『脚のラインが全然違う〜』M.Mさん
膝と股関節の治療から、パーソナルセッションに移られたMさま。カーニバルでご活躍のダンサーさんです。サンバダンサーさんの密かな悩みは、トレーナーだそうです。サンバがわかるトレーナーを探すのは難しそうです。
そうですね。
今回は三回目のパーソナルセッションでしたが、前回の復習でカラダのゆがみを拝見。でもさすが、とっても直ってきてるんですよ〜こうなると、その次の展開が楽しみ〜
基本エクササイズをしながら、Mさまの脚の動かし方の特徴をみて、動かす角度を微調整させていただきました。本日は、一人でも骨盤コントロールができるようにと股関節を緩めるエクササイズも足してのエクササイズ。最初はイメージ通りいかなかったりするのはよくあることなんですが、その理由は●●だから、なんです。
●● の答えは
【場所がはっきり分かっていない】です。
曖昧にならないように、場所をしっかり確認しながら、エクササイズをやっていくと、脚がどんどんストレートに伸びていきました〜
で、本日はブラジル行きを前に、サンバステップに役立つ内容もプラス。ステップを踏む時の膝の角度を微調整してやってみてもらいました。
すると、腰のフリが劇的に(イエ、ほんとにびっくりするほど瞬間的劇的に)、女性のサンバダンサーに求められる滑らかで八の字を描くラインに変わったんです。
もう、ご本人びっくりな声が上に載せている声なんですが、実際セラピストの私もこの変化にはびっくり。やっぱりダンスの基本は骨盤コントロールにあるなあ、と思いました。
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、バレエ・ダンスの柔軟性向上を目的とした安全なストレッチ法やトレーニング法を、約20年になるバレエ・ダンス専門治療院の視点から紹介します。