本日3日はグレーの曇り空でしたが、アスティエクラスの日でした。
今日は、中学生・高校生のジュニアが3人参加していたこともあり、カラダを立体的に使って踊るエクササイズを組んでみました。
バー・アスティエでもバレエでも、ダンスはどうしても脚を開かなくてはいけないと思い込み過ぎていると逆に開くというよりも平面的なカラダになってしまいます。
バレエのアラベスクも同じです。脚だけで後ろに高く上げたいと頑張りすぎると、あの【アラベゴン】になってしまう。。。やりたいのはアラベスクなのに、カラダが開いて平面的になってしまいますよね。これと同じことがバー・アスティエでも言えるのです。
ではどうするか?
バー・アスティエには床に座ってのフェッテアラベスク、床に寝た状態でのフェッテアラベスクがあります。そのエクササイズで、平面的になるパターンと立体的に見えるパターンを見せ、解剖学的に分解・解説、一人ひとりのラインを直す、という手順でじっくり取り組みました。
ポイントは
上半身のスクエアをしっかりキープシておくこと
足趾(あしゆび)と足首のちからを抜くこと
です。
(写真は2015年6月の芸術家のくすり箱イベントでおこなったフロアバレエと解剖学ワークショプです)
上半身のエクササイズは、前半の椅子のパートでたっぷり動かします。すると、腰が上がりやすくなるので、脚も動きやすくなるんですね。これは、バレエでも同じなのです。
さて、今年最後のアスティエクラスは来月12月1日日曜日です。
ピンときた方、ぜひご参加ください。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、新宿で月1回開催しているフロアバレエクラスの内容と効果を紹介します。