踊り続けたい!をサポートする治療院|フロアバレエ指導歴9年の院長がケガや痛み苦手を解消していきます|東京・代々木・バレエ治療院あんじゅ
バレエ治療院あんじゅ
090-9362-0080
休診:金・日・祝

膝蓋骨が緩いタイプとは?膝の動きをご紹介

膝に痛みを抱えるダンサーの中に、膝のお皿=膝蓋骨がゆるい人が少なからずいます。

膝がゆるいとは、どういうことかというと、自分の膝のお皿を軽く左右からつまんでから、内側や外側に動かしてみると判ります。

大概の人は、外へも内へもさほど動かないのですが、ゆるいタイプの方は、膝蓋骨をつまんで動かすとグニュっと移動するのです。

もちろんリラックスした状態でやるからこそなのですが、膝蓋骨がゆるいと、立っていても踊っていても負荷がかかりやすいという危険性が潜んでいるのです。

このような膝の動きがある人は膝痛に注意

緩い膝、膝痛の治療、バレエ治療院あんじゅ
クリックすると動画に飛びます

特にカラダが柔らかいタイプの人は膝がゆるみやすい傾向にあります

他、ホルモンのバランスの影響を受けやすいタイプの人が、生理周期によって膝がゆるみやすかったりします。

膝関節は、曲げたり伸ばしたりが多い関節なので、この膝蓋骨が衝撃から守ってくれている訳です。この骨が動きやすいということは、つまり、膝関節周囲への負担が大きくなりやすいということを意味します。

この膝がゆるいタイプに加え、X脚が合わさると、更に膝関節への負担は増してしまいやすい。

バレエやダンスでは柔らかいプリエが重要と言われますが、大切なのはプリエの後、しっかり膝が伸びること。

きっちり膝が伸びた脚では、膝下と膝上、つまり膝下と太ももが一本になるので(この時膝蓋骨は上に上がっています)アンドゥオールもしやすく、ジャンプの着地の負担も吸収してくれます。

けれど、膝がゆるいタイプは、膝蓋骨がきっちりあがりきらなくなり、その負荷がダイレクトに膝関節周囲に及びやすいのです。

気がつかないうちに膝が重くなって腫れてくる場合は、まず第一に炎症を取り除くことが最優先です。

炎症を抑えると同時に大切なのが、周辺筋肉の硬さを緩めること。

炎症がある部分の組織を守ろうと硬くなっている筋肉では膝蓋骨は上がりきれないのです。

他に、レッスンだけでなく日常生活でも気をつけたこと、それが膝押し。

立位の体重をにがすためツイツイ膝押し立ちをしやすいのですが、膝に炎症がある時はなおさら注意が必要です。

レッスンでは気をつけても、日常生活では意識が抜けやすくなります。

膝がゆるいタイプだと気付いた方は、日頃の姿勢チェックも大切です。

膝周りがゆるくて、プリエをすると痛い場合の治療についてはこちらから>>>

膝がゆるいタイプの方に起こりやすい半月板損傷についてはこちらから>>>

プリエやジャンプの着地で膝が痛い時の治療バレエ鍼灸についてはこちらからどうぞ⬇️

バレエ・ダンスのケガの治療、バレエ鍼灸、バレエ治療院あんじゅ


【著者プロフィール】

市川淑宥子(ようこ)
バレエ治療院あんじゅ院長
日本バレエワークアウト協会理事
芸術家のくすり箱プロフェッショナル会員

鍼灸師/フロアバレエ・バー・アスティエ講師/チェアバレエエクササイズ講師

2008年、当時はなかったバレエ・ダンスのための鍼灸治療をスタートさせ、バレエ鍼灸と名付ける。現在も踊りを続ける治療家として、またフロアバレエクラスの講師として、施術・ターンアウト、開脚改善などを展開。

○著書 『骨盤が立てばあなたの開脚は変わる』
フロアバレエクラスは新宿にて月一回開催 
インスタグラム ballet.ange  

バレエ治療院あんじゅプロフィール