『先日、始めてバレエ整体で伺わせていただきましたTと申します。素晴らしい施術に感激いたしました。
感謝いたします。是非、次はターンアップで伺わせていただきたいと思います。』T・Yさまのお母
一生懸命レッスンしてきたのに上手く行かないことがある、このような場合、その原因は、カラダの歪みだったりします。
例えば、右脚は上がるのに、左脚はあがりづらい、 左パッセは立っていられるのに、右パッセは保たない、など左右差があるケース。
特に、成長期でカラダ自体は柔らかいジュニアの場合、無理な力の入れ方が姿勢や骨格の変調や変化につながったりすることもあるので、注意が必要です。
長座前屈で背中を少し丸めた時、左右の筋肉に差がでている時には、なるべく早い段階で修正することが大切です。
バレエ整体では、色々なケースに対応しています。
・股関節の動きに左右差が出ている--骨盤周囲筋だけでなく肩関節の動きも調整
・左右差が深層筋のコリの場合--バレエ鍼灸に変更して調整
・柔軟性は充分にあるけれどコントロールが足りない場合--トレーニングメニューに変更
今回のケースでは、10代の柔軟性のあるカラダであることから、整体からトレーニングメニュー【ターンアウトアップ】で左右差をコントロールしていくことになりました。
バレエのステップができない、だけでなく、左右差が気になる場合は、その原因をしっかり見つけて修正していくことで、ジュニアであれば骨格に歪みを作らずに踊っていくこともできます。
>>>電話:090-9362-0080
【著者プロフィール】
市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師
2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、「バレエ鍼灸」と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、施術・ターンアウト改善、開脚改善などを展開。
著書:『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラス:新宿にて月1回開催中
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▶ Instagram:ballet.ange
本記事では、コンクール成績アップ、留学を希望するジュニアのターンアウト改善を指導してきた筆者が、ターンアウトしにくい原因とその解決法を紹介します。