします。
今年もやってきました、この季節。来月末に、東大合格よりも難しいと言われる、宝塚音楽学校の試験が始まります。
毎年何人かが、ケアやトレーニングで来院しますし、ジェンヌさんが来ることもあります。前回は700人ほどが受験したと言う超難関のオーディションです。
宝塚音楽高校を受験する生徒さんには、中学から、高校からバレエ・ダンス・声楽のレッスンを受け始める人もいます。
幼少からバレエを習っている生徒さんも勿論いるけれど、宝塚の舞台を観て、衝撃を受けて「此処に立ちたい!」と受験準備をする生徒も少なくないのです。
これまで、ダンスを踊ったことがないタイプで苦労するのが、やはりバレエのレッスンです。
ジャスダンスは、動きのセンスがあるとこなせるケースはありますが、バレエはカラダの使い方だけでなく、今までやったことのない動きやポーズばかり。
パの名前も沢山ある上に、脚は高く上げたい(あげて、とも言われますからね)
そんなこんなで、カラダがガチガチになってしまいやすいんです。
バレエ治療院として診てきて、2000年以降生まれはそれ以前の世代より、骨格的にはターンアウトしやすい特徴があります。
やはり、生活環境の変化は子供達のカラダに大きな影響を与えているからです。
けれど、ターンアウトは股関節だけで作れるものではありません。
開こうとして膝や足首、つま先に力が入り過ぎていると、逆にせっかく開くカラダを持っていても、それが活かせません。
活かせない要因になる一番は、【つま先を伸ばす】バレエ特有の足さばき。
このコラムでも何度も、いろんな角度から取り上げています。
つま先を伸ばしたいのに、趾【あしゆび】に力が入ってしまう、これが一番厄介な状態
開くのとは反対の方向に向かってしまう原因です。
特に、遅れてレッスンを始めた生徒さんは、早く上手くなりたい、追いつきたいと思うあまり、カラダに負担をかけてしまいやすい。
うんうん、分かるんです、その気持ちが。と言うのも、私もバレエやに声楽を始めたきっかけが、あの宝塚の舞台に立ちたいと思ったからなんですσ^_^;
なので、「つま先!」と言われて、つま先を伸ばそうとするあまり、気がついたらふくらはぎがパンパン、すねの前がガチガチ、膝上が固まっている、、、
の状態がすごく身に染みて分かるのです。
そんな、私からのアドバイス。
脚をモミモミしてもガチガチが取れない時は、足の趾(指)を解しましょう。
筋肉は揉みすぎると、逆に筋肉の線維に負担がかかってしまいます。やるなら、オイルを使ってみましょう。
※参考 バレエ・ダンスのためのセルフケア
そして、マッサージしても、整体してもとれないコリやガチガチは、バレエ鍼灸が役に立ちます。
ちょうど、クライアントさんである元ジェンヌさんからご紹介があり、来院したIさんも、今紹介した状態になっていました。
腰から下、骨盤も含めて、しっかり施術した後、足裏の使い方、趾(あしゆび)の解し方と重心の調整まで伝えると、猫背気味の姿勢がスッと伸びて、受験生らしい歩きが戻ってきました。
これから、3月下旬まで追い込みで忙しいけれど、ガチガチなカラダは一度先に緩めた方が、追い込みのレッスンも効果が高くなりますよ。
そして、効果的に筋肉をトレーニングできるのが、こちらで紹介しているエクササイズです。開脚しやすいと言うことは、骨盤が立っていると言うこと。それは=ターンアウトしやすいと言うことです(^_^)
思いっきり力を出すために、カラダの準備サポートしています。
【院長プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
○毎月一回フロアバレエクラス開催中
カラダが引き上がって脚が軽くなっていきます。一緒に踊ってみましょう~
○トレーニングメニュー【ターンアウトアップ】と【バレエの解剖学】から開脚の本ができました。
『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
○踊りやすい、動きやすいカラダについて解剖学の外部講師活動もおこなっています。(活動レポート)