バレエ・ダンスの治療院をお探しなら新宿、代々木から徒歩8分。アキレス腱痛.捻挫,三角骨,膝痛,股関節痛の治療から骨盤・脊柱のゆがみ、O脚矯正。ターンアウト、甲出し、開脚の改善もサポート|ダンサーからジュニア、大人リーナも来院
バレエ治療院あんじゅ
090-9362-0080
休診:金・日・祝

ダンサーの側湾 III

他にある後天的な側湾とは

それは成長過程で発生するものです。

先天的なものとの違いは、元々側湾がなかったという点です。

しかし、カラダの使い方が間違っていると、その結果歪みが定着しまい、側湾を作ってしまう、これがオーバーユースによる側湾です。

10代のバレエジュニアの場合、アラベスクで上げやすい脚の方ばかり練習したり、スプリッツで苦手な方はあまりやらないということが診られます。

上げやすい右軸のアラベスクばかりやっていた結果、二十歳過ぎて気がついたら、側湾になっていて、腰に強いツッパリがいつもあるということが実際に起きるのです。

ダンサーの側弯、バレエ治療院あんじゅ

この件については、別のコラムでもう少し書いて行こうと思います。

また、滑り症やヘルニアから脊柱の並びがずれてしまって結果、一箇所だけ側湾になっているケースもあります。

通常の側湾は横にもS字ができるのですが、このような場合では湾曲しているのは一箇所だけ。このようなケースでも脊柱起立筋の筋バランスを整えることがポイントです。

両方とも、先天的な側湾同様、背中のカーブが治るケースは少ないです。

というのも、カラダの使い方のクセは簡単に治らないからです。

そのため、踊るたびに腰に違和感や痛みを感じる場合は、定期的なメンテナンスをしばらく続け、脊柱起立筋のバランスを整えることがポイントです。

更に、このようなケースでは、脊柱のコントロールを身につけることが重要になります。

これまで診てきた側湾症ですが、先天性のものと一過性のものを除き、使い方で側湾を作らないようにすること、これが大切。

特に成長期にあるバレエジュニアは、高く脚をあげたいと上げることばかりに目が行きがちですが、キチンとした姿勢をつくることで結果脚は上がっていきます。脚を上げることだけを考えて背中に必要のないカーブをつくらない、これも重要です。

>>>ダンサーの側弯 Ⅰ

>>>ダンサーの側弯 Ⅱ

バレエ・ダンスのケガの治療、バレエ鍼灸、バレエ治療院あんじゅ

>>>電話:090-9362-0080